最新フラッグシップスマホ「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」のNTTドコモ&auから登場へ!

Samsung Electronics(以下、サムスン電子)が2月に発表した最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Galaxy S10(型番:SM-G973*)」および「Galaxy S10+(型番:SM-G975*)」は今年も日本ではNTTドコモとauから発売される見通しとなりました。

まず米連邦通信委員会(FCC)にてサムスン電子製「SC-03L」(FCC ID「A3LSC03L」)が3月26日付け、「SCV41」(FCC ID「A3LSCV41」)が3月25日付けで認証を取得しており、それぞれ型番ルールからNTTドコモとau向けだと見られます。

また認証情報からそれぞれLTE DL Category 20およびLTE UL Category 5に対応しており、現在発表されている中でサムスン電子でこれらに対応している製品はGalaxy 10シリーズのみのため、これらがGalaxy 10シリーズだと推察されます。

またWireless Power Consortium(WPC)にてGalaxy S10およびGalaxy S10+のNTTドコモ向けと見られる「SGH-N794」と「SGH-N936」、au向けと見られる「SAC」と「UCE」が認証を取得しており、ともに「Galaxy」とだけ記されていますが、画像がGalaxy S10やGalaxy S10+のものとなっています。

一方、各製品のシステムイメージを配布しているEasy FirmwareにてNTTドコモ向け「SC-03L(SM-G973D)」および「SC-04L(SM-G975D)」、au向け「SM-G973J」および「SM-G975J」が登録されており、上記の予想と合致しています。

これにより、例年通り、NTTドコモ向けに「Galaxy S10 SC-03L」と「Galaxy S10+ SC-04L」、au向けに「Galaxy S10 SCV41」と「Galaxy S10 SCV42」が「2019年夏モデル」として5月中旬に発表されるのではないかと思われます。

すでにサムスン電子の公式WebサイトにGalaxy S10およびGalaxy S10+の日本語ページが存在するため、日本での発売も可能性が高いと見られていましたが、昨年の「Galaxy S9」および「Galaxy S9+」と同様にNTTドコモとauから発売されそうです。

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FCCの認証情報(Test Report)

Galaxy S10およびGalaxy S10+はサムスン電子の最新フラッグシップスマホで、新たにフロントカメラ部分を画面に穴を開けてより全画面デザインを進化させた「Infinity-O Display」を採用し、さらに世界初の超音波式画面内指紋センサーを搭載するほか、チップセット(SoC)やカメラ機能などをグレードアップさせています。

またGalaxy S10シリーズには廉価版の「[[Galaxy S10e]]」や5Gに対応した「[[Galaxy S10 5G]]」も存在しますが、現時点では認証情報などから日本でこれらの2モデルが投入される痕跡は見当たりません。そのため、少なくとも現状は例年通り、NTTドコモとauからGalaxy S10とGalaxy S10+が販売されることになりそうです。

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WPCには4つの不明なGalaxyが登録。少なくともSGH-N794とSGH-N936は規則からNTTドコモ向けだと予想可能


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WPCの4つのGalaxyはそれぞれ画像がGalaxy S10またはGalaxy S10+に

画面はGalaxy S10が約6.1インチWQHD+(1440×3040ドット)Curved Dynamic AMOLED(約550ppi)、Galaxy S10+が約6.4インチWQHD+(1440×3040ドット)Curved Dynamic AMOLED(約522ppi)で、ともにアスペクト比9:19となっており、2機種の主な違いはサイズと電池容量となっています。その他の詳細な製品情報は「Samsung、最新フラッグシップスマホ「Galaxy S10」と「Galaxy S10+」、「Galaxy S10e」、「Galaxy S10 5G」を発表!穴あき画面「Infinity-O Display」でさらなるフルスクリーンデザインに - S-MAX」をご参照ください。

なお、Galaxy S10およびGalaxy S10+はすでに韓国やアメリカなどの1次販売国・地域では3月8日より販売されており、日本でもグローバル版が新しくオープンしたショールーム「Galaxy Harajuku」にて展示されています。大まかなサイズ感や機能などをチェックしたいという場合にはGalaxy Harajukuを訪れてみると良さそうです。



記事執筆:memn0ck


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