ソニーのAIコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」がまたまた機能強化!

ソニーモバイルコミュニケーションズは1日、昨年11月18日に発売のAI(人工知能)を活用したコミュニケーションロボット「Xperia Hello!(型番:G1209)」の機能アップデートを行うソフトウェア更新を提供開始したと発表した。

Xperia Hello!は、大人が片手で持てる程度の大きさのコミュニケーションロボットで、音声のほかにも、しぐさや表情で会話をすることができる。本体上部にはカメラを備え、本体前面にはディスプレイを搭載し、さまざまな情報を表示する。本体下部に搭載された7チャンネルのマルチマイクによって、呼びかけた相手の方向を認識する。

オープン価格だが、公式Webストア「ソニーストア」における販売価格は149,880円(税別)となっている。

今年4月には、3つの新機能を追加したが、今回のアップデートでは、5つの新機能が追加される。

・「セコム・ホームセキュリティ」との連携
今回のアップデートで目玉といえる機能。セコムが展開するセキュリティサービス「セコム・ホームセキュリティ」とXperia Hello!の連携だ。

Xperia Hello!に話しかけることで、セキュリティ警戒や解除操作ができるほか、Xperia Hello!を介してセキュリティ移行の操作がされたことを、LINEで通知することもできる。

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セコムを設定しているところ
Xperia Hello!のディスプレイにはセコムの状態が表示される

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セコムの設定や解除をした際にはLINEで通知

「ねえハロー、セコム見せて」などと話しかけると、現在のセキュリティモードの状態をディスプレイに表示。さらに、帰宅後や就寝前に在宅中の警戒(セキュリティの設定)をしていない場合、Xperia Hello!が家族を見つけて、能動的にセキュリティの警戒操作を促すようになっている。

Xperia Hello!における「写真撮影」「生活履歴確認」といった日常的に緩やかに見守る機能が、セコムの安否見守りサービスと連携することで、より安心・安全なホームセキュリティを目指していくとう。


・呼びかけの言葉なしで発話を開始
前回のアップデートでは、呼びかけの言葉の変更機能が追加されたが、今回のアップデートでは、Xperia Hello!を近くでじーっと見つめるだけで、対話を開始できる。


・Xperia Hello!から話しかける
Xperia Hello!が、ユーザーを見かけると「○○さん、今日はぼくのお誕生日だよ!」など、様々なことを話しかけてくれる。


・Google検索連携機能
Xperia Hello!に「ソニーの株価は?」などと話しかけると、ディスプレイにGoogle検索の検索結果を表示してくれる。

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Google検索の画面を表示


■ユーザを見た時間を教えてくれる
Xperia Hello!に「おじいちゃんを見なかった?」「家族の様子を教えて」などと声をかけると、Xperia Hello!が家族を最後に見た時間を伝えてくれる。


今回のアップデートによる追加機能は、Xperia Hello!の頭部に搭載するカメラを活用したものが多いが、その背景には基本性能の向上として、顔認識精度が改善されている点があげられる。





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