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新しい「Kindle Fire HDX 8.9」。見た目は大きく変わっていないが性能は向上している |
既報通り、アマゾン ジャパンが2014年10月29日(水)に開催した「KDPアワード」表彰式および「Kindle」と「Fire」シリーズの新製品説明会では、2014年11月4日(火)に発売される予定の電子書籍リーダー「Kindle Voyage」と新しい8.9インチタブレット「Fire HDX 8.9(ニューモデル)」をはじめ、発売済みモデルを含めた最新機種に触れることができました。
そこで、今回は発売前のKindle Voyageおよび"Fire HDX 8.9(ニューモデル)を中心にそれらの機種を紹介していきたいと思います。
◯スピードと音響面がパワーアップした新「Fire HDX 8.9」
新たにリニューアルされるハイエンドタブレットFire HDX 8.9(ニューモデル)は実は外観は従来の「Fire HDX 8.9」と同じで、重量375g、薄さ7.8gといった特徴も変わっていません。値段も従来同様、直営Webショップ「Amazon.co.jp」では40,980円で販売されています。
ですが性能面を見ると、CPUを2.2GHzクアッドコア(Qualcomm製「Snapdragon 800」)から2.5GHzクアッドコア(Qualcomm製「Snapdragon 805」)へと向上させているほか、従来より70%高速なGPUを搭載。さらに、Androidベースの独自プラットフォーム「Fire OS」が4にアップデートされているなど、いくつかの性能強化が図られていることが分かります。
右側面には充電のほか、専用のアダプターを介することで外部モニターに出力したり、USB周辺機器を接続したりできるmicroUSB端子を装備しています。
左側面にはヘッドフォン端子が装備されています。ちなみにFire HDX 8.9(ニューモデル)は採用する音響技術が「Dolby Digital Plus」から「Dolby Atmos」に変更されており、ヘッドフォンで音を聴く時により立体的な音響を楽しむことができるとのことです。
そしてもう1つ、Fire HDX 8.9(ニューモデル)の特徴となっているのがサポート機能の「Mayday」です。これは専用のボタンを押すだけで、24時間365日、無料でいつでもテレビ電話によるサポートが受けられるもの。専門のスタッフが端末の操作手順を画面に記して教えてくれたり、直接遠隔操作してくれたりするなど、充実したサポートを受けることが可能となっています。
◯軽量で機能充実のプレミアムリーダー「Kindle Voyage」
一方、電子書籍リーダーの新しいモデルとして投入されたのがKindle Voyageです。これは、従来の「Kindle」や「Kindle Paperwhite」より上位のプレミアムモデルと位置付けられているもので、価格はWi-Fiモデルで21,480円と、Kindle Paperwhite(10,280円)の倍に設定されています。ですがその分、薄さ7.6mm、重量も180gとより薄型・軽量化がなされており、長時間読書していても疲れにくくなっています。
背面を見ると、デザインは柔術の「Fire HDX」シリーズに近いデザインとなっているのが分かります。ちなみにボディーは素材はマグネシウムを使用しているとのことです。
側面から見ると、薄くなっていることがよく分かります。電子書籍リーダーということもあり、外部端子は本体下部にあるmicroUSB端子のみとシンプルです。
他にもKindle Voyageにはいくつか特徴があります。1つは新しいPaperwhiteディスプレイ。300ppiという高い画素密度を誇る(Kindle Paperwhiteは212ppi)のに加え、周囲の明るさに合わせてフロントライトを自動で調節してくれる仕組みを備えており、環境に応じて画面を最適な明るさに設定してくれるようになりました。
また、本体の左右フレーム部分に感圧式のページめくりボタンが搭載されたのも大きなポイントと言えます。指を置いた状態のまま、軽く押すだけで次のページへと移動するとともに、振動でページをめくったことを伝えてくれることから、読書に負担をかけない操作で本を読み進められるようになっています。
◯新「Kindle」「Fire HD 6」と「Fire HD 7(ニューモデル)」など発売済みの新機種も
この他にも会場では低価格電子書籍リーダー「Kindle」の最新モデルや、低価格タブレットの「Fire HD 6」および「Fire HD 7(ニューモデル)」など、すでに発売済みの最新モデルも展示されていました。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
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・Fire HDX 8.9タブレット - 仕事でもプライベートでも使えるプレミアムなタブレット
・Fire HD 7タブレット - 持ち運びに便利な高性能タブレット
・Fire HD 6タブレット - 持ち運びに便利な高性能タブレット
・Kindle Voyage - 至福の読書体験を追及して作りこんだ電子書籍リーダー
新たにリニューアルされるハイエンドタブレットFire HDX 8.9(ニューモデル)は実は外観は従来の「Fire HDX 8.9」と同じで、重量375g、薄さ7.8gといった特徴も変わっていません。値段も従来同様、直営Webショップ「Amazon.co.jp」では40,980円で販売されています。
ですが性能面を見ると、CPUを2.2GHzクアッドコア(Qualcomm製「Snapdragon 800」)から2.5GHzクアッドコア(Qualcomm製「Snapdragon 805」)へと向上させているほか、従来より70%高速なGPUを搭載。さらに、Androidベースの独自プラットフォーム「Fire OS」が4にアップデートされているなど、いくつかの性能強化が図られていることが分かります。
右側面には充電のほか、専用のアダプターを介することで外部モニターに出力したり、USB周辺機器を接続したりできるmicroUSB端子を装備しています。
左側面にはヘッドフォン端子が装備されています。ちなみにFire HDX 8.9(ニューモデル)は採用する音響技術が「Dolby Digital Plus」から「Dolby Atmos」に変更されており、ヘッドフォンで音を聴く時により立体的な音響を楽しむことができるとのことです。
そしてもう1つ、Fire HDX 8.9(ニューモデル)の特徴となっているのがサポート機能の「Mayday」です。これは専用のボタンを押すだけで、24時間365日、無料でいつでもテレビ電話によるサポートが受けられるもの。専門のスタッフが端末の操作手順を画面に記して教えてくれたり、直接遠隔操作してくれたりするなど、充実したサポートを受けることが可能となっています。
◯軽量で機能充実のプレミアムリーダー「Kindle Voyage」
一方、電子書籍リーダーの新しいモデルとして投入されたのがKindle Voyageです。これは、従来の「Kindle」や「Kindle Paperwhite」より上位のプレミアムモデルと位置付けられているもので、価格はWi-Fiモデルで21,480円と、Kindle Paperwhite(10,280円)の倍に設定されています。ですがその分、薄さ7.6mm、重量も180gとより薄型・軽量化がなされており、長時間読書していても疲れにくくなっています。
背面を見ると、デザインは柔術の「Fire HDX」シリーズに近いデザインとなっているのが分かります。ちなみにボディーは素材はマグネシウムを使用しているとのことです。
側面から見ると、薄くなっていることがよく分かります。電子書籍リーダーということもあり、外部端子は本体下部にあるmicroUSB端子のみとシンプルです。
他にもKindle Voyageにはいくつか特徴があります。1つは新しいPaperwhiteディスプレイ。300ppiという高い画素密度を誇る(Kindle Paperwhiteは212ppi)のに加え、周囲の明るさに合わせてフロントライトを自動で調節してくれる仕組みを備えており、環境に応じて画面を最適な明るさに設定してくれるようになりました。
また、本体の左右フレーム部分に感圧式のページめくりボタンが搭載されたのも大きなポイントと言えます。指を置いた状態のまま、軽く押すだけで次のページへと移動するとともに、振動でページをめくったことを伝えてくれることから、読書に負担をかけない操作で本を読み進められるようになっています。
◯新「Kindle」「Fire HD 6」と「Fire HD 7(ニューモデル)」など発売済みの新機種も
この他にも会場では低価格電子書籍リーダー「Kindle」の最新モデルや、低価格タブレットの「Fire HD 6」および「Fire HD 7(ニューモデル)」など、すでに発売済みの最新モデルも展示されていました。
記事執筆:佐野 正弘
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