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KDDIおよび沖縄セルラーは、16日、Android 1.6 (Donut)を搭載したシャープ製スマートブック「IS01」に不具合が見つかったとしてネットワーク経由による本体ファームウェアのアップデートサービス「ケータイアップデート」の提供を開始したことをお知らせしています。

また、一方で、NTTドコモも、10日、IS01と兄弟機種のAnroid 1.6 (Donut)を搭載したシャープ製スマートブック「LYNX SH-10B」に不具合が見つかったとして同じくネットワーク経由による本体ファームウェアのアップデートサービス「ソフトウェア更新」の提供を開始したことをお知らせしています。

それぞれ見つかった不具合は異なりますが、まとめて紹介しておきます。各機種をお持ちのユーザーは、アップデートを検討してください。

■ IS01
IS01に見つかった不具合は、「Eメール (xxx@ezweb.ne.jp) が受信できなくなる場合があります。」という1点のみ。ケータイアップデートの所要時間は最大65分となっています。アップデートには、無線LAN接続時には実行できず、3G回線が必要なためau ICカードを装着の上、モバイルデータ通信をオンにしておく必要があります。

アップデートのためのデータ通信料は無料ですが、アップデート中に他の同期などでデータ通信した場合には、別途、パケット通信料金が発生するので注意しましょう。ケータイアップデートの詳細な手順は「IS01操作方法 (302KB)(PDF)」を参照してください。

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■ LYNX SH-10B
LYNX SH-10Bに見つかった不具合は、「「Wi-Fi利用」をONにしようとしても「Wi-Fiを使用できません」と表示される場合がある。」および「複数のアプリケーションを起動しているなど携帯電話の負荷が高い状態で、特定のアプリケーションを起動した際、携帯電話(本体)が再起動する場合がある。」の2点。ソフトウェア更新は今回で3回目で、ソフトウェア書換時間が約14分となっています。

ソフトウェア更新の自動更新に対応しており、初期設定では午前2時~4時に自動的にダウンロードを行い、更新が行われるようになっています。手作業でソフトウェア更新を行う場合には、待受中に「メインメニュー」⇒「設定」⇒「システム」⇒「ソフトウェア更新」を選択して、画面の案内に従って操作を行うことで可能です。詳しい操作手順は「ソフトウェア更新 簡易操作手順(LYNX SH-10B)(PDF形式:433KB)」を参照してください。

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両機種ともAndroid OSのバージョンアップについてはすでに行わないことが決定されてしまいましたが、こうしてソフト更新してくれるのはせめてもの救いですかね。不具合解消とともに動作の改善も行ってくれていると嬉しいのですけど。

記事執筆:memn0ck


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