新ミッドレンジスマホ「moto g100」と「moto g50」が登場!

Lenovo傘下のMotorola Mobility(以下、Motorola)は25日(現地時間)、同社のミッドレンジスマートフォン(スマホ)「moto g」シリーズの新製品として「moto g100」および「moto g50」、「moto g30」、「moto g10」を発表しています。

moto g100は同日より欧州や中南米の一部の国・地域で発売され、moto g50は欧州の一部で今後数週間のうちに販売開始されるとのこと。またmoto g30は欧州やインド、アジア、中東、南アメリカ、moto g10も欧州はインド、アジア、南アメリカでそれぞれすでに販売されており、両機種は今後数週間でオーストラリアでも販売される予定だということです。

価格は欧州ではmoto g100が499.99ユーロ(約65,000円)から、moto g50が229.99ユーロ(約30,000円)から、moto g30が179.99ユーロ(約23,000円)から、moto g10が149.99ユーロ(約20,000円)から。なお、すでにmoto g30およびmoto g10は日本でも3月26日より販売されており、価格はmoto g30が25,800円、moto g10が21,800円(ともに税込)となっています。

【moto g100】

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moto g100はmoto gシリーズで“最速”を謳う最新モデルで、これまでのmoto gシリーズはチップセット(SoC)がミッドレンジ向けやエントリー向けでしたが、moto g100ではハイエンド向けのQualcomm製「Snapdragon 870 5G Mobile Platform」を採用し、moto gシリーズとしては非常に高性能となっています。Snapdragon Elite Gamingに対応。

またディスプレイも90Hzのリフレッシュレートに対応し、滑らかな描写が可能となっており、画面左上に2つのパンチホールを配置したアスペクト比9:21の縦長な約6.7インチFHD+(1080×2520ドット)液晶「CinemaVision Display」を搭載し、これまでよりも25%色域が広がり、DCI-P3やHDR10をサポートしています。

パンチホール部分には約1600万画素CMOS(1画素1.0μm、4-in-1)/広角レンズ(F2.2)と画角118°の約800万画素CMOS(1画素1.12μm)/超広角レンズ(F2.4)のデュアルフロントカメラを搭載し、顔認証に対応しているほか、生体認証としては本体側面に指紋センサーを搭載しています。画面占有率は85%に達し、画面は強化ガラス「Corning Gorilla Glass 3」で覆われています。リアカメラは以下のトリプル構成。

・約6400万画素CMOS(1/2型、1画素0.7μm、4-in-1)/広角レンズ(F1.7)
・約1600万画素CMOS(1画素1.0μm)/超広角レンズ(F2.2、画角117°、マクロ)
・約200万画素CMOS(1画素1.75μm)/デプスカメラ(F2.4)

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背面パネルはプラスチック製で、防滴仕様となっており、サイズは約168.38×73.97×9.69mm、質量は約207g、本体カラーはIridescent OceanおよびIridescent Sky、Slate Greyの3色展開。バッテリー容量は5000mAhで、急速充電「TurboPower 20」に対応。外部端子はUSB Type-C端子(USB 3.1)および3.5mmイヤホンマイク端子を搭載。

主な仕様は内蔵メモリー(RAM)が8GB(LPDDR5)、内蔵ストレージが128GB(UFS 3.1)、外部ストレージがmicroSDXCカードスロット(最大1TB)、位置情報取得(A-GPS、Glonass、Galileoなど)、センサー類が加速度・ジャイロ・近接・環境光・磁気(電子コンパス)、OSがAndroid 11となっています。

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通信面ではIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠(2.4および5GHz)の無線LAN(Wi-Fi)およびBluetooth 5.1、NFCに加え、5GのNR方式および4GのLTE方式、3GのUMTS(W-CDMA)方式、2GのGSM方式とCDMA方式に対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。nanoSIMカード(4FF)スロットが2つのデュアルSIMに対応していますが、片方はmicroSDXCカードと共有です。

5G: sub-6GHz band n1/n3/n5/n7/n8/n28/n38/n41/n66/n77/n78
4G: LTE band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/20/26/28/32/34/38/39/40/41/42/43/66
3G: UMTS band 1/2/4/5/8
2G: CDMA band 0/1
2G: GSM band 2/3/5/8




【moto g50】

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moto g50はSoCにQualcomm製「Snapdragon 480 5G Mobile Platform」を採用して価格を抑えた5G対応ミッドレンジスマホで、90Hzのリフレッシュレートに対応したアスペクト比は9:20の縦長な約6.5インチHD+(720×1600ドット)IPS液晶「Max Vision Display」を搭載しています。

画面上部中央にしずく型ノッチが配置され、ノッチ部分に約1300万画素CMOS(1画素1.12μm)/広角レンズ(F2.2)のフロントカメラを搭載し、顔認証に加えて背面の「M」ロゴ部分に指紋センサーを搭載。画面占有率は85%で、サイズは約164.9×74.9×8.95mm、質量は約192g、本体カラーはSteel GreyとAqua Greenの2色展開。防滴仕様で、背面パネルはプラスチック製。

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バッテリー容量は5000mAhで、急速充電(最大15W)に対応。ただし、同梱されているACアダプターは10Wまでのみに対応。外部接続はUSB Type-C端子(USB 2.0)および3.5mmイヤホンマイク端子を搭載し、外部スピーカーはモノラルで、マイクは2つ搭載しています。リアカメラは以下のトリプル構成。

・約4800万画素CMOS(1画素0.8μm、4-in-1)/広角レンズ(F1.7)
・約500万画素CMOS(1画素1.12μm)/マクロレンズ(F2.4)
・約200万画素CMOS(1画素1.75μm)/デプスカメラ(F2.4)

主な仕様は4GB RAMおよび64または128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、Wi-Fi 5(2.4および5GHz)、Bluetooth 5.0、NFC、位置情報取得(A-GPSなど)、合成開口レーダー(SAR)、通知LED、加速度・近接・ジャイロ・環境光センサーなど。なお、一部モデルには気圧センサーも搭載。nanoSIMカードが1つのシングルSIMモデルと2つのデュアルSIMモデルがあり、デュアルSIMモデルは片方がmicroSDXCカードと共有となっています。

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記事執筆:memn0ck


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