Galaxy Z Flip7はSamsungが展開している「Galaxy」ブランドにおけるフォルダブルスマホのうちの開いた状態では普通のスマホサイズとして使え、閉じるとコンパクトに持ち歩けるようになっている“縦開き”タイプの次期モデルで、詳細は不明ですが、噂では基本的にこれまでのGalaxy Z Flipシリーズの外観や仕様を踏襲すると思われ、恐らくは新たにチップセット（SoC）を刷新して高性能化するほか、折りたたんだ時に利用するカバーディスプレイが4インチに大型化し、バッテリー容量も4300mAhに増量されるとと噂されています。

特にSoCはこれまでのGalaxy Z FlipシリーズではQualcomm製「Snapdragon」シリーズのハイエンド向けを仕様してきましたが、Galaxy Z Flip7ではアメリカやカナダなどの一部の国・地域向けにSamsung Semiconductor製「Exynos 2500（型番：S5E9955）」が搭載され、それ以外では従来通りにQualcomm製「Snapdragon 8 Elite Mobile Plaform for Galaxy」になるのではないかと言われています。



実際にすでにベンチマークアプリ「Geekbench 6」にもGalaxy Z Fold7のモデルの1つであるSM-F766Nなどの結果がいくつか掲載されており、SoCの開発コード名がExynos 2500を示す「s5e9955」となっており、CPUは3.30GHz×1＋2.75GHz×2＋2.36GHz×5＋1.80GHz×2のオクタコアで、内蔵メモリー（RAM）が12GB（実効10.95GB）であることが示され、スコアとしてはCPUのシングルコアで2288、マルチコアで8020、GPUのOpenCLで18814となっています。

これにより、Exynos 2500もSnapdragon 8 Elite Mobile Plaform for Galaxyと同様にかなり高性能で、Geekbench 6のスコアではCPUが少し劣りますが、逆にGPUは同等となっていることが明らかになっています。なお、Exynos 2500のGPUはAMD RDNA 3.5アーキテクチャベースの「Xclipse 950」を搭載すると噂されています。またSamsungが発表したAndroid 16ベースの独自プラットフォーム「One UI 8」のロードマップからGalaxy Z Flip7がAndroid 16／One UI 8をプリインストールしている可能性が高そうです。









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