ペン操作可能な8インチWindows 8.1タブレット

ASUSTek Computer(以下、ASUS)から1月24日(金)より発売となったのWindows 8.1搭載の8インチタブレット「VivoTab Note 8」。人気の8インチクラスのWindows 8.1タブレットとしては後発ながら、ワコムのデジタイザー技術に対応したペン入力に対応するという魅力がある。

スペックとしては8インチWXGA(1280×800ドット)IPS液晶を搭載し、CPUはAtom Z3740(1.33GHz)、RAM 2GB、ストレージは64GB。このモデルの量販店での販売価格は¥49,800(税込)。

昨日28日に国内での販売が発表されたLenovoの「ThinkPad 8」は同じ8インチクラスのディスプレイながら解像度がWUXGA(1920×1200ドット)で若干価格は高くなるが、デジタイザが必要なければこちらも選択肢としてはありだろう。

VivoTab Note 8はまずはヨドバシカメラやビックカメラ系列店のみの販売となり今後は取り扱い店は増えていくようだ。とはいえ、現時点で多くの店舗で品切れの状態となっている。今回、幸い発売日に購入することができたので、まずは簡単なレポートをしたいと思う。


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VivoTab Note 8のパッケージ


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同梱品はユーザーマニュアル、Officeのシリアル、保証書


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ACアダプタはmicroUSB接続

パッケージの中には、ユーザーマニュアル、Officeのシリアル、ACアダプタが同梱されている。

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シンプルな外観


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少しラメが入ったマットな背面


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重さは393g


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右側面には電源ボタン、ボリュームボタン、上面にはイヤフォン、microUSB端子がある


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左側面にはWindowsボタン、microSDカードスロットがある


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デジタイザーペンは本体右下に収納されている。ペンはやや細めだが適度な長さがあるため使いやすい。ペンは筆圧検知対応、ボタンが一つついているため右クリックなどの機能を割り当てることも可能だ。Surface Proのような背面の消しゴム機能は搭載されていない。
10ペンにはボタンが一つついている


初期のネットブック以来のATOMなので動作に関して心配していたが、思った以上にサクサクと動く。普通にネットをみたり、メールを書いたり、ちょっとした文章を打つぐらいなら問題ない。

Photoshop CCをインストールしてみたがこちらも普通に動作した。さすがに重いフィルター処理は時間がかかるが、一般的な写真の加工程度なら問題ない。描画はGPUを使用しているためレスポンスもいい。

処理が重いと感じたのは動画アプリ「DiXiM Digital TV」だ。DLNA経由でレコーダーで録画したTV番組を視聴するソフトだが、番組を選んでから映像が表示されるまでの待ち時間が長く時折映像が乱れることもあった。Android版にも同じアプリがあるがこちらは比較的早く映像が表示され安定して動作する。

ATOMに関してはこれぐらいにして、気になったのがVivoTab Note 8のウリでもあるデジタイザーペンだ。これまで「GALAXY Noteシリーズ」や「Surface Pro」を使用してきているが、買ってきてすぐの状態で満足いく状態で使えていたのだが、VivoTab Note 8はキャリブレーションをしっかりしないとペンとのポインターのズレがひどい。
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ペン先とポインタのズレはキャリブレーションで多少は改善する


Surface Proでも画面の端のズレが大きく使いづらい面もあったが、VivoTab Note 8は中央でもポインターのズレがある。アイコンのタップなどは問題ないが、狙った位置に文字を書けない、いや、そもそも文字を上手く書けないと言ってもいい。縦画面・横画面で何度もキャリブレーションを行い、癖を見つけてなんとか妥協できるポイントまで追い込んだが、できれば出荷時からしっかりとキャリブレーションをして欲しいと思う。

ペンによる手書きは、片手で持ち上げられる8インチサイズのおかげで、Surface Proでは到底不可能なメモ帳感覚で使用できた。これだけでも十分価値はある。もちろん、デスクトップアプリの正確なポインター指定としてもペンは役立つので、デジタイザーペンは必須アイテムであるとも言える。手持ちの「GALAXY Note 3」や「Surface Pro」、ワコムの「BAMBOO Stylus feel」がVivoTab Note 8で動作した。さらにSurface Proのペンは背面の消しゴム機能が使用可能だった。
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左からVivoTab Note 8付属のペン、GALAXY Note 3付属のペン、Surface Pro付属のペン、BAMBOO Stylus fee


手軽さで言えば「iPad」やAndroidの方が使いやすいのだが、Windows 8.1のタスク切り替えやアプリの終了などのタッチ操作が秀逸でタブレットOSとしては直感的で一番使いやすいと感じる。もちろん、Windowsアプリがそのまま使えるのも魅力のひとつ。
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上が10インチディスプレイのSurface Pro、下がVivoTab Note 8


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上が7インチディスプレイの「AQUOS PAD SH-08E」、下がVivoTab Note 8


まだまだOSとしてもタブレットとしても足りない部分があるWindowsタブレットだが、魅力的な製品が登場する可能性を感じるジャンルでもある。

記事執筆:mi2_303


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