docomo向け5G対応エントリースマホ「AQUOS wish4 SH-52E」の規制ラベルが無表示になる不具合が判明!

NTTドコモは6日、同社が今年7月に発売した「2024年夏モデル」のうちの5G対応エントリースマートフォン(スマホ)「AQUOS wish4 SH-52E」(Sharp製)における一部製品において端末情報の規制ラベルに不具合があることが判明したとお知らせしています。不具合がある場合には「設定」→「デバイス情報」→「規制ラベル」において認証情報が無表示となるとのこと。

なお、すでに同社ではこの不具合に対処するソフトウェア更新を2024年11月5日(火)に提供開始しているとし、不具合によって認証情報が無表示になる場合には速やかにソフトウェア更新を実施するように案内しています。ソフトウェア更新後のビルド番号は「01.00.23」で、更新はスマホ本体のみで携帯電話回線(4G・5G)または無線LAN(Wi-Fi)を用いてネットワーク経由(OTA)で実施します。

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AQUOS wish4 SH-52Eはシャープが2021年12月より展開している“シンプルで飾らないスマホ”をコンセプトに開発したエントリー向け「AQUOS wish」シリーズの第4弾「AQUOS wish4」のNTTドコモ版で、画面が大型化しながらも割れにくくなり、電池持ちも大幅に向上したほか、新たに今季よりAQUOSブランドを刷新して同時に発表されたエントリースマホ「AQUOS R9」とともにデザイナーの三宅一成氏が設立した「miyake design」監修によるデザインに一新し、外観はリアカメラを囲う円でも四角でもない“自由曲線”と不揃いなレイアウトが印象的なシンプルさと存在感を併せ持つ独創的なデザインとなっています。

またさらりとした心地よい手触りの質感で、ナチュラルな風合いのカラーを採用し、引き続いて本体筐体に再生プラスチック材を約60%使用しているほか、サイドキーには再生アルミ材を100%使用し、本体の塗装には大気汚染の原因となる揮発性有機溶剤(Volatile Organic Compounds)の含有量を抑えた低VOC塗料を使用したことによって塗装剤を削減しており、シャープでは持続可能な社会を見据えてできることから取り組んでいるとしています。サイズは約167×76×8.8mm、質量は約190g。

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防水(IPX5およびIPX8)や防塵(IP6X)に加えて耐衝撃をはじめとする米国国防総省基準(MIL-STD-810H、MIL-STD-810H)の18項目にも準拠して高温・低温環境や衝撃にも強く、汚れてもハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートでの拭く取りが可能なため、日常生活で気兼ねなく使えるようになっています。さらに新たに画面がコンクリート路面上への落下想定試験をクリアした強化ガラスで覆われており、外出先で不意に落としてしまっても割れにくい強度を実現しています。

ディスプレイは上部中央に水滴型ノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:20.15の縦長な約6.6インチHD+(720×1612ドット)TFT液晶(約1677万色表示)を搭載し、大きく見やすい表示で学習や調べものにもより便利に使えるようになり、リッチカラーテクノロジーモバイルやアウトドアビュー、リラックスビュー、最大90Hzリフレッシュレートに対応しています。またノッチ部分には1/4型の約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0、焦点距離26mm相当、画角78°)を内蔵し、マスクをしたままでも使える顔認証に対応したほか、生体認証としては側面指紋センサーを搭載しています。

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スペック的には前機種「AQUOS wish3」と同様にチップセット(SoC)としてMediaTek製「Dimensity 700(型番:MT6761)」(オクタコアCPU「2.2GHz×2+2.0GHz×6」)を採用し、内蔵メモリー(RAM)が4GB(LPDDR4X)、内蔵ストレージが64GB(UFS 2.1)、外部ストレージがmicroSDXCカードスロット(最大1TB)で、AQUOS wishシリーズで最大容量となる5000mAhバッテリー(取外不可)を搭載し、充電が難しい外出先でも安心して使え、フル充電から1日1時間の利用なら1週間使用することが可能です。

リアカメラはAQUOS wish3と比べて約31%集光量がアップした1/2.76型の約5010万画素CMOS/広角レンズ(F1.8、焦点距離25mm相当、画角79°)で、独自の画質エンジン「ProPix lite」と合わせて夜景や人物の背景をぼかしたポートレートも美しく撮影でき、被写体やシーンに合わせて自動で撮影モードを選択する「AIオート」や暗所でも素早くピントを合わせる位相差AFにも対応しました。またフロントカメラもHDR撮影に対応し、シャッターボタンを画面内の押しやすい位置に動かせる「フローティングシャッター」と組み合わせて自撮りもこれまで以上に撮影しやすく綺麗な画質で楽しめるとのこと。

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その他の仕様はおサイフケータイ(FeliCa)やNFC Type A/B、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.3、急速充電(PD3.0)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、FMラジオ(ラジスマ対応)、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、QZSSなど)、加速度センサー、照度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパスなど。ワンセグやフルセグ、赤外線通信、ワイヤレス充電には非対応。

OSはAndroid 14をプリインストールしており、スマホの使い過ぎを抑制できる「Google ファミリー リンク」に対応した「ジュニアモード」やシニア世代向けに文字を大きく太く表示できる「かんたんモード」に対応するほか、電話帳に登録されていない番号から着信があった場合に応答する前に自動音声で名前と用件を確認できる迷惑電話対策機能を搭載しています。携帯電話ネットワークは5G NR方式のSub6に対応し、対応周波数帯は以下の通りとなっており、ミリ波や5G SAは対応せず、SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。

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5G NR: n1, n3, n28, n77, n78, n79
4G LTE: Band 1, 2, 3, 5, 7, 8, 12, 17, 18, 19, 28, 38, 39 (sXGP), 40, 41
3G W-CDMA: Band I, V, VIII
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz

今回、そんなAQUOS wish4 SH-52Eにおいて一部製品で「設定」→「デバイス情報」→「規制ラベル」にて認証情報が表示されない不具合が発生していたことが判明したとのこと。不具合は最新のソフトウェア更新を実施し、ビルド番号が01.00.23以降にすれば修正されます。更新にかかる時間は約10分となっており、更新に際しての注意事項は以下の通りとなっています。

・ソフトウェアアップデートは手順をよくお読みいただき実施してください。
・ソフトウェアアップデート完了後は、以前のソフトウェアへ戻すことはできません。
・ソフトウェアアップデート中、本端末固有の情報(機種や製造番号、ソフトウェアバージョン情報など)が当社のサーバーに送信されます。当社は送信された情報を、ソフトウェアアップデート以外の目的には利用いたしません。
・ソフトウェアアップデートには再起動が伴い、その間は電話の発着信を含めすべて機能をご利用いただけません。
・ソフトウェアアップデートは、本端末に保存されたデータを残したまま行うことができますが、お客様の端末の状態(故障・破損・水濡れなど)によってはデータの保護ができない場合があります。必要なデータは事前にバックアップを取っていただくことをおすすめします。各アプリの持つデータについて、バックアップ可能な範囲はアプリにより異なります。各アプリでのバックアップ方法は、各アプリの提供元にご確認ください。
・国外でソフトウェアアップデートを行う場合は、Wi-Fi接続が必要です。
・以下の場合はソフトウェアアップデートができません。事象を解消後に再度お試しください。
 ・日付・時刻を正しく設定していないとき
 ・必要な電池残量がないとき
 ・内部ストレージに必要な空き容量がないとき
 ・国際ローミング中
・ソフトウェアアップデート中は電源を切ったりしないでください。
・更新ファイルのダウンロード中は電波状態の良いところで、移動せずに実行することをおすすめします。電波状態が悪い場合には、アップデートを中断することがあります。
・サポート期間中にソフトウェアアップデートに失敗し、画面が動かなくなったり、再起動を繰り返すなどで、ホーム画面まで起動できない場合は、以前のソフトウェアに戻すことで、本端末を復旧できる場合があります。
《復旧操作手順》
 ①【電源キー/指紋センサー】+【音量UPキー】を8秒程度同時に長押し
 ②画面消灯後、キーから指を離す(電源が切れて画面が消灯した状態になります)
 ③【電源キー/指紋センサー】+【音量UPキー】+【音量DOWNキー】を同時に長押し(この後バイブレータが3回動作します)
 ④1回目のバイブレータが動作(長押しから約3秒後)したら、【電源キー/指紋センサー】から指を離す
 ⑤2回目のバイブレータが動作(長押しから約8秒後)したら、【音量UPキー】+【音量DOWNキー】から指を離す
 ⑥3回目のバイブレーターが動作する
 ※以前のソフトウェアで本端末が起動し、ホーム画面が表示されます。
 ※上記の操作を行っても復旧できない場合は、ご相談ください。お問い合わせ先については、ドコモのホームページ掲載の取扱説明書(PDFファイル)をご覧ください。
・サポート期間終了後にソフトウェアアップデートが配信される場合がございますが、ソフトウェアアップデートについてはお客様の責任において実施してください。



記事執筆:memn0ck


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