レノボのThinkシリーズを紹介! |
レノボ・ジャパンは19日、都内にて「Thinkシリーズ新製品発表会」を開催し、法人向け新製品を披露した。発表会ではThinkシリーズの堅牢性やユーザビリティをもつノートPCの新製品や周辺機器などの展示。
ThinkPadのモバイル製品は重量1.3Kgの11.6インチ、12.5インチ、14インチのモデルがあり、その中でも薄型14インチモデルが増加傾向にあのだという。特に14インチは「ThinkPad X1 Carbon」が貢献しているそうで、今後は14インチモデルにもフォーカスしていくと明かした。
今回は展示会で実際に触ることができた14インチのモバイルワークステーション「ThinkPad P40 Yoga」、27インチ2-in-1マルチモードPC「YOGA HOME 900」を使ったビジネスソリューションを紹介していく。
ThinkPad P40 Yogaは、スタイラスペン「ThinkPad Pen Pro-1」(オプション)を使ったドローやスケッチからデザイン編集・設計作業までを一元化するモバイルワークステーションだ。スペックはCPUには第6世代IntelCore i7-6600Uまたは6500U、ディスプレイは10点タッチWQHD(2560×1440ドット)またはフルHD(1920×1080ドット)IPS液晶、内蔵メモリー(RAM)は最大16GB、ストレージは最大512GB、グラフィックスにNVIDIA製「Quadro Maxell M500M」(VRAMは最大2GB)、USB 3.0×3、4-in-1カードリーダー(SD,SDHC,SDXC,MMC)、HDMIポート、Mini DisplayPort、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.1など。
本体サイズは約338×236.3×19.9mm、重さは約1.8kg、バッテリー駆動時間は最大10時間。
Yogaシリーズということで、利用シーンに合わせて「ラップトップ」や「スタンド」、「テント」、「タブレット」の4つのモードに変化する。特にデザインワークやイラストレーションの分野でのペン操作は、スタンドモードやタブレットモードなど、描きやすい角度にディスプレイを設定できる点が強みだ。
液晶画面は実用的なノングレアで見やすい。Yogaシリーズの形状とペン操作による業務利用の幅は広く、プレゼンや校正の際に直接ペンで書ける点も直感的で良い。
オプションのThinkPad Pen Pro-1は2048段階の筆圧感知に対応する。
YOGA Home 900は約27インチフルHD(1920×1080ドット)タッチパネル液晶を搭載した製品だ。個人向けモデルは1月22日より販売開始し、法人向けモデルは3月発売を予定している。スペックはCPUにIntel製「Core i7-5500U」、グラフィックはNVIDIA製「GT940」(2GB VRAM)、8GB RAM、256GBストレージ、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠)、Bluetooth 4.0など。
YOGA Home 900に搭載された27インチのディスプレイはデスクトップスタイルだけではなく、デジタルサイネージやディスカッション利用などを訴求している。特にパイオニアVCの「xSync Pro SCHEDA」による直感的なタッチ操作は素晴らしく、こちらは是非動画の方で雰囲気を味わって欲しい。
【YOGA Home 900とxSync Pro SCEDAによる操作デモ】
動画リンク:https://youtu.be/hTl1L_BbTns
展示されたYOGA Home 900は角度が変えられるスタンドにセットされ、サイネージ型の表示や水平にしてテーブル型でディスカッションを行う例を説明していた。
角度をつけて机の脇に置いて使うのも便利そうだ。
画面に表示されているのは、PDFファイルや動画ファイルなど。それぞのれサイズはピンチ操作でサイズや角度を自由に変えられる。動画ファイルなども3本指操作でスクリーンショットを撮ることができ、それを元に修正点の指示などを手描きで行うこともできる。また、この状態で途中保存が可能で次に前回の状態から会議を始められる。
法人向けのAndroidタブレット8インチと10インチの「YOGA Tab 3」も展示されていた。YOGA Tab 3のLTEモデルは価格(税抜)が8インチモデルで28,800円、10インチモデルで31,800円となっており、価格設定は低めだ。ビジネス向けということで、セキュアなモバイル環境を実現するSOTI社の「MobiControl」を提供予定とのこと。
持ちやすいヒンジ部分には回転式のカメラが搭載されており、インカメラ・アウトカメラなど様々な用途で利用できる。スタンドとして自立するのでタイムラプス撮影・動画撮影も得意とする。
記事執筆:mi2_303
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・S-MAX - Facebookページ
・レノボ 関連記事一覧 - S-MAX
あるのだね。