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ドコモは寧ろiモード機が楽しい!!

S-MAXライター陣の中では非常に珍しいと思われる、フィーチャーフォン(いわゆる「ケータイ」)大好き人間のせうです。こんにちは。

とにもかくにも、スマートフォンばかりに注目が集まってしまう今日この頃。ドコモも例外ではありません。スマートフォン各機種と超変化球であるWindows 7ケータイに関しては特集記事をご覧頂ければ、と思います。

しかしながら、スマートフォンと負けず劣らず力作揃いなiモードケータイが見向きもされないのはちょっとなぁ、と思うわけです。そこで、ケータイ大好きな自分が「超」独断と偏見で注目した機種をいくつか取り上げます!
■「キング・オブ・ケータイ」かもしれない。F-09C!
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人はこれを「神」と呼ぶのだろう。

今期のiモード端末の中でとびきりハイスペックなのが、富士通製の「F-09C」。昨夏モデル「F-06B」の後継モデルに当たる、防水ヨコモーションスライドケータイです。

液晶は3.5インチのTFT液晶を採用。タッチ操作や視差バリア方式の裸眼3D表示にも対応しています。タッチパネルの操作インターフェイスは、F-06Bや昨冬モデルの「F-01C」でユーザーから寄せられた改善要望を取り入れて、より快適になっています。3D機能は対応iアプリや3Dカメラ機能で撮影した画像の閲覧などで利用可能です。

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iモードケータイ初。Webkitブラウザも搭載!

F-09C(と、F-10C)には、iモードケータイで搭載されている「フルブラウザ」(ACCESS製)とは別に、独自開発の「スマートブラウザ」と呼ばれるフルブラウザを搭載しています。これは、Google Chrome、Apple Safariなどで採用されているオープンソースのWebブラウザエンジン"Webkit"をベースとしています。Flashアプレットの読み込みはもちろんのこと、HTML5ページにも一部対応しています。料金は、フルブラウザ定額の範囲内で使うことが可能です。無線LANのクライアントモードを活用すれば、よりサクサクにページ読み込みができます。タッチパネル操作も快適に行えるように工夫されています。

カメラはソニー製「Exmor R for Mobile」の1630万画素版と自社開発の画像処理エンジン「Milbeaut mobile」を組み合わせたものです。裏面照射CMOSセンサーのおかげで、暗部での撮影がよりきれいにできるようになりました。本体を右に振ることによって3D写真も撮影できますし、フルHD動画の撮影も引き続き対応しています。

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遂に「くーまん」が...
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くーまんは「フレンドリーメッセージ」にも対応!

発表会場では、F-09Cのハイスペックさもさることながら、セットされているマチキャラに対して一際熱視線が送られていました。東芝のソフトバンク向け端末ではおなじみの「くーまん」が今夏の富士通製iモードケータイ(F-07Cを除く)にはプリインストールされているのです。F-09Cでは、更に3D対応iアプリとして「くーまんの部屋」まで入っています。くーまんの入っている機種は、マチキャラの「フレンドリーメッセージ」にも対応しているので、設定によっては警告メッセージの語尾が「~でふ」とか「~でふか?」と、まさしくくーまん口調になります。もう、くーまんフリークはエレクト間違いなしです。

あと、ドコモでSymbian OSをプラットフォームとして採用しているiモードケータイでは初めて、待受画面でのiチャネルのテロップがスムースに流れるようになりました。本当にどうでも良い改善点ですねw


■遂にカシオケータイがドコモに登場! CA-01C!
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ずーっと待ってましたよ...

F-09C並に注目を集めていたのが、NECカシオモバイルコミュニケーションズ製の「CA-01C」です。型番からも分かるとおり、ドコモとしては初めてのカシオブランドの携帯電話となります。今まで、ドコモブランドのPocket PCなどでカシオ製のものはありましたし、カシオのレジスターではドコモのケータイクレジット「iD」に対応しているものがあったものの、肝心の携帯電話は今までなかったのです。

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EXILIMケータイらしいvivid pinkもあります。

CA-01Cはカシオのデジカメブランド「EXILIM」を冠した「EXILIMケータイ」。それだけあって、カメラ機能を重視しています。1630万画素の裏面照射CMOSセンサーと、カシオが自社のデジカメ向けに開発した画像処理エンジンをベースとした「EXILIM ENGINE for Mobile」を組み合わせて、暗いところでもきれいに写真が撮れます。

液晶は、約3.4インチのTFT液晶で、タッチ操作と視差バリア式裸眼3Dに対応しています。カメラのタッチインターフェイスはEXILIMのものをベースとしており、EXILIMに親しんでいる方にとってはとても使いやすいと思います。

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ソフトはNECのもの。「ホームU」も使えます。
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でも、カシオおなじみのペンギンもいます。

気になるのは、端末のベースとなるプラットフォーム。多くの方がお察しの通り、NECのプラットフォームがベースとなっています。なので、今までNECのケータイを使ってきた方には違和感なく使えるのではないでしょうか。無線LAN機能はクライアント・アクセスポイント両対応で、特に前者についてはNECのDNAを持つだけあり、「ホームU」(NTT東西のフレッツ光回線を使ってiモード接続やIP電話が利用できるサービス)が利用できます。一方で、auのカシオ端末でおなじみのペンギン(通称「カシペン」)のFlash壁紙などもプリインストール。カシオのデザイナーによる筐体と相まって、「カシオらしさ」も追求しています。

■光学手ぶれ補正対応! P-05C!
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P-03Cをブラッシュアップ!

昨冬モデル「P-03C」を改善しLUMIX Phone第2弾となる「P-05C」は、携帯電話のカメラとして世界で初めて光学手ぶれ補正機能を搭載しました。

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光学手ぶれ補正の影響で出っ張り...

手ぶれ補正は、効果覿面で、デジタル補正よりもよりきれいな撮影ができます。また、新たにフルHD(1920×1080ドット)の動画撮影もできるようになっています。フルHD撮影時も、当然光学手ぶれ補正が有効です。ただ、光学手ぶれ補正機構の影響で、カメラの出っ張りが結構大きくなってしまいました。ここが気になる方もいるかもしれません。

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無線LAN機能にはアクセスポイントモードも追加

P-03Cの無線LAN機能はクライアントモードだけでしたが、P-05Cではアクセスポイントモードも搭載しています。外部機器とFOMAパケット通信を共有することができるようになりました。ただし、パケ・ホーダイ ダブル・シンプル・フラットで外部機器をつないでパケット通信をすると、請求上限が1万395円になることは注意です。

■色がたくさん! 防水コンパクトケータイ P-06C!
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12色もありますよ、奥さん!

「P-06C」は、ドコモでは初の試みとなる多色展開携帯電話です。筐体カラーを「モノトーン」、「ピンク」、「ゴールド」の3系統に分け、それぞれ4色ずつ用意、合計12色展開となります。12色のうち、シルバー、ブラック、コーラルピンク、レッド、イエロー、オレンジの6色は、全国で限定各5000台の限定販売で、一部のドコモ取扱店では受注販売(店頭に在庫を置かない)となります。これら以外の色は、特に台数限定等は行われない予定です。ボタンも押しやすく、3つの機能を一発起動できるマルチワンタッチボタンも搭載しています。

最大50MBのダウンロードに対応したiモーションやコンテンツパックなど、新サービスにも対応していますが、GPSやBluetoothなどを割愛することで、比較的安価に手に入りそうな感じです。


ほかにも、iモード端末は色々力作揃いです。是非、実機を見かける機会があったら触りまくってください!!

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