au向けストレージデバイス「Qua station」が4月7日に発売!

KDDIおよび沖縄セルラー電話は29日、au向け高速通信サービス「4G LTE」(FDD-LTE方式)に対応した1TBの大容量ストレージを搭載したNAS「Qua station」を2017年4月7日(金)に発売すると発表しています。

価格は税別30,000円(税込32,400円)または分割で税込900円/月×36回。発売に合わせて専用料金プラン「Qua stationプラン ds」が提供され、基本利用料はISP接続料含み税別300円(税込324円)で利用可能。

auの4G LTE対応スマートフォン(スマホ)でデータ定額などの対象データ通信オプションを契約している場合に申し込め、Qua stationのデータ通信量がスマホとシェアするようになっています。

また発売を記念して「Qua station おトク割」も実施され、購入の翌月から36ヶ月(3年間)は基本利用料税別300円が無料になるほか、Qua stationの新規契約事務手数料が無料になるということです。

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Qua stationは4G LTEに対応した1TB(1024GB)ストレージ搭載NASで、設置場所に固定通信および無線LAN(Wi-Fi)がある場合には、データ通信料はかからず、4G LTEを使う場合でもQua stationプラン dsによってスマホなどの契約プランに準じて月間通信量などが消費されます。

4G LTEは下り最大150Mbpsおよび上り最大25Mbps、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz対応)。Wi-Fiテザリングは最大10台まで。SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズの「au nano IC Card 04」。

電源は付属の専用アダプターを用い、外部インターフェースはUSB端子×2およびmicroSDXCカードスロット(最大256GBまで)。試供品でSDカードアダプターも同梱され、内蔵されているストレージは2.5インチHDDが1台で、HDDの交換は可能とのこと。なお、RAID仕様になっていないとのこと。

対応OSはAndroid 5.0(開発コード名:Lollipop)以降およびiOS 9.3以降、Windows 7・8・8.1・10、Mac OS X v10.10・v10.11・v10.12ですが、一部、対象外の機種があるとのこと。PCは専用アプリ「Qua station接続ツール」を用意。

スマホにau Galleryアプリをインストールしておけば、スマホをUSBケーブルで接続してQua station側のCOPYボタンを押すだけで簡単にバックアップが可能。またBluetooth 4.0やZ-Waveにも対応しており、将来的には設置場所近くにあるIoT機器のコントロールなども行える機能も検討しているということです。

サイズは160×57×100mm、質量は約611g、本体色はホワイトの1色のみ。スマホ・タブレット登録可能台数は最大5台まで。その他の詳細な製品情報は以下の記事を参照してください。発表当初は2月下旬以降に発売予定としていましたが、だいぶ遅くなっていたようです。

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記事執筆:memn0ck


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