SIMフリースマホ「Fujitsu arrows M02・RM02」に電池が持たない事象が!

富士通は18日、同社が2015年10月より販売しているSIMフリースマートフォン(スマホ)「arrows M02」およびその楽天モバイル向け派生モデル「arrows RM02」において利用者から「電池がもたない」事象があるという問い合わせが多数あるとお知らせしています。

本事象は仮想移動体通信事業者(MVNO)として携帯電話サービス「mineo」を提供するケイ・オプティコムでも案内されており、最新のGoogle Play開発者サービスにアップデートすると、該当機種が異常に発熱する症状やバッテリーの消費が激しい症状が発生しているとしています。

現在調査中とのことですが、富士通でもGoogleから配信された「Google Play開発者サービス」アプリ(バージョン:12.8.72)が影響している場合があることを確認したとし、Google Play開発者サービスアプリを配信前のバージョンに戻すことで事象が改善する場合があるとして操作方法を案内しています。

【「Google Play開発者サービス」アプリのバージョンを確認する方法】

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まずはGoogle Play開発者サービスアプリのバージョンを確認します。手順は上記の通りで、「設定」→「端末管理」→「アプリケーション」→「ダウンロード済み」もしくは「すべて」を選択し、「Google Play開発者サービス」を見つけたら選択してバージョンが『12.8.72』になっていることを確認します。

【「Google Play開発者サービス」アプリを配信前に戻す方法】

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続いて、Google Play開発者サービスのバージョンが『12.8.72』になっている場合、一旦アプリをアンインストールします。操作方法は「設定」⇒「端末管理」⇒「アプリケーション」⇒「ダウンロード済み」もしくは「すべて」を選択し、「Google Play開発者サービス」にて「アップデートのアンインストール」を選びます。

なお、Google Play開発者サービスに「アップデートのアンインストール」が表示されない場合は「設定」→「ロック・セキュリティ」→「情報セキュリティ」→「デバイス管理機能の選択」→「Androidデバイスマネージャー」ほか、すべてのチェックを外すように案内しています。

このとき同社では、チェックされている項目についてあらかじめ画面キャプチャーなどで控えておくことを推奨しています。操作が終了したら、再度「Androidデバイスマネージャー」ほか、外したチェックを元に戻してください。

最後に「Google Play開発者サービス」を配信前に戻す方法を実施し、再起動して問題が発生する「Google Play開発者サービス」アプリのバージョンを確認する方法でバージョンが『12.8.72』以外になっていることの確認します。

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記事執筆:memn0ck


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