ポケファイマンも登場!? |
イー・モバイルは、14日、同日に発売が開始されたAndroid 2.2 (Froyo)を搭載した小型スマートフォン「Pocket Wi-Fi S(型番:S31HW)」と新しく開始されたキャンペーンを記念し、都内量販店でセレモニーイベントを開催しました。
発売開始された「Pocket Wi-Fi S」は手にすっぽり収まる機種です。
Pocket Wi-Fiシリーズとなります。
Pocket Wi-Fi Sは、Android 2.2を搭載したスマートフォンで、無線LANを経由してパソコンなどからテザリングが行えるモバイルWi-Fiルーターとして利用できることを強調したモデルとなっています。
モバイルWi-Fiルーターとしてだけでなく、通常のスマートフォンのように通話や単体でのデータ通信によるメールおよびウェブ閲覧などの機能が利用できます。
また、すでに発表済みの他社宛通話も対象となる「通話定額キャンペーン」も開始されています。
セレモニーは、東京の秋葉原にあるヨドバシカメラ マルチメディアAkibaおよび有楽町にあるビックカメラ有楽町で開催され、イー・モバイル代表取締役会長 千本倖生氏およびイー・モバイル代表取締役社長 エリック・ガン氏が挨拶および質疑応答を行いました。
セレモニーで挨拶を行った千本氏は、「(イー・モバイルの)スマートフォンの特徴は、「テザリング」「Android 2.2」「コンパクト」「通話定額」である」と説明し、他社にはない商品になっていることをアピールしていました。
セレモニーでテープカットを行いました。
挨拶を行ったイー・モバイルの千本氏。
スマートフォンとしても使えます。
さらに、Pocket Wi-Fi Sの名称の元となった、国内のモバイルWi-Fiルーターの草分け的存在である「Pocket Wi-Fi」について、製造元のファーウェイ(Huawei/華為技術)では全世界で同製品を100万台出荷しており、そのうちイー・モバイルが60万台を占めるとのことで、イー・モバイルの商品の中で現在最も重要なラインナップになっていることを明かしました。
そのため、海外などで通常のAndroidスマートフォン「Huawei IDEOS」として発売されているモデルを「Pocket Wi-Fi」の名称をつけて発売に至ったとのことです。
日本でも日本通信が「IDEOS」として同製品を販売していますが、日本通信版IDEOSをイー・モバイルに持ち込んで回線契約をしたいというニーズに対して提供しないと明言していました。ただし、もちろん、既存のイー・モバイルのUIMカードを装着すれば利用できますので、公式にはサポートしないという形になります。
なお、既存のPocket Wi-Fiユーザーのうち1/3は女性、若い男性は2割程度とのことで、今後はビジネス層などへの拡大を期待しているという。
日本通信から同等のハードウェアとなる「IDEOS」が発売されていることを尋ねられると、「イー・モバイルがファーウェイの日本における正規代理店。(日本通信提供のものは)並行輸入品のようなもので、当社では関知しない」と述べたほか、日本通信のIDEOSを持ち込んでイー・モバイル回線を契約したいというユーザーには? という問いに「(回線契約は)提供しない」と述べた。
記事執筆:memn0ck
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