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The Light Phoneのシンプルフォン「Light Phone III」がFCC通過!認証ラベルに技適マークが記載 |
米連邦通信委員会(FCC)は5日(現地時間)、The Light Phoneが開発している5G対応シンプルフォン「Light Phone III(型番:TLP301)」が2025年3月5日(水)に認証を通過していることを公開しています。FCC ID(認証番号)は「2AIBC-GOLIGHT3」。
また公開されている認証情報の資料から日本向けの認証を取得していることを示すマーク(いわゆる「技適マーク」)がラベルおよび電子ラベルで表示されており、合わせて日本語表記も行われているため、認証番号は未記載ながらも日本で販売する準備を進めていると見られます。
Light Phone IIIはこれまでも公式Webサイトにおける利用可能な通信事業者にて「Japan」を検索した場合に「It will work with the following carriers in your region(お住まいの地域では、以下の通信事業者がご利用いただけます)」として「ntt docomo, KDDI AU, SoftBank」と案内されるようになっていました。
なお、この利用可能な通信事業者では「Rakuten Mobile」については「Unfortunately, it is not compatible with the following carriers(残念ながら、以下のキャリアとは互換性がありません。)」とも記載されています。その他、Light Phone IIIは現時点で予約受付中で、通常799ドル(約118,000円)のところが早期割引で599ドル(約89,000円)となっており、2025年6月より順次発送予定となています。
Light Phone IIIはスマートフォン(スマホ)やパソコン(PC)などのデジタル機器から一定期間離れることによって心身の疲労やストレスを軽減する取り組みである「デジタルデトックス」を志すような人に向けて開発されている「Light Phone」シリーズの第3弾で、新たにディスプレイが電子ペーパー「E-Ink」から有機ELに変更されたほか、生体認証として本体上側面にある電源キーに内蔵された「指紋センサー」や非接触IC機能である「NFC」などを搭載するなどのスペックアップが行われています。
またカメラも搭載され、開発陣がお気に入りのコンパクトフィルムカメラからインスピレーションを得て人間工学に基づいた大きな金属ボタンを備え、中央フォーカスと固定焦点距離の専用2段階シャッターボタン(半押しでフォーカス、全押しで写真撮)影を備えており、いつでも簡単にカメラにアクセスでき、リアカメラは4つの画素を1つにまとめるピクセルビニング技術に対応した約5000万画素CMOS、フロントカメラは約800万画素CMOSとなっています。
画面はより大きな約3.92インチ1080×1240ドットAMOLED(有機EL)ディスプレイとなり、マットな質感のガラスで覆われているので自分の顔などが映り込みにくく、モノクロインターフェースの落ち着いたシンプルさを維持しており、不要な邪魔を加えずにパフォーマンスと全体的な使いやすさが大幅に向上しているとのこと。また本体左側面の上側に搭載されたホイールボタンで画面の明るさを素早く調整でき、ホイールをクリックすると緊急時にフラッシュライトが点灯します。
さらに長く使えることをめざし、ソフトウェアに関してはできる限りアップデートのサポートを継続し、現在では電池パックの取り外しや画面やUSB-C端子の交換のしやすさの向上に取り組んでおり、壊れにくいアルミニウムフレームに加え、バッテリーカバーとスピーカーグリルにはソニーセミコンダクタソリューションズが開発する環境配慮型リサイクルプラスチック「SORPLAS」を用いているとのこと。サイズは約106×71.5×12mm、質量は約124g、本体色はBlackの1色のみ。
その他の仕様は1800mAhバッテリーやQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 4 Gen 2 Mobile Platform(型番:SM4450)」、6GB内蔵メモリー、128GB内蔵ストレージ、デュアルスピーカー、マイク×2(ノイズキャンセル機能対応)、生活防水・防塵(IP54準拠)、位置情報取得(A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSSなど)、Bluetooth 5.0、nanoSIMカード(4FF)スロット、eSIMなどで、利用できる携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下のように案内されています。
5G NR: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n14, n20, n25, n26, n28, n29, n30, n38, n40, n41, n48, n53, n66, n70, n71, n78
4G LTE: Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 14, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 30, 38, 40, 41, 42, 48, 53, 66, 71
OSはLightOSがプリインストールされており、カスタマイズできるオプションツールのメニューを中心に構築され、利用可能なツールにはアラームおよび電卓、カレンダー、ディレクトリ、ナビゲーション、ホットスポット、音楽、メモ、音声メモ、ポッドキャスト、タイマーなどがあり、今後のソフトウェア更新によって他のユーティリティーなどのツールも引き続いて追加される予定とのこと。
記事執筆:memn0ck
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