10.1インチタフネスタブレット「Galaxy Tab Active5 Pro」が日本でも販売開始!

サムスン電子ジャパンは26日、同社が展開する「Galaxy」ブランドにおける新商品としてあらゆる環境下での利用を想定して開発された耐衝撃性能を備えた頑丈な業務用タブレット「Galaxy Tab Active5 Pro」(Samsung Electronics製)のWi-Fiモデル「Galaxy Tab Active5 Pro(型番:SM-X350)」を日本市場にて発売すると発表しています。

発売日は2025年5月26日(月)より順次となっており、業務用とされていますが、販路はITリセラーおよび法人向け販売店のほか、公式Webストア「Samsungオンラインショップ」( https://www.samsung.com/jp/offer/ )でも取り扱われ、個人でも購入可能で、価格(金額はすべて税込)はオープンながら市場想定価格およびSamsungオンラインショップにおける価格が110,000円とのこと。

なお、日本で販売されるのは内蔵メモリー(RAM)と内蔵ストレージが6GB RAM+128GBストレージモデルとなっており、本体カラーはグリーンの1色のみで、Sペンや保護ケース(カバー)が付属するほか、同梱品は他にUSBケーブル(CtoC)やクイックスタートガイドなどの紙類となっています。

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Galaxy Tab Active5 ProはGalaxyブランドにおけるタフネス性能を備えた“Active”シリーズにおける最新タブレットで、防水(IPX8準拠)や防塵(IP6X準拠)に加え、米軍調達基準「MIL-STD-810H」に準拠した振動や衝撃、落下、粉塵、塩霧などの21項目のテストを通過している耐久性を有しており、屋内外のあらゆる環境下で使用可能な頑丈な業務用タブレットです。

また新たにエタノールやクロロックス(塩素系漂白剤)、Medilox HCIO(次亜塩素酸)といった消毒液での掃除に対応しており、オフィスや作業現場などの人が大勢いるような環境での衛生環境の維持にも役立つようになっているとのこと。さらに画面も強化ガラス「Gorilla Glass Victus+」(Corning製)で覆われており、落下に強いだけでなく傷やひび割れからも画面を保護できるようになっています。

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他にも引き続いて画面タッチは作業中に手袋したままでもシームレスな操作が可能なほか、利用頻度が高いアプリをアクティブキーに設定することによってアプリを起動できるため、良く使うアプリが簡単で素早く利用可能となっています。画面は切り欠きのないアスペクト比16:10の約10.1インチWUXGA(1920×1200ドット)TFT液晶ディスプレイ(約224ppi)を搭載し、最大120Hzリフレッシュレートや明るさ最大600nits、8bitカラー(約1600万色表示)に対応しています。

ディスプレイ面には約800万画素CMOS/広角レンズ(F2.0)のフロントカメラを備え、生体認証として顔認証に加え、本体側面に指紋センサーを搭載しています。背面には約1200万画素CMOS/広角レンズ(F1.8)を搭載。サイズは約170.2×242.9×10.2mmと、Galaxy Tab Active4 Proとまったく同じなので、ケースなどは流用できそうです。また質量は約683gで、本体色はグリーンの1色のみ。

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バッテリーは10100mAh(5050mAh×2)と、Galaxy Tab Active4 Proの7600mAhよりかなり大容量化し、屋外やコンセントが少ない場合でも長時間作業を続けることが可能なほか、引き続いて電池パックが取り外せるようになっており、電池パック2個が同梱され、再起動せずに電池交換ができる「デュアルホットスワップ」機能に対応しているため、作業の進捗が失われることはありません。また充電もUSB Type-C端子(USB 3.2 Gen 1)だけでなくPOGO(ポゴピン)も搭載しており、別売のPOGO充電台も用意されています。

さらに「No Battery Mode」を利用すれば、バッテリーを取り外しても電源供給ケーブルの接続のみで利用することができるため、温度が高い車内などでも本体温度上昇を抑えて長時間心配なく利用できます。なお、No Battery Modeは「PD 2.0」(9V/2.3A:21W)以上の給電が必要です。他にも別売のPOGOキーボードも用意されているため、DeX on Monitorを使えば、パソコン(PC)のように使えます。もちろんペン入力「S Pen」にも対応しています。

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音響面では音量を最大化することで重要なアラートやサウンドが騒音の中でも明瞭に聞こえ、現場でも聞き取りやすくなっており、アンチフィードバックノイズ低減技術によって複数の製品を同時にアップデートまたはテストする際の干渉を軽減します。また前面にNFCのアンテナを搭載しているため、追加のアクセサリが不要になり、ビジネスの効率的な運営に役立ち、画面上にタップするだけで簡単に決済などができるようになっています。

主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 7s Gen 3 Mobile Platform(型番:SM7635)」(オクタコアCPU「2.5GHz Arm Cotex-A720コア×1+2.4GHz Arm Cortex-A720×3コア+1.8GHz Arm Cortex-A520コア×4」、GPU「1050MHz Adreno 810」)および6GBまたは8GB内蔵メモリー(RAM)、128GBまたは256GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大2TB)、USB Type-C端子、Wi-Fi 6Eに対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.4、3.5mmイヤホンマイク端子など。

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センサー類は加速度センサーおよびジャイロセンサー、地磁気センサー、ホールセンサー、光センサー、近接センサーを搭載。OSはAndroid 15がプリインストールされており、2033年5月31日までの最大7回のOSバージョンアップと7年間のセキュリティーパッチの提供が保証されているほか、Android Enterprise Recommended認定デバイスとなっています。他にも自然故障などの3年間保証が付帯しており、長期に渡って安心して利用できます。

またセキュリティー面では独自の「Knox Vault」によって重要なデータを改ざん防止機能を備えた別のハードウェアスペースにロックして不正アクセスから保護されるようになっているとのこと。さらに技術者などは最適化された「SAP Service and Asset Manager」によって必要な主要なプロセスとサービスをカバーできるようになっています。





記事執筆:memn0ck


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