エイスースがSIMフリースマホ「ZenFone 4」や「ZenFone 4 Pro」、「ZenFone 4 Selfie Pro」を日本で発売!

ASUS JAPANは15日、ASUSTeK Computer(以下、ASUS)の最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)ZenFone 4(型番:ZE554KL)」とその上位モデル「ZenFone 4 Pro(型番:ZS551KL)」、自撮り(セルフィー)機能に注力した上位モデル「ZenFone 4 Selfie Pro(型番:ZD552KL)」の3機種を日本で2017年9月23日(土)より順次発売すると発表しています。

これら3機種は海外では今年8月17日に「WE LOVE PHOTO」を製品スローガンとして発表した同社のスマホ「ZenFone」シリーズの最新機種で、ともにデュアルレンズカメラを搭載し、これまでよりもワンランク上のカメラ体験を楽しめるようになっています。

各機種ともにSIMフリーモデルとして販売され、発売時期はZenFone 4 ZE554KLおよびZenFone 4 Selfie Pro ZD552KLが9月23日、ZenFone 4 Pro ZS551KLが10月下旬以降で、価格はオープンながら希望小売価格(税別)がZenFone 4 ZE554KLの56,800円、ZenFone 4 Selfie Pro ZD552KLの42,800円、ZenFone 4 Pro ZS551KLの89,800円。

またすでに各機種ともに公式Webストア「ASUS ZenFone Shop」で事前予約受付を開始しており、希望小売価格と同じで税込ではZenFone 4 ZE554KLの61,344円、ZenFone 4 Selfie Pro ZD552KLの46,224円、ZenFone 4 Pro ZS551KLの96,984円。

またZASUS ZenFone ShopではZenFone 4シリーズを予約した先着300人にASUSの純正アクセサリー「View Flip Caver」などをプレゼントする「WE LOVE PHOTO」キャンペーン( https://shop.asus.co.jp/zenfone/zenfone4welovephotocp/ )を実施し、さらに抽選で50人にZenFone 4のロゴ入り・非売品のオリジナルTシャツが当たるキャンペーンも同時開催しています。

その他、ZenFone 4 ZE554KL専用View Flip Cover(ブラック)が3,980円(税別)、ASUS ZenPower Slim(4000mAh)が3,980円(税別)で販売されます。販売拠点は量販店やECサイトのほか、仮想移動体通信事業者(MVNO)の各社からを予定し、MVNOではIIJmioやイオンモバイル、エキサイトモバイル、DMM mobile、NifMo、BIGLOBE SIM、LINEモバイルが予定されており、今後順次拡大予定 。

【ZenFone 4 ZE554KL】

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ZenFone 4 ZE554KLは昨年発売された「ZenFone 3」の後継機種で、ZenFone 4シリーズのベースモデルです。新たに背面にデュアルレンズカメラを搭載し、標準の広角レンズと超望遠レンズを切り替えて撮影可能となりました。レンズは広角83°(35mm換算で25mm相当)と超広角120°(35mm換算で12mm相当)。

センサーは2つともにソニー製「IMX362」で1/2.55インチ約1200万画素(1画素1.40μm)を採用。4軸光学手ぶれ補正と3軸電子手ぶれ補正に対応し、デュアルピクセル像面位相差オートフォーカス(PDAF)などによる0.03秒の高速なAFに対応。さらに画像処理エンジン「PixelMaster 4.0」に進化し、HDR ProやBeautyなどの各モードが利用可能です。LEDフラッシュも搭載。

前面にあるフロントカメラは約800万画素センサーおよび広角84°(35mm換算で24mm相当)かつF2.0レンズを搭載。ディスプレイは約5.5インチフルHD(1080×1920ドット)IPS液晶(10点マルチタッチ対応)で、外観は2.5DラウンドガラスのCorning製「Gorilla Glass」を採用。

側面や背面はナノモールディング技術によるアルミニウムユニボディーのシンプルかつ高級感あるデザインとなっており、細かいダイヤモンドカッドのメタルエッジやマイクロエッチングによるZenシリーズの象徴でもある同心円状ヘアライン加工が施され、贅沢なアクセントとなっています。

サイズは約155.4×75.2×7.5mm、質量は約165g、本体色は海外では3色展開ですが、日本では(ミッドナイトブラック(型番:ZE554KL-BK64S6)およびムーンライトホワイト(ZE554KL-WH64S6)の2色がラインナップされています。

ディスプレイの下中央に指紋センサーを兼ねたホームキー、その左右に静電式の戻るキーおよび履歴キーといったナビゲーションボタンを搭載。OSはAndroid 7.x(開発コード名:Nougat)をプリインストールし、Android 8.0(開発コード名:Oreo)にアップデート予定。独自ユーザーインターフェース「ZenUI 4.0」を採用。

チップセットは14nmプロセスで製造されたQualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 660」(2.2GHz Kryo 260コア×8およびGPU「Adreno 512」)を採用し、内蔵メモリー(RAM)は6GBを搭載。64GB内蔵ストレージ(eMCP)およびmicroSDXCカードスロット(最大2TBまで)、Googleドライブ100GB(1年間無料)、3300mAhバッテリー(取外不可)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・BDS)、加速度センサー、電子コンパス、ジャイロセンサー、近接センサー、環境光センサー、RGBセンサー、磁気センサー、ハイレゾ、DTSHeadphone:X 7.1、ASUSノイズリダクション技術、FMラジオなど。

通信面ではIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、Wi-Fiダイレクト、NFC Type A/Bに対応。モバイルネットワークはLTE UE Category 12および13による下り最大600Mbpsおよび上り最大150Mbpsに対応するほか、高音質通話サービス「VoLTE」をサポートし、SIMカードは2つあり、ともにnanoSIMカード(4FF)サイズで片方はmicroSDXCカードスロットと共用。両スロットともに2G・3G・4Gに対応し、3G+4GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)にも対応。対応周波数帯は投入地域によって異なり、以下の通り。

4G:
FDD-LTE (B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B28)
TD-LTE (B38/B39/B40/B41)
※2CA/3CA対応

3G:
WCDMA (B1/B2/B3/B5/B6/B8/B19)

2G:
EDGE/GPRS/GSM (850/900/1,800/1,900MHz)


【ZenFone 4 Pro ZS551KL】

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ZenFone 4 Pro ZS551KLはZenFone 4の上位モデルで、約5.5インチフルHD(1080×1920ドット)有機ELディスプレイ(10点マルチタッチ対応)やQualcomm製オクタコアCPU「Snapdragon 835」を搭載したハイエンドモデルです。昨年発売された「ZenFone 3 Deluxe(型番:ZS570KL)」や「ZenFone 3 Deluxe(型番:ZS550KL)」の後継機種でもあり、日本では今年6月に発売された同社初のデュアルレンズカメラ搭載モデル「ZenFone Zoom S(型番:ZE553KL)」(海外では「ZenFone 3 Zoom」)と同様に広角と望遠の2つのレンズによるデュアルカメラによって光学2倍ズームに対応しています。

背面のデュアルカメラはメインがソニー製「IMX362」で1/2.55インチ約1200万画素センサー(1画素1.40μm)および広角83°(35mm換算で25mm相当)で明るいF1.7の6枚構成レンズとなっており、RAW形式やポートレートモードをサポートするほか、4軸光学手ブレ補正やコンティニュアスAF、デュアルピクセルPDAFやレーザーAFなどによる0.03秒の高速AFなどに対応。

画像処理エンジンは「SuperPixel」および「PixelMaster 4.0」を搭載し、LEDフラッシュも内蔵。もう1つのサブカメラとして約1600万画素のソニー製「IMX351」センサーおよび35mm換算で50mm相当の望遠レンズを搭載し、メインカメラとのデジタル処理によって光学2倍ズームに対応します。

外観はZenFone 4とほぼ同じで、2.5Dラウンドガラスとアルミニウムユニボディーを採用し、ディスプレイの下中央に指紋センサーを兼ねたホームキー、その左右に静電式の戻るキーおよび履歴キーといったナビゲーションボタンを搭載。サイズは約156.9×75.6×7.6mm、質量は約175g、本体色は海外と同じピュアブラック(型番:ZS551KL-BK128S6)およびムーンライトホワイト(型番:ZS551KL-WH128S6)の2色展開。

指紋センサーはZenFone 4などを含めた従来のものと異なり、0.3秒でロック解除ができるライブ機能に対応しているとしています。またフロントカメラはF1.9および広角87.4°のレンズと約800万画素のソニー製「IMX319」センサー(1画素1.4μm)を搭載。

主な仕様は6GB内蔵メモリー(RAM)や128GB内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット(最大2TBまで)、Googleドライブ100GB(1年間無料)、3600mAhバッテリー(取外不可)、USB Type-C端子、3.5mmイヤホンマイク端子、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 5.0、Wi-Fiダイレクト、NFC Type A/B、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・BDS)、加速度センサー、電子コンパス、ジャイロセンサー、近接センサー、環境光センサー、RGBセンサー、磁気センサー、デュアルスピーカー、ハイレゾ、DTSHeadphone:X 7.1、ASUSノイズリダクション技術、FMラジオなど。OSはAndroid 7.x(開発コード名:Nougat)をプリインストールし、Android 8.0 Oreoにアップデート予定。独自ユーザーインターフェース「ZenUI
4.0」を採用。

モバイルネットワークはVoLTEやLTE UE Category 12による下り最大600Mbpsおよび上り最大100Mbpsに対応し、SIMカードは2つあり、ともにnanoSIMカード(4FF)サイズで片方はmicroSDXCカードスロットと共用。両スロットともに2G・3G・4Gに対応し、3G+4GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)にも対応。対応周波数帯は以下の通り。

4G:
FDD-LTE (B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B29/B30)
TD-LTE (B38/B39/B40/B41)
※2CA/3CA対応

3G:
WCDMA (B1/B2/B3/B4/B5/B6/B8/B19)

2G:
EDGE/GPRS/GSM (850/900/1,800/1,900MHz)


【ZenFone 4 Selfie Pro ZD552KL】

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ZenFone 4 Selfie Pro ZD552KLはZenFone 4 Selfie ZD553KLの上位モデルで、約5.5インチフルHD(1080×1920ドット)有機EL(500nits)やチップセット「Snapdragon 625」などのミドルハイレンジクラスで、前面に2つのレンズカメラを搭載しています。

フロントカメラのセンサーが2つとも1画素が1.40μmと大きい1/2.55インチ約1200万画素センサー(ソニー製「IMX362」)となり、レンズは片方はF1.8かつ83°(35mm換算で25mm相当)の6枚構成となっており、新しい画像処理エンジン「ASUS SuperPixel」にも対応し、もう片方は120°(35mm換算で12mm相当)で切り替えることで超広角撮影が可能。

ソフトライトLEDフラッシュやASUS SelfieMaster技術は同じですが、センサーが変わったことで約1200万画素が2つによる約2400万画素相当のDuoPixelカメラ撮影や4K UHDセルフィービデオ撮影に対応します。

背面のリアカメラは同じ約1600万画素および80°レンズ、0.03秒高速オートフォーカス、PixelMaster 4.0など。サイズは約154.02×74.83×6.85mm、質量は約147g、本体色はネイビーブラック(型番:ZD552KL-BK64S4)およびクラシックレッド(型番:ZD552KL-RD64S4)、サンライトゴールド(型番:ZD552KL-GD64S4)の3色展開。

その他の仕様では4GB RAMおよび64GB内蔵ストレージ(eMCP)、microSDXCカードスロット(最大2TBまで)、Googleドライブ100GB(1年間無料)、3000mAhバッテリー(取外不可)、microUSB端子、3.5mmイヤホンマイク端子、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0、Wi-Fiダイレクト、位置情報取得(A-GPS・GLONASS・BDS)、加速度センサー、電子コンパス、ジャイロセンサー、近接センサー、環境光センサー、FMラジオなど。

モバイルネットワークはLTE UE Category 6および7による下り最大300Mbpsおよび上り最大50Mbpsに対応するほか、高音質通話サービス「VoLTE」をサポートし、SIMカードスロットはnanoSIMカード(4FF)が2つで3G+4GのデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)が利用可能ですが、片方はmicroSDカードスロットと共用。VoLTEもサポート。対応周波数帯は以下の通り。

4G:
FDD-LTE (1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B26/B28)
TD-LTE (B38/B41)
※2CA対応

3G:
WCDMA (B1/B2/B5/B6/B8/B19)

2G:
EDGE/GPRS/GSM (850/900/1,800/1,900MHz)




記事執筆:memn0ck


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