+メッセージのiOS向けアプリがリリース!SoftBankではAndroid向けも専用アプリに変更へ

NTTドコモおよびKDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクは21日、携帯電話番号だけでメッセージがやり取りできるSMS(ショートメッセージサービス)の機能を進化させた「RCS」に準拠する新サービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」をiPhoneおよびiPad向けに提供開始したとお知らせしています。

iPhoneおよびiPadではアプリ配信マーケット「App Store」にて専用アプリ「+メッセージ」をダウンロード・インストールして使います。対応OSはiOS 9.0以降。すでにAndroidでは5月10日より提供開始されていましたが、ようやくiOS向けアプリもリリースされました。

利用料は無料で、別途、パケット通信料がかかりますが、パケット定額オプションに加入していればその中でパケットが消費される形になります。申込は不要ですが、利用開始時に認証および規約への同意が必要となっています。Y!mobileや仮想移動体通信事業者(MVNO)では現時点では利用できません。

なお、ソフトバンクではAndroid向けについても「SoftBankメール」アプリのアップデートで提供開始したものの、誤ってメールを消してしまう人が続出したため、アップデートを一時停止していますが、同社ではSoftBankメールアプリと別に+メッセージアプリを提供することにしたと発表しています。配信再開時期についてはあらためて案内するとのこと。

02 03
iOS向け+メッセージアプリの初期設定

+メッセージは携帯電話業界団体のGSMAが策定したメッセージサービス規格のRCSに準拠したユーザー登録などをせずに電話番号だけでコミュニケーションができる新しいサービスです。詳細は以下の記事をご覧ください。

NTTドコモとau、SoftBankにてSMSを拡張したRCS準拠のスマホなど向けコミュニケーションサービス「+メッセージ」が5月9日に提供開始!まずはAndroidで利用でき、iPhoneなども対応予定 - S-MAX
+メッセージはLINEの対抗なのか?NTTドコモ・au・SoftBankによる共同会見からコミュニケーションツールの世代交代と今後の展開を考える【レポート】 - S-MAX
NTTドコモとau、SoftBankでRCS準拠のスマホなど向けコミュニケーションサービス「+メッセージ」が提供開始!SoftBankでは誤って既存のメールを消してしまうなどの問題で一時配信停止も - S-MAX

04 05
連絡先と通知の許可が求められるほか、初期認証で一度無線LAN(Wi-Fi)をオフにして各携帯電話回線で通信する必要がある

RCSはGoogleも推進するグローバルスタンダードとなっており、現時点では海外との送受信はできませんが、NTTドコモとau、SoftBankがそれぞれ海外の携帯電話会社と相互接続すれば送受信も可能となります。ただし、現時点では各社ともに海外との送受信については未定としています。

今回、そんな+メッセージがiPhoneやiPadでも利用可能となりました。なお、各社では新たにiPhoneやiPadを購入した場合にホーム画面に「+メッセージ」のショートカットが追加され、タップすると+メッセージアプリのダウンロード・インストールができるようになっているとのこと。

06 07

08 09


記事執筆:memn0ck


[Image] QRコードアプリ名:+メッセージ(プラスメッセージ)
価格:無料
カテゴリ:ソーシャルネットワーキング
開発者:NTT DOCOMO,KDDI,SoftBank
バージョン:1.1.21
互換性:iOS 9.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id1358576433?mt=8

btn_itunes




■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
+メッセージ 関連記事一覧 - S-MAX
「+メッセージ(プラスメッセージ)」のiPhone・iPad向けアプリの提供開始について | スマートフォン・携帯電話 | au
「+メッセージ」のiPhone・iPad向けアプリの提供開始およびAndroid™ 搭載機種向けアプリ提供方針のご案内 | 個人のお客さまへのお知らせ | お知らせ | モバイル | ソフトバンク
+メッセージ(プラスメッセージ) | サービス・機能 | NTTドコモ