”ホンキのゲーミング“スマートフォンが登場!エイスースのSIMフリースマホ「ROG Phone」を写真と動画でチェック

既報通り、ASUS JAPAN(以下、エイスース)は16日、都内にて「『GAME CHANGER~スマホゲームの体験を一新する』ゲーミングスマートフォン新製品発表会」を開催し、ゲームをより快適にプレイするなどのための独自の拡張機能を搭載したSIMフリースマートフォン(スマホ)「ROG Phone(型番:ZS600KL)」を日本で発売すると発表した。

すでに11月23日よりエイスースの直営店「ASUS Store Akasaka」および公式Webショップ「ASUS Store」や家電量販店、ECサイト、仮想移動体通信事業者(MVNO)が取り扱いを開始している。メーカー希望小売価格は119,500円(税抜)だ。

基本スペックとしてカスタマイズで最大周波数2.95GHzにクロックアップされたQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 845(SDM845)」および8GB(LPDDR4X)内蔵メモリー(RAM)、4000mAhバッテリー、Bluetooth 5.0、生活防水(IPX4準拠)などだ。

またmicroSDカードスロットは非搭載だが、UFS 2.1の512GB内蔵ストレージを搭載しているので、容量の大きいゲームも余裕でインストール可能である。OSはAndroid 8.1(開発コード:Oreo)をベースにした独自ユーザーインターフェース「ROG Gaming X mode UI(ROG UI)」となる。

その他、ゲーミングを掲げるだけあってディスプレイもフレッシュレートの高い有機ELを採用していたり、無線LAN(Wi-Fi)も通常のIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4・5GHzデュアルバンド対応)に加え、60GHz幅に対応したIEEE802.11adに対応する。

今回は発表会で展示コーナーにてROG Phoneの実機に触れることができたので、同時に発売されたさまざまな拡張ができる周辺機器を写真と動画で紹介していく。

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画面はサイズが6.0インチ、アスペクト比が9:18、パネルが有機EL(AMOLED)、解像度がFHD+(1080×2160ドット)、応答速度が1ms、明るさが560nits、色域(DCIP3)が108.6%、コントラスト比が1万:1となっており、ゲーミングHDRやモバイルHDRをサポートしてる。

また画面に流行りの切り欠き(ノッチ)はなく、ゲームアプリごとに表示リフレッシュレートを通常60Hzから90Hzに設定可能であるほか、ディスプレイの左右の縁(ベゼル)は狭い“狭額縁設計”だが、上下には余白部分があり、そこにはデュアルフロントスピーカー内蔵されている。

これは画面の仕様だけでなく、ノッチを搭載してまで小型化するより、大音量に対応するスピーカーを搭載する方を選んでいるというまさに“ゲーミングスマートフォン”としてのこだわりを感じる部分である。

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フロントカメラは約800万画素CMOS+F2.0レンズで、ゲーミングスマホということで特に機能を削ることなく、基本的にカメラ機能に関しては「ZenFone 5(型番:ZE620KL)」および「ZenFone 5Z (型番:ZS620KL)」と同等となっている。

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ROG PhoneのUIのベースはグレーとオレンジとなっており、本体のカラーリングもオレンジの直線を所々に取り入れている。なお、本体カラーはブラックの1色のみだ。

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ラウンドした背面には標準レンズ(F1.8)の約1200万画素デュアルピクセルCMOS(1画素1.4μm)と広角レンズの約800万画素CMOSという構成のデュアルレンズカメラを搭載。カメラアプリのUIも「ZenFone」シリーズのものと同じである。

またカメラの斜め下には指紋センサーを搭載。本体のデザインに合わせて直線で構成されている。動画撮影など用のノイズリダクションに対応するために3つのマイクも搭載。サイズは約158.8×76.1×8.3mm、質量は約200gだ。

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背面中央にはエイスースのゲーミングブランド「ROG(REPUBLIC OF GAMERS)」のロゴが光る「AURAライト」を搭載する。色や光り方などを「Game Center」アプリで設定変更可能だ。

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側面には3カ所の超音波タッチセンサーがあり、縦持ちの際には写真のようにギュッと握った際にゲーミングモード「Xモード」のオン・オフが可能だ。握る強さの設定も可能なので誤作動しない範囲で自分に合った設定をしておくと良いだろう。

一方、横持ちした際には超音波タッチセンサーがゲーム機のコントローラーのようなLRボタンとして機能する。超音波タッチセンサーと画面のタッチを連携させておけば、シューティングゲームやレースゲームなどが快適に遊べるようになるという仕組みだ。

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さまざまな周辺機器と接続するための側面にあるUSB 3.1接続の専用端子「サイドマウントコネクター」に付属のクーリングファン「AeroActive Cooler」を取り付けた状態。

これでROG Phoneの背面の熱をファンで放熱することができるとのことだ。またファンの回転数はGame Centerアプリで設定変更可能である。なお、下部のROGロゴは勿論光るのであった。

このAeroActive Coolerは放熱用でもあるが、どちらかというと3.5mmΦのイヤホンが利用可能となることが大きい。横持ちでプレイする際にはケーブルが真下に来るため邪魔にならないというわけである。

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別売のゲームコントローラー「Gamevice ROG Phone」はアナログコントローラーやLRボタンなどGameコントローラー機能を持つデバイスである。

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Gamevice対応アプリなら操作感覚はまさにゲーム機そのもの。イヤホンマイク端子があるので、細かな音もしっかりと聞き分けることができる。

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ROG Phone(画面上)とデバイス内蔵のAMBLEDディスプレイの2画面でゲームプレイが可能な「TwinView Dock」。2つのゲームを起動することもできるが、実用性で言えば上の画面に攻略サイトを表示し、下の画面でプレイするという使い方だろう。

TwinView Dockには6000mAhのバッテリーとSDカードスロット、イヤホンマイク端子、USB Type-C端子などがある。バッテリーを搭載しているたえやや重くなるが、背面にはグリップがあるためTwinView Dockをしっかりと握って遊びことができる。

なお、TwinView Dockより上の画面となるROG Phoneの方が重いためか、写真の角度以上に開くと重さで倒れてしまった。

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背面にはファンがあって放熱機能も持ち、またカメラ部分はくり抜いてあるので据え置き型のカメラとしても利用することができそうだ。

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ROG Phoneと無線接続する「ASUS WiGig Display Dock」はWiGigによるディスプレイ標示に対応するデバイスで、ほぼ遅延がない状態でASUS WiGig Display Dock とHDMI接続した大画面テレビでゲームが楽しめる。

ASUS WiGig Display DockにはUSB 3.0端子がある。対応するUSBストレージを接続しておけばROG Phoneの外部ストレージとして認識し、データのバックアップなどデータ転送を高速で行うことが可能だ。

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ROG PhoneをデスクトップPC風に操作可能な「Mobile Desktop Dock」は、USB 3.1端子を4ポート搭載しているのでキーボードやマウス、外部モニターが接続できる。

キーボードはいわゆる文字入力用のキーボードとして使用するほかに、Game Centerアプリ上から、キーとタッチスクリーンの位置を個別に設定することで、PCゲームのようにキーボードとマウスで操作可能となる。

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「Professional Dock」はシンプルな拡張ドックで、HDMIやUSBポートのほかにGigabit Ethernet RJ45端子があるので有線LAN接続が可能だ。最後にROG Phoneをタッチ&トライしている模様などをムービーで紹介しておく。


動画リンク:https://youtu.be/12a4z4coH8U


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ROG Phoneはスマホでゲームを楽しむということに対してハードウェアとソフトウェア、さらに周辺機器でしっかりとサポートしていくというROGブランドらしい本気度が見えた。

個性的なデザインの本体だが、手にしてみれば“普通”にスマホとして収まり、想像していたゴツゴツ感がなく好感触だった。最近のスマホは高価な製品が増えて来ているが、これぐらいスペックや使い勝手にこだわった製品なら十分魅力的であると感じた。


記事執筆:mi2_303


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