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4G対応でいろいろできる大画面タブレット「OSCAL Pad 100」を紹介!今なら割引クーポンでさらにお得に買えちゃう |
中国・深圳を拠点としているDoke Electronicsが展開するサブブランド「OSCAL」において大画面12インチAndroidタブレット「OSCAL Pad 100」が発表されました。合わせて同社の日本法人であるBlackview JapanがOSCAL Pad 100を今年2月より販売開始しています。販路は大手ECサイト「Amazon.co.jp」( https://amazon.co.jp/dp/B0DT9S4JNV )など。
販売されているモデルは内蔵メモリー(RAM)の違いによって複数あり、価格(金額はすべて税込)は8GB RAMモデルが40,900円、12GB RAMモデルが42,900円となっていますが、現在、Amazon.co.jpでは14,000円割引になる限定クーポンを配布しており、これを適用することによって8GB RAMモデルが26,900円、12GB RAMモデルが28,900円となります。なお、限定クーポンは2025年4月7日(月)までの期間限定かつ数量限定となっているとのこと。
OSCAL Pad 100はチップセット(SoC)にエントリーからミドルレンジクラス向けのものを採用しているものの、内蔵ストレージからメモリーへ領域を割り当てるRAM拡張機能や高精細な動画コンテンツを楽しむのに必要なGoogleのデジタル保護技術「Widevine L1」(より高い解像度でデジタルコンテンツを表示・閲覧するためのセキュリティ技術でWidevine L1が最も上位)への対応、モバイルネットワークを使ったナビゲーション用途や通話機能を使った半固定電話機のような活用など、幅広い活用のできるタブレットとなっています。
今回、Blackview Japanよりお貸し出しいただき、実機を試用する機会がありましたので、パッケージを開封して外観や同梱品、基本機能などを製品の特徴とともに写真を交えて紹介していこうと思います。
【個装箱や同梱品を紹介】
まずはOSCAL Pad100の箱を開封し、内容物を見ていきます。内容物としてはOSCAL Pad100本体・USBケーブル(AtoC)・USB充電器・スタイラスペン・ガラス製画面保護フィルム・スタンド付き本体カバー・マニュアル類・ワランティカード・SIMピンが入っています。
ちなみに、OSCAL Pad100本体にはあらかじめプラ素材製の画面保護シートが貼られているほか、スタンド付き本体カバーが取り付けられた状態で箱に入っていました。
Blackviewのタブレットはカバーやフィルムなどの周辺機器が同梱されていることが多いのですが、今回のOSCAL Pad100も一通りのアイテムが揃っており、買ってすぐに表へ持ち出せるだけのものが揃っているのは嬉しいですね。
【外観と基本スペックをチェックする】
それでは外観の解説からしていきましょう。本体前面には約12インチ(2,000×1,200ドット:WUXGA)の液晶ディスプレイ・約800万画素のフロントカメラ・照度センサーがあります。背面側には約1,600万画素のリアカメラと撮影用ライトがあります。
天面側には電源キーと音量キー、マイクがあり、底面側にはステレオスピーカー(横置き時に左右になるような配置)があります。
左側面には3.5mmイヤホン・ヘッドセット用ジャックとSIMおよびメモリーカードスロット、USB Type-C端子が配置されています。右側面には特になもありません。
対応SIMカードはnanoSIM(4FF)×2で、2つ目のスロットはメモリーカード(最大2TBまでのmicroSDXCカードに対応)との排他設計となっています。
OSCAL Pad100のスペックは以下の通りとなります。
本体外形 | 縦177mm × 横282mm × 厚さ80mm(カメラ部を除く) |
本体重量 | 約610g |
SoC | UNISOC製「Tiger T615」(オクタコアCPU:1.8GHz×2+1.6GHz×6) |
動作メモリー | 8GBおよび12GB RAM(仮想拡張RAM +12GBおよび16GB RAMまで可) |
本体ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | 12インチWUXGA(2000×1200ドット)液晶 |
カメラ | フロントカメラ:約800万画素 リアカメラ:約1600万画素(撮影用ライトあり) |
バッテリー容量 | 9,000mAh |
モバイルネットワーク | GSM(2G):B2/B3/B5/B8 W-CDMA(3G):B1/B8 LTE(4G):FDD B1/B3/B7/B8/B19/B20/B28A/B28B・TDD B40/B41 |
ネットワーク機能 | 無線LAN(Wi-Fi):IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠 Bluetooth:Version 5.0 NFC:非対応 |
OS | Android 15 |
カラーバリエーション | グレー |
位置測位 | A-GNSS:GPS、GLONASS、Galileo、BDS |
その他 | 顔認証、FMラジオ(要イヤホン接続)、Widevine L1、無線ディスプレイ接続、急速充電「USB PD」(最大18W) |
【ホーム画面とプリインストールアプリ】
ホーム画面はGoogle Discoverと通常のホーム画面の全2面となっています。プリインストールアプリは非常にシンプルな構成で、Google検索やGmail、GoogleMapなどのGMS(GoogleMobileService)アプリ以外にはWPS Office(キングソフト製のMicrosoftOffice互換のオフィススイートアプリ)のみがプリセットされています。
【ベンチマークアプリで大まかな基本性能を確認する】
続いて、ベンチマークアプリでOSCAL Pad100の大まかな性能を見てみましょう。まずはブラウジングやマップアプリ、メールなどの全体的な性能をチェックする「PC Mark」アプリでの計測結果がこちらになります。PC Markでのスコアランキングを見てみると、概ね2~3世代くらい前のミドルレンジ相当のスコアで、日常的な仕様であれば十分及第点といったところではないかと思います。
一方で、ゲーミング機能についてはかなり低く、3Dモデル描画機能などをテストする「3D Mark」での計測結果はやや厳しいものがありました。
カードゲームや簡単なパズルなどのライトなゲームであれば遊べないこともないと思いますが、3Dモデルがぐりぐりと動くような本格的なゲームアプリを遊ぶのはちょっと大変そうです。
【カメラ機能について】
カメラ機能はマクロ撮影機能なども備えていないシンプルなものとなっています。明るい場所であればそれなりに撮れますが、暗所や夜間ではちょっと厳しく、記録的に使ったりするのがいいかもしれません。また、個人的には日本語ローカライズがちょっとおかしい点も気になりました。今後のアップデートなどでの改善を期待したいところです。
【まとめ】
OSCAL Pad100はWidevine L1対応により、動画の再生機能に強く、Primeビデオなどの動画サービス高解像度で楽しめることから、メディアタブレットとしての利用はもちろん、モバイルネットワークに対応し、GPSなどの位置即位機能を持っているため、マップアプリやナビゲーションアプリを活用して利用するといった車載機的な使い方も悪くありません。ちょっと変わった使い方としては、モバイル対応の大画面タブレットながら電話(VoLTEなどの音声通話)機能も備えているため、受話器型のヘッドセット(有線・無線問わず)を接続しての固定電話的な使い方もできます。本体スペックこそ抑え目で、本格的なゲームアプリで遊ぶのは厳しめなものの、幅広い用途をカバー可能なタブレットとして色々な使い方をあれこれ考えてカスタムして使っていくのが良さそうです。
今なら、クーポンを利用することで比較的安価に購入可能なので、興味が湧いた方は是非、一度チェックしてみてましょう!カスタムのし甲斐がありますよ!
OSCAL
記事執筆:河童丸
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