フィリップスがオーラルケアの新製品を発表!

ヘルスケア製品の開発や販売を手がけるフィリップス・ジャパンは2日、都内およびオンラインにて「フィリップス オーラルケア 新製品発表会」を開催し、オーラルケア製品群における新製品として乾電池式電動歯ブラシ「Philips One(フィリップス ワン)」を2021年11月19日(金)に発売すると発表した。

大手Webストア「Amazon.co.jp」や「楽天市場」などのECサイト、全国の家電量販店などで販売予定。価格(金額はすべて税込)はオープンながら、市場想定売価は3,400円前後、2本組の替えブラシ(ブラシヘッド)が1,300円前後。

また、音波式電動歯ブラシ「ソニッケアー」ブランドの製品として、ベーシックモデルの「ソニッケアー 3100シリーズ」(6,500円前後)とX型水流で歯間汚れなどを落とす口腔洗浄機「ソニッケアーパワーフロッサー 3000」(19,800円前後)を11月中旬に発売、同じくX型水流で歯間の汚れなどを落とすコードレスタイプの口腔洗浄機「ソニッケアーコードレスパワーフロッサー 3000」(14,700円前後)を2022年2月初旬に発売することも合わせて発表された。いずれも予約受付中。

なお、パワーフロッサーシリーズ共通の替えノズル(スタンダードノズル、カドストリームノズル)は2022年2月発売予定。

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電動歯ブラシ2製品、パワーフロッサー2製品を発表


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Philips One。左から「サンゴ」「マンゴー」「ミント」「ミッドナイトブルー」

Philips Oneは、20代を中心とした新規ユーザーを誘引するため、高価格帯乾電池電動歯ブラシ市場におけるエントリーモデルとして投入される。持ち運びを前提としたトラベルケースの付属や、「サンゴ」「マンゴー」「ミント」「ミッドナイトブルー」の個性的な4色カラーバリエーションといったデザイン性も意識した。

本体サイズは約202×16.5×21mm、ブラシヘッドを装着し乾電池を含まない重量が約27g。単4形アルカリ電池1本で駆動し、1回2分のブラッシングを1日2回続けた場合で約3カ月使用できる。

毎分約1万3000ストロークのマイクロ振動が手磨きをサポートしてくれるとのことで、従来の高ストロークの電動歯ブラシでは歯に押し当てて磨くが、Philips Oneは手磨きと併用した使い方のため、電動歯ブラシを初めて使う人にとって導入しやすい仕様になっている。

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約1万3000ストローク、ブラシヘッドは専用


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手磨きのみ、Philips One、ソニッケアーの比較

発表会ではフィリップス・ジャパン パーソナルヘルス事業部 佐々木栄美氏が手磨き、Philips One、さらに従来の電動歯ブラシ「ソニッケアー」シリーズの違いを説明。Philips Oneの1分間のストローク数はソニッケアーシリーズの約3万1000ストロークに比べるとおよそ3分の1ではあるが、手磨きに比べると比較にならならいほどの振動数を発生させている。

また、ソニッケアーシリーズの「当てて動かす」磨き方ではなく、手磨き同様「小刻みに磨く」磨き方であり、Philips Oneは手磨きとソニッケアーシリーズのちょうど中間のような製品といえる。

なお、ブラシヘッドは専用品となっており、ソニッケアーシリーズのブラシヘッドを使用することができないので注意が必要だ。ブラシヘッドは1本付属するが、別売の替えブラシを購入する際は、色を合わせる必要はなく、好みの色のブラシヘッドを購入してハンドル部分と組み合わせて色の違いを楽しむこともできる。

ブラシはソフトタイプを採用しており、交換の目安は電池と同じく約3カ月。佐々木氏は電池を交換するタイミングでブラシヘッドも交換すると替え忘れ防止にもなると説明した。

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トラベルケースから簡単に取り出すことができる

持ち運びにも便利な付属のトラベルケースから取り出す際は、ブラシヘッド側の蓋を開いてハンドル部分を押す。

口腔内を一定の間隔で均等にブラッシングするのをサポートする機能として、30秒ごとに時間の区切りをビープ音で知らせるカドペーサー機能を搭載。また、2分間で自動的に停止しするスマートタイマー機能も搭載しており磨き過ぎを防止する。

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デジタル広告を展開


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Philips Oneのスペック

同社では、Philips Oneのメインターゲットとなる20代に向け、SNSを中心としたデジタル広告を展開していくという。

また、今回のメインターゲット層となる若者世代はもちろん、これまで電動歯ブラシを使ってこなかったが気になっている人や電動歯ブラシを使うことに躊ちょしていた人にも使ってもらいたいとのことで、今後Philips Oneの販売には注力していくとのこと。

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フィリップス・ジャパン 代表取締役社長 堤浩幸氏

なぜ同社ではPhilips Oneという若者層をメインターゲットにしたエントリーモデルを投入するのか?なぜ今後、販売に注力していくのか?その答えとなるのが、同社代表取締役社長 堤浩幸氏が指摘した日本における電動歯ブラシの普及率だ。

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電動歯ブラシの普及率について

日本の電動歯ブラシの普及率は欧州の各国に比べるとおよそ半分以下となっており、主要9カ国のグルーバル平均と比べてもおよそ半分の22%ととても低い。欧州での普及率が高い理由に、予防意識の高さや歯科医が電動歯ブラシを推奨していることが挙げられる。

一方、日本で電動歯ブラシを使わない理由に、「手磨きで満足している」が58%と圧倒的に多く、「価格」35%、「ランニングコスト」18%と続く。

確かに筆者も年に数カ月は歯科医に通っているが、これまで1度も電動歯ブラシを勧められたことはない。本人が勝手に興味を持つか、家族や知人、友人などから勧められることがなければそもそも電動歯ブラシに切り替えるきっかけすらないだろう。何より歯科医という専門家からの勧めがないということは良いものではないのでは?とすら考えてしまう。

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歯科医や歯科衛生士の電動歯ブラシ事情

堤氏は、歯科医や歯科衛生士の電動歯ブラシの使用率がおよそ40%であることを示し、さらにその中でもフィリップスの電動歯ブラシが50%を超える割合で使われていることを明かした。2019年フィリップス調べのデータではあるものの、日本での普及率が22%に留まる一方で、歯科医や歯科衛生士の使用率は40%と高い割合になっている。

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オーラルケアのニーズに応えるために進化

こうした背景から、同社では電動歯ブラシ市場の裾野を広げるべくもっと手軽に低コストで導入できる製品として、同社初の乾電池式電動歯ブラシPhilips Oneを投入し、今後注力していくということだ。

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Philips One 乾電池式電動歯ブラシ (45秒)



Philips One 乾電池式電動歯ブラシ (30秒)



ソニッケアーパワーフロッサーシリーズ(口腔洗浄機)
















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