QWERTYキーボード搭載のSIMフリースマホ「Unihertz Titan」がAndroid 10に!

Unihertz(ユニハーツ)は12日(現地時間)、昨年1月より販売しているQWERTYキーボードを搭載したAndroidスマートフォン(スマホ)「Unihertz Titan」に対してより新しいプラットフォーム「Android 10」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始したとお知らせしています。

ただし、同社ではこれまでにAndroid 10の先行ベータ版を提供し、ベータ版に参加した人の助けを借りてテストを行い、フィードバックで得られた問題のほとんどを修正したとのことですが、現在調査中のいくつかの不確実な問題がまだ存在しているため、現時点ではすべての製品にソフトウェア更新を通知しないことにしたとのこと。

一方で問題があることを承知ですぐに試したい場合には2つの方法があり、1つは製品の2つの端末製造番号(IMEI)とビルド番号(「設定」→「システム」→「端末情報」にて確認)を同社宛( service@unihertz.com )にメールするとソフトウェア更新を通知してくれ、ネットワーク経由(OTA)で更新できるようになります。

またもう1つはOTAの更新ファイル( https://drive.google.com/drive/folders/1YgwDZoVZfNuKmdVuQIfRLA0hrYj0ndgS )を直接ダウンロードし、手動で更新することも可能だとのこと。なお、英語ですが、更新方法の説明も用意されています。その他、同社では更新に際する注意点として更新の前に重要なデータはバックアップしておくこと、更新後にシステムが再構築するのに数時間から1日ほどかかることなどを挙げてします。

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Unihertz Titanは「BlackBerry」シリーズのような前面にQWERTY配列のハードウェアキーボードを搭載したタフネス&スタミナスマホです。また同社の第2弾スマホ「Unihertz Atom」と同様に防水・防塵(IP67準拠)や耐衝撃にも対応するほか、大容量6000mAhバッテリーを搭載することでプロフェッショナルに働く人やアウトドア愛好家、そしてキーボード好きのための製品となっています。

外観はアウトドアを意識しているからかBlackBerryシリーズと比べると少し無骨ながらカメラレンズ部分や側面フレームなどにシルバーのパーツが配置されており、画面を覆う強化ガラスは「Coning Gorilla Glass」を採用。画面は約4.6インチ1430×1438ドットIPS液晶で、サイズは約153.6×92.5×16.65mm、質量は約303g、本体カラーはブラックの1色のみ。

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主な仕様は2GHzオクタコアCPUおよび6GB LPDDR4内蔵メモリー(RAM)、128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、約1600万画素CMOSリアカメラ、約800万画素CMOSフロントカメラ、USB Type-C端子(OTG対応)、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1、NFC Type A/B、FMラジオなど。

電池持ちは通常利用で最大7日間(168時間)使え、インターネット利用なら最大25時間、ビデオ再生(ワイヤレス)なら最大25時間、オーディオ再生(ワイヤレス)なら最大110時間となっており、連続通話時間は最大42時間とのこと。さらにワイヤレス充電にも対応。位置情報取得はA-GPSおよびGLONASS、BDSに対応し、センサーは加速度およびジャイロ、近接、環境光、指紋(本体前面)、電子コンパスを搭載。

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携帯電話ネットワークは4GのFDD-LTE方式およびTD-LTE方式がBand 1および2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、20、25、26、8A、28B、34、38、39、40、41、66、3GのW-CDMA方式がBand 1および2、4、5、6、8、19、CDMA2000方式がBC0およびBC1、TD-SCDMA方式がBand 34および39、2GのGSM方式がBand 2および3、5、8となっています。

SIMカードスロットはnanoSIMカード(4FF)が2つでデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応していますが、片方はmicroSDXCカードと共用となります。その他の製品情報は以下の記事をご覧ください。なお、OSは発売時にAndroid 9.0(開発コード名:Pie)をプリインストールしていましたが、今回、Android 10へのOSバージョンアップの正式版がリリースされました。

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記事執筆:memn0ck


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