iPhoneなどをiOS 10にアップデート後にApple IDにサインインできない!?

既報通り、Appleから日本時間9月14日2時よりスマートフォン「iPhone」シリーズやタブレット「iPad」シリーズなど向けプラットフォーム「iOS」の最新バージョン「iOS 10」へのアップデートを提供開始しています。

すでに紹介しましたが、一部のiPhoneなどでiOS 10にアップデートする途中でiTunesに接続するように案内される画面が表示されて"文鎮化"する不具合が発生しています。

このアップデートの失敗が起きてもiTunesが使えるパソコンがあれば無事にアップデートが完了できますが、そういった環境がない人はアップデートをするかどうかは慎重に判断したほうが良いでしょう。

また、筆者が試した限りではiOS 10へアップデートが完了した後に行う設定にてApple IDでサインインできない不具合も起きていましたのでその現象と解決策を紹介します。

iOS 10の「アップデートが完了しました」が表示され、位置情報サービスの設定などをしていき、Apple IDへのサインインを求められるのでパスワードを入力してサインインしようとすると「iCloudに接続できませんでした。」と表示され、「OK」を押すと永遠とApple IDへのサインインが行われませんでした。

そこで、意を決して電源ボタンを長押しして電源を切って、再度電源を入れると無線LAN(Wi-Fi)の選択画面が出て、ネットワークに接続すると再度、Apple IDへのサインイン画面が表示されます。

何度かサインインを試してみましたが、筆者の環境ではiOS 10が配信されたばかりのタイミングだったからかiCloudの保存可能容量の限度に近づいているからかうまくいきません。

そこで、仕方なく、電源オン・オフ後のWi-Fi選択後のApple IDへのサインイン画面で「この手順をスキップ」を選択し、「本当によろしいですか?」と表示されるのでさらに「スキップ」を選ぶとアップデート後の設定を終了できました。

同じ現状が出る人は電源オン・オフで再度サインイン画面からやり直せるようなのでひとまずスキップすると良いようです。もちろん、最初にApple IDのサインイン画面が出た時にもスキップ可能となっています。

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追記(2016/09/14 11:55:58)
こちらの不具合はすでに解消されています。

記事執筆:memn0ck


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