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ゼロから始めるスマートフォン

Samsung Electronicsは、ドイツで開催されていたイベント「IFA2012」にてマイクロソフトの次世代スマートフォン向けプラットフォーム「Windows Phone 8」を搭載したスマートフォン「ATIV S」および主にタブレット向けプラットフォームとなる「Windows RT」を搭載したタブレット端末「ATIV Tab」を発表しています。

Samsungでは「Windows」ベースの端末を「ATIVシリーズ」として展開していく計画だとのことです。

■ATIV S
ATIV Sは、Galaxy S IIIのWindows Phone版のようなモデルで、4.8インチHD(720×1280ドット)有機EL(AMOLED)ディスプレイや1.5GHzデュアルコアCPUなどを搭載したハイスペックモデルです。8.7mmのスリムボディーに2,300mAhの大容量バッテリーを搭載するのも特徴の1つとなっています。

Windows Phone 8はマイクロソフトが今年6月に正式発表したモバイル向けのOSの最新版。今年の秋から世界180か国以上でこれを組み込んだ端末が発売される予定です。

現行のWindows Phone 7およびWindows Phone 7.5が対応していなかった高解像度ディスプレイやmicroSDカード、NFC、アプリ内課金、最大64コアまでのマルチコアプロセッサなどに新たに対応したほか、マルチタスクの強化、地図機能の強化、モバイル決済の強化、スタート画面の機能向上などが行われています。現在のところハードウェアパートナーはNokia、HTC、サムスン、ファーウェイの4社。

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○ATIV Sの主な仕様
端末サイズ:137.2×70.5×8.7mm
重さ:135g
ディスプレイ:4.8インチ HD(1280×720) Super AMOLED
OS:Windows Phone 8
CPU:1.5GHzデュアルコア(Qualcomm Snapdragon S4 - MSM8260A)
RAM:1GB
ROM:16GB、32GB
外部メモリー:microSD/microSDHC/microSDXC(最大64GB)
カメラ:背面800万画素、前面190万画素
無線LAN:IEEE802.11 a/b/g/n
Bluetooth:3.0
NFC:○
通信規格:HSPA+ 42Mbps(850/900/1900/2100MHz)、EDGE/GPRS(850/900/1800/1900MHz)
バッテリー容量:2,300mAh


■ATIV Tab
ATIV TabはCPUにデュアルコアでインパクトはありませんが、8,200mAhバッテリーや2GB RAM、NFCチップなどを搭載する点に注目です。モバイルネットワークには非対応となっています。

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○ATIV Tabの主な仕様
端末サイズ:265.8×8.9×168.1mm
重さ:570g
ディスプレイ:10.1インチ FWXGA(1,366×768) 液晶
OS:Windows RT
CPU:1.5GHzデュアルコア(Qualcomm Snapdragon S4 - APQ8060A)
RAM:2GB
ROM:16GB、32GB
外部メモリー:microSD/microSDHC/microSDXC(最大64GB)
カメラ:背面500万画素、前面190万画素
無線LAN:IEEE802.11 a/b/g/n
Bluetooth:4.0
NFC:○
外部端子:microHDMI、USB
バッテリー容量:8,200mAh



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サムスン、IFA2012でWindows Phone 8を搭載したスマートフォン「ATIV S」を発表 | ゼロから始めるスマートフォン

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