今年のSIMフリースマホ販売台数No.1候補!?HUAWEI P20 liteの便利機能などを紹介

華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)は報道関係者を対象としたミッドレンジスマートフォン(スマホ)「HUAWEI P20 lite」(以下、P20 lite)の説明会を5月22日に開催した。既報通り、SIMフリー版およびau版がそれぞれ6月15日より販売されている。

au向け「HUAWEI P20 lite HWV32」は最新トレンドの長く使えるエントリーモデルとして公式Webストア「au Online Shop」などでは本体価格32,400円、24回の分割払いで毎月割が適用された場合は実質23,976円から購入可能となっている。

一方、SIMフリー版のP20 liteは先行して発表されていたUQモバイルやワイモバイルが取り扱うほか、その他の量販店やECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)でも販売されており、希望小売価格は税抜31,980円(税込34,538円)だ。

そこで本記事はファーウェイ・ジャパンが説明会のプレゼンテーションにて解説したP20 liteの機能にをもとにその魅力を紹介していく。

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P20 liteのターゲットはコストパフォーマンス(以下、コスパ)を重視したスタンダードモデルを探しているユーザーだ。ターゲットとしては幅広い層でもあるが、ファーウェイ・ジャパンによると買い換えに関しては比較的慎重で、1製品を長く使う傾向が多いという。

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そこで訴求ポイントとしては、ハイエンドモデルと同じ切り欠き(いわゆる「ノッチ」)のあるアスペクト比9:19の縦長な約5.8インチFHD+(1080×2280ドット)IPS液晶(約432ppi)の大画面と狭額縁デザインだ。

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こういったトレンドを採用し、高コスパスマホ「HUAWEI nova lite 2」や「HUAWEI nova」などの従来モデルとの違いを前面に押し出している。また大画面でありながら横幅約71mm、厚さ約7.4mmと持ちやすいサイズであることもメリットである。

機種P20 litenova 2nova lite 2Mate 10 lite
販路auau・UQ・Y!mobile・SIMフリーSIMフリーSIMフリー
画面5.8型FHD+5.0型FHD5.65型FHD+5.9型FHD+
画面縦横比9:199:169:189:18
ノッチ
大きさ149×71×7.4mm142×69×6.9mm150.1×72.05×7.45mm156.2×75.2×7.5mm
重さ145g143g143g164g
SoCKirin 659Kirin 659Kirin 659Kirin 659
RAM4GB4GB3GB4GB
背面カメラ16MP+2MP12MP+8MP13MP+2MP16MP+2MP
前面カメラ16MP20MP8MP13MP+2MP
電池容量3000mAh2950mAh3000mAh3340mAh
USBType-CType-Cmicro-BType-C
生体認証指紋・顔指紋指紋・顔指紋・顔

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メインカメラは約1600万画素と約200万画素のダブルレンズカメラを搭載。ファーウェイのスマートフォンならではの「ワイドアパーチャ」を搭載。撮影時にボケ量の調整ができるほか、撮影後にもボケ量やフォーカス位置の変更が可能だ。特に面倒な設定の必要がないため、常にワイドアパーチャで撮影しておくのも良いだろう。

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さらにフロントカメラも約1600万画素イメージセンサーでの高精細撮影が可能だ。この高画素を活かして、4画素から1画素分の明るさを確保する「4 in 1 ライトフュージョン」に対応し、屋内や夜でも自撮りも明るく綺麗に撮影可能となっている。

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さらにメインとなるリアカメラだけでなく、フロントカメラとともに美肌効果などが得られる便利機能に対応。ビューティーレベルは撮影前に効果が確認できるため盛りすぎない自然な効果で撮影が楽しめる。

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背面の指紋センサーは、ロック解除以外にシャッターボタンとしても利用可能だ。自撮りの際には、指紋センサーを “長押し”するだけの自然な操作で撮影可能である。

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多人数で撮影する際に便利なのが、カメラに手のひらを見せる「ジェスチャーセルフィー」だ。カメラが手のひらを認識するとカウントダウンが始まるため、全員が撮影のタイミングを意識したベストショットが撮れると言うわけだ。

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チップセット(SoC)はミドルレンジのオクタコアプロセッサ「Kirin 659」を搭載。さらに4GB内蔵メモリー(RAM)で快適なパフォーマンスを実現。内蔵ストレージは64GBなので安心してアプリのインストールが可能だ。

写真や動画も多く保存することができる。なお、UQモバイルやワイモバイルを含めたSIMフリー版の内蔵ストレージは32GBとなる。

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セキュリティー関連では、背面の指紋センサー以外に顔認証機能を搭載する。スマホを持ちあげて顔の前に持ってくるだけで、ロック解除となる。手袋をしていて指紋センサーが利用できない場合にあわせて使うと良いだろう。

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P20 liteは3000mAhの大容量バッテリーを搭載する。付属の急速充電対応ACアダプターなら大容量バッテリーも約100分で充電可能であるとしている。

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また便利機能としてスクリーンショットは3本指でディスプレイをなぞるだけで撮れることが紹介された。縦に長いWebサイトも「スクロールスクリーンショット」機能で広い範囲を保存可能である。

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リアカメラとフロントカメラには「ARレンズ」機能を搭載しており、別途アプリのインストールをしなくてもリボンや動物のエフェクトなどのAR撮影が楽しめる。

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背面の指紋センサーのタッチで電話応答ができる機能も紹介。フィーチャーフォン(従来型携帯電話、いわゆる「ガラケー」)からの乗り換えなどでスマホの操作に慣れていなくても焦らずに指紋センサーをタッチするだけで電話に出ることができるとしている。

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その他、自撮りをあまりしない人向けのカメラ機能としても料理の彩りが良くなる「フードモード」やホワイトボードや書類などを撮影するだけで歪みが補正される「文書スキャン」機能が紹介された。これらはプライベートでもビジネスでも使える便利なカメラ機能を覚えておくと良いだろう。

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目にやさしいブルーライトカットモードは、自動でオンになるよう時間設定が可能だ。

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P20 liteの画面上部にはサブカメラやスピーカーを避けるようにノッチがある。このノッチは写真のように白い画面では目立ってしまう。

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そこで設定からステータスバー部分を黒表示にすることで、ノッチが気にならないようになる。その際に表示エリアの角が丸表示になる。

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ノッチ表示を黒にしても違和感がない。

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P20 liteは派手さや尖った部分はないものの、トレンドの機能や高級感のあるデザインで、これまでのliteシリーズより価値が高まっているように思う。









記事執筆:mi2_303


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