Windwos 10 Mobileが12,800円から始められる!

既報通り、プラスワン・マーケティングは24日、都内にて「KATANA 01 発表会タッチ&トライイベント」を開催し、Microsoftが開発を進める新しいモバイル向けOS「Windows 10 Mobile」を搭載した「FREETEL」ブランドのスマートフォン(スマホ)「KATANA 01」の実機を披露した。

発表会では、同社代表取締役社長の増田薫氏がかねてからKATANA 01を「日本最速で発売する」と明言してきており、今回発売日が11月30日に決定したことを発表し、すでに11月25日12時より予約受付が開始されている。

これは世界ではMicrosoftの「Lumia 950」に続いて2番目に発売される製品であることも補足。合わせて、価格(税抜)をこれまで案内していた19,800円から12,800円へ大幅に引き下げたことも発表すると、その安い販売価格に記者からは驚きの声が上がる一幕があった。

今回はこのKATANA 01の発表会および直後に行われたタッチ&トライの様子を写真と動画で紹介していく。

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増田氏は「この価格ならWindows Phoneを試しに買ってみようか」と思える価格設定にしたと語り、企業が導入する際にも端末価格が障壁にならないことを紹介した。


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着せ替えカバー(取り外し式のリアカバー)の第1弾として「ダークメタリック」と「シルバー」の2色を12月に発売することを発表し、今後もカラー展開をしていくことを明かした。また、MicrosoftのLumiaシリーズもカラー展開していることに触れ、同社は過去に「Priori2 3G SP」において27色のカバー展開をしていたこともあり、このカラー展開に対する強みをアピールした。


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さらにKATANA 01に対応する水濡れや破損、紛失・盗難に対応したPREMIUM補償のサービスについて紹介。月額300円の「PREMIUM補償」と店頭のみとなる一括2,480円の「PREMIUM 2年補償」サービスも開始する。PREMIUM補償は、万が一の際に2,560円で良品と交換するというサービスだ。


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続いて、同社取締役の野村晴彦氏がWindows 10 Mobileを搭載するKATANA 01の機能について説明を行った。KATANA 01が搭載するWindows 10 Mobileは、デスクトップPC、ノートPCから7インチ以下のモバイル端末までOSを統合したことによって、Windows 10上で動作するユニバーサルアプリを共通で使えることがひとつの特徴であることを説明した。


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Microsoftのクラウドサービス「OneDrive」では、Windows 10の「People」機能で連絡先やTwitter、Facebookのアカウントも一元管理できることに触れ、OneDriveの共有機能でこれらのユーザーとデータの共有化も可能であることを紹介した。クラウドサービスに連携した「Office」や「Skype」はビジネス用途の強みとなることに触れ、モバイルによって外に持ち出すことができるようになったことで新たな使い方ができると説明した。


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このクラウドサービスの重要な要素として通信があるとし、同社が取り組んでいる仮想移動体通信事業者(MVNO)という側面から安定した通信と端末と通信のサポートを自社で行えることを紹介し、FREELTEだからこそ価値を出せる端末であることをアピールした。


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さらに強みは格安のデータ通信料金だけではなく、通話料を半額にする「通話料いきなり半額」アプリがWindows版として近日発売することも発表した。これにより、データ通信だけではなく、通話も使った分だけで運用できることを紹介した。


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タッチ&トライコーナーではKATANA 01の実機の展示が行われた。4.5インチFWVGA(480×854ドット)ディスプレイを採用したコンパクトな筐体で持ちやすく扱いやすい。背面はマットな仕上げとなっている。一方で展示されていた背面カバーは光沢のあるものだった。


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背面のカメラは500万画素、前面のカメラは200万画素だ。


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右側面(写真=上)にボリュームキーと電源キー、上面(写真=下)にmicroUSB端子とイヤホン端子がある。


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リアカバーを取り外すと、取り外し可能な1700mAhのバッテリーとふたつのmicroSIMスロットが見える。microSDカードは横から差し込むタイプだ。


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前面の下部にはWindowsのナビゲーションキーが並ぶ。戻るキーを長押しするとタスク切り替え画面となる。虫眼鏡キーはWindows 10の新機能「Cortana」機能を呼び出すものとなっている。


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タイル画面にピン留めされたアプリのショートカットは、クラウドと連携や、最新情報を表示するライブタイルとして利用できる。好みに応じて4分の1サイズや横長にするなどカスタマイズも可能だ。


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Windowsキーを長押しすると画面が下の方に降りてくる。4.5インチなので片手操作可能なサイズだが、画面上部のアイコンを押すには楽そうだ。

【KAANA 01の外観を動画で紹介】

動画リンク:https://youtu.be/2AzEem4xYiQ

KATANA 01が過剰に反応してしまうのか定かではないが、タイル画面はちょっとした操作でアプリを起動してしまうことがあった。Windows 10のタブレットやタッチパネル付きノートパソコンを利用しているなら、ほぼ同じ画面が表示されるのですんなり使いこなせるのではないだろうか。また、12,800円という価格は一度使ってみようと決断するには丁度いい価格なので、気になったら予約をしておいた方が良さそうだ。

記事執筆:mi2_303


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