![]() | 日本でも発売されるか!?京セラ製初のAndroid搭載スマートフォン「Zio」 |
京セラは、7月14日から16日に東京ビッグサイトで開催された「ワイヤレスジャパン 2010」において国内初公開となる北米市場向けスマートフォン「Zio(ザイオ)」を出展した。
Zioは、京セラ製としては初めてとなるAndroid OSを搭載したフルタッチタイプのスマートフォンで、今年度に北米市場に展開する予定。日本での発売については未定だが、今回の出展や日本市場でAndroidの盛り上がりが発売のきっかけになるよう期待したい。会場で試作機に触れることができたのでそのもようをお届けする。

ワイヤレスジャパン2010における京セラブースの様子。

Zio正面。ディスプレイ下にはトラックボールと受話キーと終話・電源キーが搭載されている。全体的に丸みを帯びたデザインとなっている。
試作機のため若干反応が良くないなどの部分もあったが全体的にはシンプルにまとめられた印象を受けた。京セラらしく「薄型軽量」も特徴で本体のサイズは高さ116×幅58.6×奥行き12.2mm、重量は約105gとなる。
国内で発売されているAndroid搭載のスマートフォン「Xperia(SO-01B)」のサイズ(高さ119?×幅63?×奥行き13.1?、重量約139g)や「HTC Desire(X06HT)」のサイズ(高さ119×幅60×奥行き11.9mm、重量約135g)と比較すると薄型・軽量であることが分かる。
加えてiPhone 4のサイズは高さ115.2×幅58.6×奥行き9.3mm、重量は約137gなので、重量的にはZioは上記のどのスマートフォンよりも軽いことになる。

端末トップにはストラップホール、下部マイクが搭載されている。

左側面にはイヤホンジャック、上下キー、microUSB端子、右側面にはmicroSDカードスロットとカメラボタンを備える。

イヤホンジャックは音楽プレイヤーなどと同じ3.5mmの丸型端子だ。

USB接続はmicroUSB端子となっている。
ワイヤレスジャパン2010 京セラ製Android OS搭載 スマートフォン「Zio」。
サイズ(高さ×幅×奥行き) | 約116×58.6×12.2mm |
---|---|
重さ | 約105g |
搭載OS | Android 1.6(Donut) |
ディスプレイ | 3.5インチ ワイドVGA、TFT液晶(最大26万色) |
カメラ | 320万画素、30fps 再生動画プレイヤー付き |
通信方式 | CDMA2000、1xEV-DO Rev.A、Wi-Fi |
また、京セラのブースではAndroid OSを搭載したLTE対応端末としてのコンセプトモデルの展示も行っていた。

コンセプトモデルの展示

フルタッチのものからスライド式のQWERTYキーボード搭載のものなどが展示されていた
■関連リンク
・「ワイヤレスジャパン2010」出展のご案内(京セラ リリース)
・Zio M6000(英文)
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