京セラもWindows Phoneスマホを投入か!?写真は初の欧州向け「TORQUE SKT01」

京セラは24日、スペイン・バルセロナにて2015年3月2日(月)から開催される世界最大級のモバイル関連展示会「Mobile World Congress 2015(MWC 2015)」にてMicrosoftが開発するスマートフォン(スマホ)など向けOS「Windows Phone 8.1」を搭載した高耐久モデルのプロトタイプなどを展示すると発表しています。

同社ではMWC 2015にてすでに発表済みの初の欧州向けスマホ「TORQUE(型番:KC-S701)」やソーラーチャージに対応した高耐久モデルのプロトタイプ(ベースモデル「TORQUE SKT01」)、高耐久スマホのさまざまな可能性や利用シーンを想定したデザインコンセプトとともに展示するとしています。

Windows Phoneを搭載したスマホといえば、先日、マウスコンピューターが開発することを表明したばかりですが、京セラでもプロトタイプを展示するということで、同社では現在、国内ではauのほか、auの仮想移動体通信事業者(MVNO)、そして、ソフトバンクモバイルおよびY!mobileに製品を供給しており、国内での販売が期待されます。

この他に展示されるソーラーチャージ対応スマホについてはフランスのSunpartner Technologiesと共同開発した太陽光で充電する高耐久モデルのプロトタイプだとのことで、Sunpartner Technologiesの独自技術「Wysips Crystal」を活用することで透明なフィルム型ソーラー発電モジュールを本体のフロント側に搭載し、これまでにない自由度のあるデザインを実現しているとのこと。

そのため、ベースモデルのTORQUE SKT01のデザイ ンのままでソーラーチャージを可能にしており、過酷な自然環境や作業現場など充電が困難な場所での電力消費の抑制を検討しているとしています。

なお、Windows Phoneを搭載したプロトタイプについては詳細は明らかにされていません。京セラのMWC 2015におけるブースは「Fira Gran Via HALL5 - 5D09」。

記事執筆:memn0ck


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