Windows 10無償アップグレードは7月29日まで!

日本マイクロソフトは27日、都内にて「Windows 10の最新情報に関する記者発表会」を開催し、「Windows 10 体験キャラバン」を含む最新OS「Windows 10」へのアップグレード促進に向けた施策を開始することを発表した。

Windows 10体験キャラバンは、Windows 7およびWindows 8.1・8ユーザーに対してWindows 10への無償アップグレードが2016年7月29日(金)で終了することの周知と、Windows 10の特徴を最新デバイスで体験してもらうことを目的としたもの。

キャラバンは4月29・30日の宮城県で開催される「ARABAKI ROCK FEST.16 みちの公園北地区 エコキャンプみちのく」を皮切りに全国10都市以上にキャラバンカーとともに展開する。今回はこのWindows 10アップグレード促進に向けた施策についてレポートしていく。

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今回発表となったWindows 10の無償アップグレードが7月29日で終了することの周知と、アップグレードを検討しているユーザーの後押しをするためのキャンペーンだ。

ここでひとつ補足しておきたいのは、無償アップグレードはWindows 7およびWindows 8.1・8ユーザーを強制的にアップグレードさせることを目的としているわけではない。もちろん7月29日でWindows 7が使えなくなるわけではなく、これまで発表されているとおり、Windows 7は2020年1月14日までの延長サポートが継続される。

周辺機器の対応などさまざまな要因でWindows 10にアップグレードできないユーザーは、無理にアップグレードする必要はない。また、7月29日は無償のアップグレードが終了するだけで、その後はパッケージ版を購入することでいつでもWindows 10をインストールは可能だ。

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日本マイクロソフトは、アップグレードの対象となるユーザーが抱える対応周辺機器やソフトウェアの対応などの不安に対して、電話やオンライン チャットによる「アンサー Desk サポート」の人員の拡充と、7月末まで土日・祝日(電話のみ)もサポートを提供する強化する。さらに、Webサイト「Windows 10 アップグレードガイド」( https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article/windows10/guide/ )もより詳しく分かりやすい情報を掲載しリニューアルしている。

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こうしたWindows 10にアップグレードしたいという前向きなユーザー向けの施策のほかに、Windows 10をあまり知らないユーザー向けにWindows 10 体験キャラバンで新機能や使い勝手を知ってもらいアップグレードを促す。

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さらに「ヨドバシカメラ」や「ビックカメラ」、「ケーズデンキ」、「エディオン」など27店舗で展開している「Windows エリア」のうち、ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店、ビックカメラ有楽町店ではさらにエリアの拡充を行う。

中でもヨドバシカメラ マルチメディアAkiba店では4月29日よりプレオープンという形でMicrosoft製Windows 10ノートパソコン「Surface Book」をはじめとする特徴的なWindows 10デバイスの展示や、デバイスが展示されたカウンターコーナーで相談をすることもできる。また5月10日のグランドオープン後はさまざまなワークショップも開催する予定とのこと。

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3つ目の施策として、毎月10日を「Windows 10の日」として、WebサイトやソーシャルメディアでWindows 10ユーザー向けにパートナー企業と連携してお得な情報を発信するほか、個人・法人の導入事例なども紹介していく。

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これまでWindowsは、メジャーアップデートごとにパッケージおよびアップグレード版の購入の必要があったが、Windows 10からはセキュリティーおよび機能拡張などのアップグレードは無償で行われる。

ハードウェアの互換性の問題でWindows 10にアップグレードができない場合を除き、無償でアップグレードできるこの機会にアップグレードを検討してみてはどうだろうか。



記事執筆:mi2_303


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