docomoスマホ「LG style2 L-01L」をタッチ&トライ! |
既報通り、NTTドコモが今年5月に発表した「2019年夏モデル」のうちの7月に発売を予定しているコストパフォーマンスの高いスマートフォン(スマホ)「LG style2 L-01L」(LGエレクトロニクス製)の事前予約受付が6月28日(金)より実施されます。
予約はドコモショップおよび量販店などのドコモ取扱店では6月28日の開店以降、公式Webストア「ドコモオンラインショップ」では6月28日10時より開始されます。価格(税込)は38,880円(分割1,080円/月×36回)で、スマホおかえしプログラムは対象外。
ワンセグやおサイフケータイ機能に対応し、防水・防塵・高耐久性も備えつつ、前機種となる「LG style L-03K」(以下、L-03K)よりも大きなディスプレイと大容量バッテリーを搭載し、さらなる使いやすさを低価格で実現した高コストパフォーマンスモデルとなっています。
今回は5月に行われたNTTドコモの「2019夏 新サービス・新商品発表会」の会場に併設されたタッチ&トライコーナーで触れた実機を、写真や動画とともにご紹介します。
■きらびやかなスタンダードスマホ
本機を見て最初に気がつくのは、強く輝く筐体カラーでしょう。ゴールドモデルには細かなドットパターンが施され、さらにその上からクリア塗装が行われているため、鏡面仕上げのような強い光沢感は残しつつも自分の姿や周囲が写り込まず、直接的な光の反射なども抑えた仕上げになっています。
ブラックモデルはドットパターンなどもなく、一般的なグロス仕上げのデザインとなっています。こちらは完全な黒ではなく、非常に深いネイビーブルーの落ち着いた色味です。
ディスプレイには、アスペクト比9:18となる約6.0インチのフルHD+(1080×2160ドット)のTFT液晶を採用しました。
前機種であるL-03Kではアスペクト比は同じ9:18で画面表示領域もフルHD+と同じでしたが、画面サイズが約5.5インチだったことから純粋に画面サイズのみ大型化させた形です。
画面の大型化により筐体サイズも大きくなっており、L-03Kが高さ144mm×横幅69mm×厚さ8.7mmであったのに対し、本機は高さ158mm×横幅76mm×厚さ8.5mmとなっています。
厚さこそ若干薄くなりましたが、横幅76mmは片手で持つと若干大きさを感じるため、前機種のコンパクトさを気に入っていた人には評価が分かれるところかも知れません。
また重量もL-03Kの約146gという圧倒的な軽さから約182gという一般的な大型スマホクラスへと増量された点にも、前機種との方向性の違いを感じさせます。
■必要十分な性能と安心の大容量バッテリー
なんと言っても本機の最大の特徴は大容量バッテリーとロングライフ設計です。
SoC(チップセット)に消費電力の低いQualcomm製「Snapdragon450」(1.8GHz/オクタコア)を採用し、3,900mAhの大容量バッテリーを搭載したことで、実際の利用状況を想定したバッテリー駆動時間計測で最大5日間の連続駆動を実現しています。
処理の重いゲームなどを遊ぶには若干非力さの否めない本機ですが、ウェブサイトの閲覧やSNS利用、動画鑑賞、カメラ撮影など、一般的によく利用する用途において不満が出る性能ではありません。
普段ゲームなどはあまり遊ばず、SNSの利用や動画視聴が多いという方には、大きな画面とともにバッテリー残量を気にすることなく便利に使える端末ではないでしょうか。
ロングライフ設計や約6.0インチの大画面ディスプレイなどについては、以下の動画からもご覧いただけます。
S-MAX:「LG style2 L-01L」タッチ&トライ
動画リンク:https://youtu.be/zA8snKYB5fk
■余裕のあるメモリー容量とデュアルカメラも大きな魅力
内蔵メモリー(RAM)は4GB、内蔵ストレージ(ROM)は64GBと、こちらはミッドレンジクラスのスマホでも採用されるような十分な容量を確保しています。
また外部ストレージとしても512GBまでのmicroSDXCカードを利用できるため、たくさんのアプリを入れたり動画撮影などを多用しても安心です。
もう1つ本機で面白い特徴が、音声検索などを行うGoogleアシスタントを呼び出せる「AIキー」の搭載です。
通常であればスマホへ向かって「OK, Google」と話しかけるか、ホームキーを長押しすることで呼び出すことの出来るGoogleアシスタントですが、専用の物理キーを搭載することで、Googleアシスタントの利用に慣れていない方でも手軽に使えるように工夫したものです。
背面には指紋認証センサーとカメラを搭載。背面のアウトカメラはデュアルカメラとなっており、標準カメラが約1620万画素/F2.2、広角カメラが約1310万画素/F1.9となっています。L-03Kのアウトカメラは単眼だったことから、大きな進化ポイントとなっています。
インカメラは約810万画素/F1.9となっています。
■ライトユースに合わせた使いやすい一台
本体性能では防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)に加え、米国国防総省が制定するMIL規格(MIL-STD-810G)14項目をクリアする高い耐久性能を実現。普段使いでよくある落下などでも壊れにくい安心設計です。
このほか、YouTube動画などのデジタル音源にある歪みを補正し聴きやすい音質へ調節する「Hi-Fi Quad DAC」を採用するなど、安価な端末では削られがちな動画視聴や音楽聴取に特化した性能も高く評価できます。
またおサイフケータイやワンセグといった日常利用で便利な機能も余さず搭載している点も、本機の購買層に適した機能選択です。
NTTドコモの2019年夏モデルは、通信料金と端末代金の完全分離が行われてから初の販売となり、本体価格の上昇や割引率の低下などが懸念されるところですが、ギリギリまで価格を抑えつつも流行りの縦長大画面と大容量バッテリーを備えた本機は、多くの人に訴求できる良端末ではないでしょうか。
記事執筆:秋吉 健
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