LINE Corp.は10日、都内にて記者発表会「LINEの新たな動画配信プラットフォーム事業について」を開催し、ライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE」( https://live.line.me )を公開した。
LINE LIVEは、これまで同社が運営するコミュニケーションサービス「LINE」において、試験運用されていたライブ映像を配信する機能「LINE LIVE CAST」にサービスの機能・コンテンツラインナップを強化した新たな取り組みとなる。
すでにライブ配信プラットフォームとして「Ustream」や「ニコニコ動画」などをはじめとするサービスが多くのユーザーを抱えて先行しているが、LINE LIVEはそれらに対してどう斬りこむのか、今回はその狙いについて発表会の内容をレポートしていく。
同社取締役CSMOの舛田淳氏はスマートフォン(スマホ)やタブレットでネット配信の動画を視聴するスタイルが定着していることに触れ、そのメリットはいつでもどこでも自分の好きな番組が視聴できる点であると述べた。
一方で、こうした視聴スタイルによってより個人の趣味が強くなり、同じ番組をみんなで視聴する体験が失われつつあると論じた。ところが、LINE LIVE CASTにおいてはコメント数230万以上、さらには視聴者数510万人を越えるLINE LIVE映像の配信が行われたこともあったことから、みんなで盛り上がる体験に対するニーズは十分にあると確信を得たのだという。
とはいえ、単なるライブ映像配信では、いつ配信されているのかまったく認知されていないのも現状だ。そこで、LINE LIVE CASTの成功の鍵となるのがLINEのプッシュ通知だ。
フォローしているアカウントからのLINE LIVE配信のプッシュ通知や友人からの通知は開封率が高く、行動に繋がるのだという。こうしてコミュニケーションプラットフォームとライブ映像配信プラットフォームが連携することで、横への広がりと気付きに繋がり、さらに仲間との体験の共有がこれまでのサービスにはない強みとしている。
LINE上で動画視聴をすることも可能だが、専用のスマホアプリを使用することで番組のアーカイブやコメントの投稿・閲覧が可能となる。
さらにパソコンのWebブラウザーからも視聴可能だ。
サービス開始直後は公式アカウントからのみの配信となるが、近い将来一般の配信も可能とすることも案内された。配信用のアプリの画面には視聴者のコメントが表示されていることが確認できた。
また、ライブ配信を行う公式アカウントは100名を超える著名人やアーティストがラインナップされている。LINEの利用者層にあわせて若者をターゲットしたラインナップだ。
イベントや劇場公演、番組連動などさまざまなコンテンツも用意される。テレビやラジオの放送と切り口を変えた、楽屋や舞台裏からの生配信などここでしか観ることができない取り組みも行われる。
最後に、LINE LIVEのコンセプトについて「LINE LIVEはRealtimeにコンテンツを配信し、RealtimeだからこそコンテンツにRealityが生まれる。配信者と視聴者のリアルな関係、Real Communicationをもたらします。」と舛田氏述べた。
発表会第2部ではLINE LIVEでコンテンツ配信を行うAKB48から柏木由紀さん、渡辺麻友さん、横山由依さん、加藤玲奈さんが登壇しトークセッションが行われた。
同日初回放送となる「AKB48劇場オープン10周年スペシャル」について渡辺さんは「第1回目の放送に携わることができるのが光栄ですし、生配信ならではのことが起こりますのですごくワクワクしています。」とコメントした。
最後に、今後の意気込みについて柏木さんは「会いに行けるアイドルは11年目も変わらず続けていきたいですし、恐れることなく新しい事にもチャレンジしていきたい。」と述べ、新しいグループ「NGT48」の活動もアピールしていた。
一方、渡辺さんは「11年目を迎えるといっても、また新たなスタートを切る気持ちだと思っています。」とコメントし、新総監督となる横山さんをサポートしていくことを表明した。
横山さんは「総監督になって超えなければいけないのは、今までのAKB48なんじゃないかなと思います。」とし、「メンバーそしてファンとともにAKB48を超えられるよう頑張る。」と述べていた。
さらに加藤さんは「10年公演での横山さんの言葉が胸に響いたので、横山さんについていって支えながら力を合わせて全力で頑張っていきたいと思います。」とコメントした。
直近ではNTTドコモが提供していた放送サービス「NOTTV」の終了、そして、Ustreamも日本を含むアジアでの独自機能などを提供していたソフトバンクの子会社であるUstream Asiaが徹底するなど、映画やテレビ番組などを配信する映像配信サービス「Netflix」などの登場に対して差が出てきているようにも思われるが、新たにスタートしたLINE LIVEの盛り上がりには注目していきたいところだ。
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