エイスースの未発表スマホがWi-Fi Allianceで認証!写真は既存製品のZenFone Max Pro (M2)

無線LAN製品の普及促進を図ることを目的とした業界団体のWi-Fi Allianceは7日(現地時間)、未発表のASUSTeK Computer(以下、ASUS)製スマートフォン(スマホ)「ASUS_I001D」(Certification ID: WFA90309)が認証通過したことを2019年6月21日に公開しています。

詳細は不明ですが、OSにAndroid 9.0(開発コード名:Pie)を搭載しており、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n準拠(2.4および5GHz)となっていてacには対応していないため、恐らくエントリークラスからミドルレンジクラスの製品だと思われます。

ASUSでは同社のインドにおける公式Twitterアカウント( @ASUSIndia )にて発表されていない「ZenFone Max」シリーズの次期製品と見られる「ZenFone Max Pro (M3)」の存在を示唆しており、今回認証されたASUS_I001Dもスペック的に考えるとZenFone Max Pro (M3)あたりに相当するのではないかと予想されます。

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ASUSでは海外ではフラッグシップスマホ「ZenFone 6(型番:ZS630KL)」を発売したばかりで、他にも決算説明会にて高性能なゲーミングスマホ「ROG Phone」の後継機種「ROG Phone 2」の投入を今年後半に行うと明らかにしています。

一方で今回認証された未発表のASUS_I001DはWi-Fiのac規格に準拠していないため、エントリークラスからミドルレンジクラスであり、ROG Phone 2ではないと推測されます。ASUSはその他の製品としてASUSは直近ではエントリースマホ「ZenFone Live」シリーズと大容量バッテリーを搭載したミドルレンジスマホ「ZenFone Max」シリーズが展開しています。


ZenFone Liveシリーズの可能性も十分考えられますが、現行の「ZenFone Max (M2)」(型番:ZB633KL)や「ZenFone Max Pro (M2)」(型番:ZB631KL)もWi-FiがIEEE802.11b/g/n準拠のみとなっているため、その後継のZenFone Max (M3)シリーズも可能性もありそうです。もちろん、ZenFone LiveシリーズやZenFone Maxシリーズではない可能性もありますが。

acに対応しない点は残念ですが、せめてわかっていない仕様のうちで外部接続・充電端子がUSB Type-Cだと良いなと思ったりします。まずは日本ではフラッグシップスマホのZenFone 6 ZS630KLの投入を早めにして欲しいところですが、普及価格帯のZenFone Maxシリーズも人気なので次期モデルも期待して正式発表を待ちたいと思います。

なお、ASUS_I001Dはメーカー型番で、ZenFone 6 ZS630KLは「ASUS_I01WD」、ZenFone Max (M2) ZB633KLは「ASUS_X01AD」、ZenFone Max Pro (M2) ZB631KLは「ASUS_X01BDA」、ZenFone 5(型番:ZE620KL)は「ASUS_X00QD」、ZenFone 5Z(型番:ZS620KL)は「ASUS_Z01RD」などとなっており、特に大きな規則性はないようですが、今年は「I」ではじまるのかなというくらいでしょうか。





記事執筆:memn0ck


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Certification ID: WFA90309 | Wi-Fi Alliance (PDF)
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