既報通り、今夏以降に発売・開始する新モデルや新サービスを披露する「2015夏モデル新商品発表会」を開催し、約5.2インチWQHD(1440×2560ドット)液晶や2.0GHz + 1.5GHzオクタコアCPUなどを搭載したAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)採用スマートフォン「ARROWS NX F-04G」(富士通製)を発表した。
発売時期は2015年5月下旬を予定しており、5月13日(水)からドコモショップ店頭や公式Webストア「ドコモオンラインショップ」などにて事前予約が開始されている。
ARROWS NX F-04Gは世界初の画面を見るだけでロック解除などを可能とした虹彩認証「Iris Passport」を搭載する。チップセットにはオクタコア CPUを搭載するQualcomm製「Snapdragon 810 MSM8994」を採用、内蔵ストレージは32GB、内蔵メモリー(RAM)は3GB、おサイフケータイ、ワンセグ、フルセグ、NOTTV、赤外線、防水、防塵などに対応した全部入りスマホだ。
今回は、このARROWS NX F-04Gの試作機をタッチ&トライコーナーで試すことができたので写真と動画で紹介する。
ARROWS NX F-04Gは前機種「ARROWS NX F-02G」と同じ高画素密度な約570ppiの約5.2インチWQHD(1440×2560ドット)広視野角IPS液晶を幅70mmのボディーに収めており、前モデルと比較するまでもなく手にしやすいサイズ感を実現している。
また、ガラス面とタッチセンサーを一体化し、輝度とコントラストの向上をはかっている。ガラスは傷に強いCorning製「Gorilla Glass 3 with NATIVE DAMAGE RESISTANCE」を採用した。
デザインはハコ型となりイメージが一新されたが、片手でも画面上部の操作を可能とする「スライドディスプレイ」(ナビゲーションキー右端)など、使い勝手の部分は富士通らしい作り込みはそのままで日本語入力は引き続き「Super ATOK ULTIAS」を搭載している。
カラーバリエーションは「Iris Green」および「White」、「Black」の3色。カラーコンセプトは虹彩認証を象徴するIris Greenということで、各モデルともにこのIris Greenがアクセントとして使われている。
Iris GreenとBlackの背面はグラデーション塗装が施されており、さらにBlackはヘアライン加工で質感を変えている。Whiteは細かいドット柄となっていた。
これまでの富士通スマホにあった背面の指紋認証センサー兼ボタンがなくなり、生体認証機能は虹彩認証のみとなった。
右側面の電源キーはBlackとIris Greenの色が違う。本体右下の角にはストラップホールがある。
上面はヘアライン加工されたアルミニウム製、高級オーディオ機器のような質感だ。Blackはエッジ部分がIris Greenとなっていた。左角はワンセグ・フルセグ・NOTTV用の内蔵アンテナだ。
左側面には卓上ホルダー用の充電端子、防水キャップの中にはmicroUSB端子、microSDカード(最大128GBまで)スロット、nanoUIMカード(4FF)スロットがある。
上面にはグリーンの円の中央に虹彩認証のセンサーがある。虹彩認証は専用の赤外線カメラと赤外線LEDライトから構成されており、屋内の暗い場所でもしっかり認証するが、晴天下の明るい場所は苦手なのだという。あまり明るいと画面も見づらいので、利用頻度も少ないかもしれないが、画面が見えないと文字も入力しにくいので生体認証がきちんと動作して欲しい気もする。
Iris Passport用デバイスはディスプレイの上に配置され、左から近接センサー、Iris Passport用赤外線LEDライト、フロントカメラ、Iris Passport用赤外線カメラとなる。
虹彩認証の堅牢性をアピールする虹彩認証のデモだが、現状ではロック解除以外での訴求点として「面倒なパスワードの入力を省く」というスタンスのみを強調していた。
虹彩認証の登録と読み取りはセンサーが顔を認識して目を探してくれるのではなく、手動で指定された円の中に目が収まるようにするのだが、初めて使ったということもあり意外と難し感じた。
カメラはリアカメラに約2070万画素のソニー製「Exmor RS for mobile」、フロントカメラに約210万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載している。カメラ機能は富士通独自の画像処理エンジン「GRANVU」を用いたオートのみのシンプルなもので、顔認証を含む素早いオートフォーカス、4K動画撮影などがその特徴となる。
以下に実際にARROWS NX F-04Gを操作しているところのデモ動画を紹介しておく。
動画リンク:https://youtu.be/fscgY9s8sCg
通信面では受信時最大225Mbpsのドコモ「PREMIUM 4G」に対応し、無線LAN(Wi-Fi)は5GHz帯を2本同時使用する2×2 MIMOに対応し、受信時最大867Mbpsの高速通信を可能としている。この他、TransferJetによる最大375Mbpsの近接通信やANT+などに対応。
ARROWS NX F-04Gは端末としての完成度が高く、使い勝手も良くさらに世界初となる虹彩認証を搭載するなど話題性もあり、価格の高騰が気になるが、欲しいと思える機種になっている。
◯主な仕様
| 機種名 | ARROWS NX F-04G |
| 寸法(高さ×幅×厚さ:mm) | 約146x70x8.8 |
| 質量(g) | 約155 |
| OS | Android 5.0 |
| CPU (チップ名、クロック) |
MSM8994 64bit対応オクタコア(2.0GHzクアッドコア+1.5GHzクアッドコア) |
| 内蔵メモリー (ROM/RAM) |
32GB/3GB |
| 外部メモリー (最大対応容量) |
microSDXC(128GB) |
| バッテリー容量 | 3120mAh |
| 連続待受時間(静止時[自動]) (LTE/3G/GSM:時間) |
約360/約400/約320 |
| 連続通話時間 (LTE/3G/GSM:分) |
約1200/約890/約870 |
| 実使用時間(時間)※1 | 未定 |
| ディスプレイ (サイズ:インチ、解像度:ドット、 方式、発色数) |
約5.2インチ WQHD 1440×2560 TFT液晶 IPS 1677万色 |
| Xi(LTE、受信時最大/送信時最大) | 225Mbps/50Mbps |
| VoLTE | ○ |
| LTE対応周波数帯 (2GHz/1.7GHz/1.5GHz /800MHz/700MHz) |
○/○/○/○/○ |
| 対応方式 (FDD-LTE/TD-LTE) |
○/○ |
| FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) |
14Mbps/5.7Mbps |
| 外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) |
裏面照射型CMOS 約2150万/約2070万 |
| 内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) |
裏面照射型CMOS 約240万/約210万 |
| 防水/防塵 | ○/○(IPX5、8/IP5X) |
| Bluetooth | ○(4.1) |
| ワンセグ/フルセグ (◎は録画対応) |
◎/◎ |
| ハイレゾオーディオ対応 | ○ |
| LTE/Wi-Fi同時接続による 高速ダウンロード |
○ |
| LTE/Wi-Fi同時接続による スムーズな通信 |
○ |
| UIMカード | nanoUIM |
| 色 | Black White IrisGreen |
| 製造メーカー | 富士通 |
※1 一般に想定されるスマートフォンの利用(Web閲覧、アプリの利用等、約80分間/日の利用)があった場合の電池の持ち時間です(NTTドコモ調べ)。実際の利用状況(連続通話や動画を大量にダウンロードした場合など)によっては、それを下回る場合があります。なお、各機種の実使用時間については、 順次ドコモのホームページで公表される予定。
※2 仕様は発表時点のもので、製品版は変更になる場合があります。
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コメント
指紋であれ虹彩であれ、本人拒否されたときには従来のパスワードでログインするのだから、利便性は向上してセキュリティは低下します。セキュリティは下がってもよいから利便性を重視するという人に勧めるのは良いですが、より高いセキュリティを求めている人に勧めるのは駄目です。