au 4G LTE&WiMAX 2+が下り最大958Mbpsに高速化!2018年夏モデルの一部機種で対応

KDDIおよび沖縄セルラー電話は14日、都内にて『「au 2018 夏モデル」に関する説明会』を開催し、新たにau向け「2018年夏モデル」の一部機種にて下り最大958Mbpsの高速データ通信サービスを東名阪の一部エリアにて2018年5月18日(金)より提供開始すると発表しています。

対応機種は提供開始と同日に発売される「Galaxy S9+(型番:SCV39)」および「Galaxy S9(型番:SCV38)」のほか、5月下旬以降発売の「Xperia XZ2(型番:SOV37)」、6月上旬以降発売の「AQUOS R2(型番:SHV42)」、8月中旬以降発売の「Xperia XZ2 Premium(型番:SOV38)」の5機種。

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auではこれまで下り最大速度は708Mbpsでしたが、これが新たに958Mbpsまで高速化します。なお、どちらも理論値です。提供エリアはサービス開始当初は東名阪の東京都、埼玉県、愛知県、大阪府の一部エリアで順次拡大予定となっています。

下り最大958MbpsはFDD-LTE方式「4G LTE」(2GHz帯・Band 1)の1波(最大400Mbps)とWiMAX 2+方式(2.5GHz帯・Band 41)またはTD-LTE方式の「4G LTE」(3.5GHz帯・Band 42)の2波(最大279Mbps×2)を組み合わせて各周波数帯に多値変調方式「256QAM」とマルチアンテナ技術「4x4 MIMO」を適用され、3波のキャリアアグリゲーション(CA)で実現します。

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また4波のCA(4CC CA)も導入され、Band 42またはBand 41における256QAM・4x4 MIMOの2波、Band 42またはBand 41における256QAMの2波で最大837Mbpsとなります。対応機種も同じ5機種で、提供エリアはサービス開始時に東京都および神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県の一部となっており、順次拡大予定です。

なお、上り速度についても今年3月28日よりCAを適用して最大112.5Mbpsを提供していますが、これまで対応していた「Xperia XZ1(型番:SOV36)」および「isai V30+(型番:LGL35)」、「Speed Wi-Fi NEXT W05(型番:HWD36)」に加えて2018年夏モデルのXperia XZ2 Premium SOV38およびXperia XZ2 SOV37、AQUOS R2 SHV42の3機種が新たに追加されます。

Galaxy S9+ SCV39およびGalaxy S9 SCV38はともに上り最大75Mbpsまで。au向け2018年夏モデルの各機種における最大通信速度は以下の通り。WiMAX 2+はKDDI傘下のUQコミュニケーションズがネットワークを構築しています。

機種最大通信速度
下り(受信時)上り(送信時)
Xperia XZ2 Premium SOV38958Mbps112.5Mbps
Xperia XZ2 SOV37958Mbps112.5Mbps
AQUOS R2 SHV42958Mbps112.5Mbps
Galaxy S9+ SCV39958Mbps75Mbps
Galaxy S9 SCV38958Mbps75Mbps
HUAWEI P20 lite HWV32225Mbps25Mbps
かんたんケータイ KYF38150Mbps25Mbps




記事執筆:memn0ck


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