エントリースマホ「Blackview OSCAL C80」の日本向け製品を試す!2万円台ながら余裕の8GB RAMや5000万画素カメラなどが魅力【レビュー】


このスペックは意外と侮れない?!尖った個性を持つBlackviewのAndroidスマホが国内向けにリリース

主に「Blackview」ブランドのスマートフォン(スマホ)やタブレットなどを開発・販売している中国・深圳を拠点とするメーカー「Doke Electronics」の日本法人であるBlackview JapanがAndroidスマートフォン(スマホ)「Blackview OSCAL C80」の日本におけるオープン市場向け製品を2022年10月25日(火)より販売開始しています。販路は総合Webストア「Amazon.co.jp」( https://www.amazon.co.jp/dp/B0BGS64K57 )となっており、価格(金額はすべて税込)は28,880円となっています。

Blackview OSCAL C80はチップセット(SoC)に日本で販売されている製品としては珍しいUnisoc製を採用しており、Unisoc製エントリー~ミドルレンジ向け「T606」(オクタコアCPU)を搭載したコストパフォーマンス重視な4G対応モデルとなっています。

一方で内蔵メモリー(RAM)が8GBと、ミッドハイ~ハイエンド級に迫る余裕のある容量のほか、約5000万画素リアカメラや90Hzリフレッシュレートに対応したディスプレイなど、2万円台で買える低価格帯製品ながらも性能面において抑えるべきところはキッチリと抑えたスペックの取捨選択にこだわりのある機種と言えると思われます。

今回、Blackview JapanよりAmazonの公式Webストアでの発売に先立ってBlackview OSCAL C80の実機を試させてもらうことができたので、外観や基本機能を中心に特徴などを紹介していきます。なお、Blackview Japanより当ブログメディア「S-MAX」の読者向けに2022年11月6日(日)まで使える15%OFF割引クーポン「OSCALC80」を提供いただいたため、クーポン適用で24,548円で購入可能となっているので是非、ご活用ください。

外観とスペックをチェックする

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Blackview OSCAL C80の正面(左側)と背面(右側)

Blackview OSCAL C80はDoke Electronics製のミドルレンジのAndroidスマホで、同社が主に展開しているタフネスモデルのAndroidスマホシリーズとは異なり、シンプルながら一般受けしやすい、手にした際の質感などに注力した製品となっています。

正面側には約6.5インチHD+液晶ディスプレイに約800万画素CMOSフロントカメラ、通知用LEDランプ、通話用スピーカー、近接センサーが配置されています。一方、背面側には約5000万画素のメインリアカメラとその横にサブカメラがあります。

なお、スペックシートにはサブカメラに関する記述がないため、サブカメラの用途は不明ですが、ハードウェア情報取得アプリにて確認したところ、約200万画素のサブカメラであることが確認できたため、恐らくは深度用またはマクロ撮影用の可能性が高そうです。

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Blackview OSCAL C80のリアカメラ周り

本体上部側面には特に何もなく、本体下部側面側には通話用マイクや外部スピーカー、3.5mmイヤフォンおよび、ヘッドセット用ジャック、USB Type-C端子があります。

左側面にはSIMおよびメモリーカードスロット、右側面には音量キーと指紋センサーを兼ねた電源キーがあります。カードスロットはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのデュアルSIMに対応していますが、そのうち1つがmicroSDHCカードスロット(最大1TBまで)との排他設計となっています。

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Blackview OSCAL C80の底面側
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Blackview OSCAL C80の左側面
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Blackview OSCAL C80の右側面
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Blackview OSCAL C80のカードスロット。microSDカードなしならデュアルSIMで利用可能なほか、シングルSIM+microSDカードでも使えます

<Blackview OSCAL C80の主な仕様>
本体外形 縦164.2mm × 横幅76mm × 厚さ8.55mm
本体重量 約188g
SoC Unisoc T606(Unisoc製:オクタコア)
動作メモリー 8GB RAM(仮想拡張RAM +6GB RAMまで可)
本体ストレージ 128GB
バッテリー容量 5180mAh
ディスプレイ 解像度1600 × 720ドット(HD+)6.5インチ液晶(リフレッシュレート90Hz)
カメラ 約800万画素インカメラ
約5000万画素+約200万画素 リアカメラ
モバイルネットワーク GSM(2G):B2/B3/B5/B8
WCDMA(3G):B1/B8
LTE(4G):FDD B1/B3/B7/B8/B20・TDD:B40
その他のネットワーク 無線LAN(Wi-Fi):IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth:Ver 5.0
NFC:非対応
OS Doke OS 3.0(Android12ベース)
カードスロット スロット1:nanoSIM(4FF)
スロット2:nanoSIMとmicroSDカードの排他設計
カラーバリエーション ブラック・ブルー・ホワイト
位置測位 GPS/GLONASS/Beidou/Galileo
その他 18W高速充電対応・指紋認証・顔認証・FMラジオ

本体以外の同梱品としてはTPUケースおよびUSB Type-Cケーブル、USB充電器、SIMピン・クイックスタートガイドとなっています。なお、今回のレビュー用サンプル機では付属の充電器がEUプラグのものとなっていましたが、Blackview Japanに確認したところ、日本向けに出荷するものでは日本向けのコンセントプラグになっているということです。

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Blackview OSCAL C80と同梱品。本体背面に貼られたシールに日本向けの認証(いわゆる「技適」)のマークが確認可能

ホーム画面とプリインストールアプリ

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Blackview OSCAL C80のホーム画面

続いて基本機能を見ていきます。まずは初期設定を終え、デフォルトのホーム画面はGoogle Discoverを含めて全3面で、GoogleマップやChromeなどのGoogle製アプリのほか、メーカー製アプリなどが並べられています。

プリインストールアプリはGMS(Google Mobile Service)対応しているため、GoogleマップやGmailなどのGoogle製アプリやメーカーが自前で用意した多くのアプリのほか、WPS Officeにゲームアプリといったサードパーティー製アプリもプリインストールされています。

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アプリケーションドロワー(アプリの一覧)画面

直接、端末の動作に影響を及ばなさいようなメーカー製アプリやサードパーティー製アプリの大半のものがアンインストール、無効化ができるので本格的に使う前にあらかじめ整理しておくといいかもしれません。

なお、今回、試用させてもらっているサンプル機はロシア向けパッケージのものなので、一部のプリインストールアプリなどに違いがある可能性があります。

そしてFMラジオチューナーとFMラジオ聴取アプリが用意されていますが、radikoの提供するFMラジオチューナー対応の「radiko+FM」(いわゆる「ラジスマ」)には非対応となっています。

ベンチマークアプリによる性能の検証

次にBlackview OSCAL C80の基本的な性能を確認するためにベンチマークテストを行ってみました。実施したのは総合的な性能をチェックするベンチマークアプリ「PC Mark」のWork 3.0 Performanceでテストしています。テストは3回計測し、その中間となるスコアを参考値として採用、スコアランキングにておおよその性能を確認してみました。

今回のスコア参考値は7423点を採用。安価なミドルレンジ帯ということもあってベンチマークスコア自体はかなり控えめとなり、周辺スコアの製品も国内ではリリースされていないものが多く見られます。比較的近いスコアにシャープの「AQUOS sense 6」(4GB RAMか6GB RAMモデルかは不明)が7266点となっていましたので、参考までに。

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Blackview OSCAL C80のベンチスコアと周辺スコアの端末

RAM拡張機能を使ってハイエンド機並に余裕のある動作メモリーを実現

Blackview OSCAL C80は前述通りに8GB RAMですが、さらに内蔵ストレージの一部をRAMとして割り当てることによってRAMを拡張することができます。標準の8GB RAMに加え、最大で6GB RAMを追加可能で、数値上では14GB RAM(8GB RAM+6GB RAM)とすることが可能です。

実際にはRAMに割り当てているストレージと、標準のRAMでは転送速度などが同じではないはずなので、実際の12GB RAMなどを実装した製品と比べれば(12GB RAMもあるようなスマホの場合はSoCなども桁違いに違うことにもなるので)、大きなアドバンテージになるものではありませんが、複数のアプリをバックグラウンドで待機させたり、Webブラウザーなどでたくさんのタブを開いたままでいてもバックでアプリが切られたりタブが閉じられたりしにくくなるといった恩恵は十分に得られることになります。

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本体設定の「デバイス設定」の項目からRAM拡張の設定が可能

またRAMにそれほど余裕があるわけでもなく、SoC(CPUやGPUなど)の性能が特に高いわけでもない製品が多くを占めるミドルレンジスマホの中ではBlackview OSCAL C80はRAMに十分すぎるほどの余裕を持たせることによって思っていた以上に動作はサクサクと動きます。

一方で高いGPU処理機能を必要とする画面描画動作の重いゲームアプリは不向きと言えます。ただし、元々の画面解像度がHD+と抑えめであり、RAMには余裕があるため、3D表示設定などを低く調整すれば、それなりに遊べました。

カメラ機能はそれなり

最後にリアカメラは約5000万画素CMOSですが、複数の画素をまとめて1つの画素として撮影を行うピクセルビニングでの撮影のみとなっており、写真撮影においては最大でも約1250万画素(アスペクト比4:3)となります。

スマホカメラとしては標準的で、天気の良い日中までの屋外や明るい室内ではそれなりに写真が撮影できますが、照明のほぼない「暗闇・暗所」や夜景の撮影についてはかなり弱いという印象です。以下の写真はすべて通常の撮影モードでオート設定にて撮影したものをリサイズのみ行ったものです。

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被写体の周りの「ボケ」のある写真や暗い場所での発光物は思ったよりもキレイに撮れていました。一方で、明かりの少ない場所での夕刻時の撮影はちょっとノイズが目立ちます。

ちなみに余談ですが、カメラアプリのオプション設定に「Camera Sound」の項目があり、ここの設定を変更することで撮影時のシャッター音を消すことができます。またそれ以外でも通知音の音量を0にしても鳴らなくなります。

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国内向けモデルのスマホとしては貴重な「シャッター音なしの設定」が可能

まとめ:サブ機・セカンドスマホには十分にアリ!な端末

Blackview OSCAL C80はミドルレンジ向けとしてもさらにエントリー寄りのUnisoc T606を採用したモデルですが、この価格帯のスマホとしてはかなり大きい動作メモリーやリフレッシュレート90Hzのディスプレイなど、押さえておきたいポイントはしっかりと抑えられていると思います。

防水や防塵にも非対応なので、メインのハイエンドなフラグシップスマホとしてバリバリ使いこなす!というよりも「そこそこ戦える」サブ機として、使っていくといいと思います。

本体デザインも人を選ばないシンプルなもので、実際に使ってみての感想もRAMがこの価格帯と性能のスマホの中においては余裕があることから「思っていた以上にいろいろと使っていけそう」と思いました。

比較的安価で手の出しやすい価格でもあるので、興味のある方は、是非チェックしてみてはどうでしょうか!

Blackviewより、S-MAX読者へのクーポンプレゼント!

今回、Blackview Japanのご厚意でAmazon.co.jpにて利用できるBlackview OSCAL C80のクーポンを提供いただきました!販売価格より15%の値引きが受けられるので、ちょっと試してみたい人や値ごろなサブスマホを使ってみたいと思われる人はさらに安く手に入れられうため、是非使ってみてくださいね!!(※クーポンは2022年11月6日まで有効)

クーポンコード:OSCALC80

記事執筆:河童丸

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コメント

  1. 名無しさん より:

    Unisoc搭載機でVoLTE対応機種は聞いたことがないですが、
    本機も非対応ならその旨を記載しておいたほうが良いかと思います。

  2. 2 より:

    「UMIDIGI Power 7」「 CPU(SoC) UNISOC T610 」は
    辛うじて docomo 以外は VoLTE対応したとのことですが
    こちらのメーカーもやはり対応してないのですか?
    原因は日本の携帯電話の仕様が特殊だからでしょうか・・・

  3. 河童丸 より:

    コメントありがとうございます、河童丸です。
    手持ちの環境で一通り確認してみましたが、KDDI系・楽天モバイルSIMは音声通話ができず、ドコモ、ソフトバンク系は3Gに落ちてしまっていますね。
    メーカーに確認をとったところ、3Gに落ちたり音声通話ができない件については確認中のようです。(ただ、実情はUNISOCのSoCが端末メーカーの個別対応を除いて、国内仕様のVoLTEに対応しきれていないような気もしますね)

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