SIMフリースマホ「OPPO A73 CPH2099」が日本で11月20日より順次発売!価格は約3万円

オウガ・ジャパン(旧:オッポジャパン)は10日、新たな4G対応のSIMフリースマートフォン(スマホ)「OPPO A73(型番:CPH2099)」(OPPO Mobile Telecommunications製)を日本市場にて発売すると発表しています。発売日は2020年11月20日(金)以降順次となっており、本日11月10日(火)15時より予約受付を実施します。

価格はオープンながら希望小売価格およびOPPO公式楽天市場店・公式PayPayモール店では30,800円(税込)となっており、販路は量販店・ECサイトではエディオンや上新電機、ノジマ、ビックカメラグループ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、WonderGOO、Amazon.co.jp、ひかりTVショッピングで販売されます。

また仮想移動体通信事業者(MVNO)ではIIJmioやイオンモバイル、エキサイトモバイル、X-mobile、QTmobile、goo Simseller、NifMo、BIGLOBEモバイル、Fiimo、LINEモバイル、LinksMateが取り扱うとのことで、MVNOにおける価格は各社から別途案内がある予定です。

さらに移動体通信事業者(MNO)では「楽天モバイル」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )が取り扱いを発表しており、オンラインでは2020年12月1日(火)午前9時より販売開始し、全国の楽天モバイルショップ店舗でも12月1日の開店時に発売されます。なお、楽天モバイルにおける価格は現時点では未定だということです。

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OPPO A73は昨年発売された「OPPO A5 2020(型番:CPH1943)」に続くAシリーズで、実質的には後継機種となると見られ、引き続いて価格を抑えつつも必要十分な性能を備えたコストパフォーマンスの高い製品となっていますが、若干コンセプトが異なっており、電池容量は5000mAhから4000mAhに減らされ、その分薄型軽量ボディーとなり、レザーの質感でオシャレ度がアップしたより一般層に受けそうな普及モデルとなっています。

ディスプレイは画面上部中央に水滴型ノッチ(切り欠き)を配置したアスペクト比9:20の縦長な約6.44インチFull HD+(1080×2400ドット)有機EL(約408ppi)で、ディスプレイの周りの縁(ベゼル)が1.67mmと狭くなっており、画面占有率は90.7%に達したフルディスプレイデザインを採用しています。またリフレッシュレートこそ60Hzですが、タッチサンプリングレートはゲームなどでは180Hz(通常は135Hz)となっています。

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ディスプレイは色数が8bit(約1600万色)表示、色域がP3(NTSC)で96.7%、sRGP(NTSC)で70.8%、コントラスト比が10万:1、輝度が平均430nit、最大600nitとなっており、就寝前などの暗い環境ではムーンライトスクリーン機能が画面を2nitまでの低照度に調節するため、スマホを操作していても目に優しくなっているとのこと。

ノッチ部分には約1600万画素CMOS/広角カメラ(F2.2)のフロントカメラが搭載され、生体認証として顔認証に対応するほか、画面内指紋センサーによって指紋認証にも対応します。またフロントカメラにも新たに「ナイトモード」が追加され、薄暗い場所でも背景のディテールは保ちつつ、表情を明るく撮影可能となっています。

ディスプレイは強化ガラス「Corning Gorilla Glass 3」で覆われており、サイズは約159.8×72.9×7.45mm、質量は約162g、本体カラーはネービー ブルーおよびダイナミック オレンジの2色展開です。本体右側面に電源キー、左側面に音量上下キー、下側面にUSB Type-C端子(USB 2.0、OTG対応)や3.5mmイヤホンマイク端子、外部スピーカーを搭載。なお、FMラジオにも対応していますが、利用する場合は有線イヤホンを装着する必要があります。

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背面はレザーの様な高級感溢れる質感で指紋の目立たないマット仕上げとなっており、細かな凹凸を施してるため、グリップ感を損なわずに持ちやすくなっています。ただし、OPPO A73は「OPPO Find X2 Pro」のようなフェイクレザーではなく、プラスチック素材に特殊な技術を応用したものとなっているとのこと。また前面だけでなく背面もアイソメトリックな2.5Dデザインとなっています。

なお、防水や防塵、耐衝撃、地上デジタルテレビ(ワンセグ・フルセグ)、おサイフケータイ(FeliCa)、赤外線通信には非対応。リアカメラは以下の構成のクアッドカメラとなっており、AIによるシーン識別機能と合わせることで被写体に合わせた最適な色補正を行う「AIダズルカラーモード」を搭載しており、低価格モデルながらも美しい写真や動画を撮影可能となっています。

・約1600万画素CMOS/広角カメラ(F2.0)
・約800万画素CMOS/超広角カメラ(F2.2、画角119°)
・約200万画素CMOS/モノクロカメラ(F2.4)
・約200万画素CMOS/ポートレート(ToF)カメラ(F2.4)

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主な仕様はQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 662」(オクタコアCPU「2.0GHz×4+1.8GHz×4」、Adreno 610 GPU)および4GB LPDDR4X内蔵メモリー(RAM)、64GB UFS 2.1内蔵ストレージ、microSDXCカードスロット、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)、テザリング(Wi-Fi:10台など)、Bluetooth 5.0、位置情報取得(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS)など。

バッテリー容量は4000mAhで、急速充電「Quick Charge 3.0」(最大18W/9V・2A)に対応し、約125分でフル充電になるほか、超省エネモードではバッテリー残量5%で約17時間の待ち受け、1.58時間の通話、就寝時省電力モードでは8時間のスタンバイでバッテリー消費を消耗3%に抑え、すぐに充電できる環境でない場合でも安心して使えます。なお、楽天モバイルでは連続待受時間(4G)が約380時間、連続通話時間(VoLTE)が約900分。

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またOPPOでは国内初のeSIMを採用し、楽天モバイルなどのeSIMに対応し、簡単に複数の通信事業者の使い分けが可能になっており、通常の物理SIMとなるnanoSIMカード(4FF)のスロットも1つ搭載しているため、nanoSIM+eSIMのDSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。なお、楽天モバイル以外にもNTTドコモやauのVoLTEには対応するものの、ソフトバンクのVoLTEには非対応とのこと。

GSM: 850/900/1800/1900MHz
WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19
FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28
TD-LTE: Bands 38/41

OSはAndroid 10ベースの独自ユーザーインターフェース(UI)「Color OS 3.2」をプリインストール。同梱品は本体のほか、ACアダプターやイヤホン、USB Type-C データケーブル、SIMカードスロット用ピン、保護フィルム(貼付済み)、保護ケース、安全ガイド・クイックガイドとなっています。その他、磁気センサー、近接センサー、光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、ステップカウント機能に対応。

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記事執筆:memn0ck


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