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“チョッパヤ起動スマホ”のHW-01Eは買いだ!

既報の通り、28日にNTTドコモが発表した「2012年秋モデル」の4機種のスマートフォンのうち、ファーウェイ(華為技術)製の「Ascend(アセンド) HW-01E」(以下、HW-01E)が、東京有楽町をはじめとする全国のスマートフォンラウンジで先行展示されている。

HW-01Eは、1.5GHz デュアルコアCPU(MSM8960)を搭載、Android 4.0(開発コード名:IceCream Sandwich;ICS )、8GBのストレージ、1GBのRAM、1800mAhのバッテリ、約4.5インチのディスプレイを搭載しており、最大の特長は電源OFFの状態から、わずか5秒でロック解除画面に達する「高速ブート」機能を搭載している点。

その注目すべき高速ブートをはじめ、ファーウェイらしい機能を中心に、開発機である展示機を写真と動画で紹介する。

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本体正面

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本体背面

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本体正面に向かって左側面(上)と右側面(下)

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本体正面に向かって上部側面(上)と下部側面(下)

本体サイズは、高さ約131mm×幅約65mm×厚さ約9.9mm(最厚部 約 11.4mm)、ディスプレイは約4.5インチのHD(横720ドット×縦1280ドット)TFT液晶、バッテリ容量は1800mAhとなる。また、本体カラーは「Black」と「White」の2色展開。

本体の左側面はMicroUSB端子、右側面に上下キーを備える。本体上部側面には、電源(スリープ)ボタン、角にワンセグ視聴用のアンテナ、本体下部側面には端子類などはなく角にストラップホールが用意されている。


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本体背面のカメラ

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本体正面右上部にインカメラ。Xiのロゴと画面のアンテナマーク部分に「LTE」の表示

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ディスプレイ直下には3つのセンサーキーを配置

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ワンセグ視聴用アンテナを伸ばしたところ

本体背面に搭載されているメインカメラは、有効画素数約1310万万画素のCMOSカメラを、本体正面上部に搭載されているインカメラは有効画素数約130万画素のCMOSカメラを搭載する。ドコモのLTE(Long Term Evolution)サービス「Xi」にも対応しており、Xiエリアではディスプレイの上部にあるアンテナマークに“LTE”と表示される。

また、ディスプレイ直下には向かって左から「バック」「ホーム」「メニュー」の3つのセンサーキーを配置しており、ワンセグ視聴用のロッドアンテナも搭載する。


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設定内のストレージ表示。展示機の空き容量は4.55GB

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Androidのバージョンは4.0.4

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ホームアプリは「ランチャー」と「docomo Palette UI」を切り替えれる

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日本語入力システムに富士ソフトの「FSKAREN」をプリセット

富士ソフトの「FSKAREN(エフエスカレン)」がプリインされているが、日本向けのファーウェイ製スマートフォンでは実は馴染みのある日本語入力システムだ。さまざまな工夫を凝らしたFSKARENは、最初はやや癖のある印象を持つが、効率の良い操作形態で慣れると入力のしやすさや文章の作成がしやすくなっている。


S-MAX:NTTドコモ2012年秋モデル「Ascend HW-01E」の文字入力を試す!



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設定メニューにある「高速ブート」はON/OFFの切替ができる

設定内にある「高速ブート」をONにすることで、電源OFFの状態からの起動がわずか5秒で可能。Windows 7 PCのSSDモデルを彷彿させる超高速起動は感動すら覚えるので実機に触れる機会があれば是非試して欲しい。

どれくらい速いか一目で分かるよう、高速ブートをONにした状態とOFFにした状態での起動を比較した動画を紹介する。高速ブートONは電源ONからロック解除画面まで確かに5秒で到達しているので是非動画で確認して欲しい。


S-MAX:NTTドコモ2012年秋モデル「Ascend HW-01E」の高速ブートONを試す!


S-MAX:NTTドコモ2012年秋モデル「Ascend HW-01E」の高速ブートOFFを試す!

ファーウェイ製としてはこれまでフォトパネルやキッズケータイ、モバイルWi-Fiルータといった端末をドコモ向けに供給してきたが、スマートフォンは今回が初となる。しかし、ソフトバンク向けやイー・アクセス(イー・モバイル)向けにはスマートフォンを供給しており、日本のユーザーのニーズに応えれるよう日本向けにカスタマイズをしてきている製品を開発・販売してきた実績を持つ。

なお、今回のHW-01Eは、グローバルモデルのAscendシリーズを日本向けにカスタマイズしている。そのため、防水性能や赤外線通信機能には対応していないものの、おサイフケータイやワンセグ視聴機能、NOTTVのほか、ドコモの提供するサービスにもほとんど対応している。発売時期は10月~11月頃の予定。


※本記事で試用した端末は、開発機のため製品版と異なる場合がありますのでご了承ください。


■主な仕様
寸法高さ 約 131mm×幅 約 65mm×厚さ 約 9.9mm(最厚部 約 11.4mm)
質量約 135g
3G連続待受時間(静止時[自動])約 360時間
LTE連続待受時間(静止時[自動])約 230時間
GSM連続待受時間(静止時[自動])約 310時間
連続通話時間(3G/GSM)約 400分/約 470分
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類)約 4.5インチ/横 720ドット×縦 1280ドット・HD/TFT液晶
サブディスプレイ(サイズ/ドット数/種類)
外部メモリー(最大対応容量)microSD(2GB)
microSDHC(32GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数)CMOSカメラ(約 1310万/約 1310万)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数)CMOSカメラ(約 130万/約 130万)
バッテリー容量1800mAh
CPU(チップ名/クロック)MSM8960/1.5GHz デュアルコア
OSAndroid 4.0
ドコモminiUIMカード




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