未発表のSoftBank向けスマホ「901ZT」がFCC通過!

米連邦通信委員会(FCC)は30日(現地時間)、未発表のZTE製スマートフォン(スマホ)「901ZT」が認証を取得したことを公開しています。FCC IDは「SRQ-901ZT」で、ラベル表示や外観、ユーザーマニュアルなどが公開されており、携帯電話サービス「SoftBank」向け製品であることがわかります。

901ZTはすでに紹介しているように工事設計認証(いわゆる「技適」)を6月21日付(認証番号:022-190181)、Bluetooth認証を8月6日付(QDID: 136901)で取得しており、無線LAN(Wi-Fi)の対応周波数帯などからエントリー向けだと予想されていますが、FCCの情報から背面にデュアルカメラや指紋センサーを搭載していることが明らかになりました。

ソフトバンクではこれまで2017年にSoftBankのプリペイドサービス「シンプルスタイル」など向けエントリースマホ「Libero 2 602ZT」(ZTE製)を発売しており、恐らく901ZTも同様に低価格モデルとして今秋以降に投入されると見られますが、現時点で「Libero 3」のようなペットネームになるのかは不明です。

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901ZTは本体カラーに少なくともホワイトがある模様

901ZTは販売元がソフトバンクのみとなっていることからSoftBankから発売されるエントリースマホで、デュアルカメラや指紋センサー、3200mAhバッテリー、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、IEEE802.11b/g/n(2.4GHz)準拠のWi-Fi、Bluetooth 4.2などを搭載しています。

また工事設計認証から電波法における認証番号(R)はわかっていましたが、ラベル表示から電気通信事業法の認証番号(T)が「ADF190073020」であることが判明し、高音質通話サービス「VoLTE」もサポートしていることが明らかとなっています。

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外観からサイズはおおよそ約155×71×9mmと見られ、ディスプレイはアスペクト比9:18の縦長な約5.8インチになりそうです。本体右側面に音量上下キーと電源キー、本体左側面にmicroSDXCカードおよびnanoSIMカードのスロットが配置されています。スロットはSIMピンで引き出すタイプ。

またチップセット(SoC)はQualcomm製「Snapdragon 450(SDM450)」になるようで、OSはAndroid 9(開発コード名:Pie)を搭載しています。その他、近接センサーや光センサーも搭載。なお、工事設計認証では携帯電話ネットワークにおける4GのFDD-LTE方式でBand 1および3、8、28、TD-LTE(AXGP)方式でBand 41、3GのW-CDMA方式でBand 1および8の認証を取得しています。

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記事執筆:memn0ck


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