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Android OS2.2搭載のPocket WiFi!

イー・モバイルが14日に発売を開始した「Pocket Wi-Fi S(型番:S31HW)」。Android 2.2 (Froyo)を搭載したスマートフォンながら、イー・モバイルのモバイルWi-Fiルーターブランド「Pocket WiFi」の名称が付けられた面白い端末となっています。

Pocket WiFiは、初代となる「Pocket WiFi(型番:D25HW)」が2009年11月18日に発売され、手軽に持ち運べるWi-Fiスポットとなるということで、、非常に人気となり、国内における無線LAN経由の持ち歩けるルーターの草分け的な存在となりました。

その影響もあって、他社でも同じようなモバイルWi-Fiルーター製品が多く登場することとなりました。

そして、約1年が経ち……2011年1月14日に新型のPocketWiFiを投入ししたわけです。その大きな特徴は、”Android OS2.2を搭載している”ことです。

今回は、そのPocket WiFi Sを外観を中心に、初代Pocket WiFiと比較しながら紹介したいと思います。今後も、Pocket WiFi Sを大注目機種をレビューしていきますので、ご期待ください!では、レビューは続きからどうぞ。

Pocket WiFi S(S31HW)は2.8インチQVGAディスプレイを搭載。対して初代Pocket WiFi(D25HW)は0.96インチの白色有機EL。ディスプレイは大きく進化したのですが、気になるのはその大きさ。いくらPocket WiFiだとしても、大きくなってしまっては魅力半減です。それでは、単純にテザリングのできるスマートフォンじゃねと言われかねません。

果たして”ポケット”Wi-Fiなのでしょうか。

初代Pocket WiFi(D25HW)と、Pocket WiFi S(S31HW)を並べてみました。

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写真左=Pocket WiFi(D25HW)、写真中=Pocket WiFi S(S31HW)、写真右=HTC Desire X06HT


Pocket WiFi S(S31HW)の大きさは、初代Pocket WiFiとHTC Desireの中間程度。初代Pocket WiFiと同じような丸っこい形状で、やや大ぶりな形状も気になりません。厚みも初代Pocket WiFiとほぼ同じで、ポケットに入れて利用するには悪くない大きさだと思います。
ディスプレイの大きさ故、スマートフォンとして利用するには物足りない大きさなのですが、モバイルWi-Fiルーターとしては申し分無いレベルでしょう。

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Pocket WiFi Sを手にもってみたところ


なお、手に持ってみるとこのような感じ。男性の手ですっぽり収まる程度なので、女性の手では少し大きく感じるかもしれません。

持ってみた感触は、大画面スマートフォンとは違い安定感がありますので、非常に持ちやすい印象を受けました。ちょっとにぎにぎするには丁度良い大きさです(精密機器ですので、あまりにぎにぎしないで下さい)。

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本体右側面にはなにもありません。サイズが約54.8(W)×104(H)×13.5(D)mm、質量が約105gとなっています。

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本体左側面には音量上下キーが配置されています。

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本体上部には電源キーおよび3.5mmイヤホンマイク端子が配置されています。

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本体下部には通話用マイク穴や充電および外部接続用のmicroUSB端子が配置されています。

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裏面には「Pocket WiFi S」のロゴがあります。

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写真左=初代Pocket WiFi(D25HW)のバッテリー、写真右=Pocket WiFi S(S31HW)のバッテリー


両者のバッテリーです。初代Pocket WiFiは3.7V 1,500mAhの容量に対して、Pocket WiFi S(S31HW)は3.7V 1,200mAhとなっています。バッテリー容量自体は減っていますが、PocketWiFi機能(テザリング)では初代と同じ最大4時間となっています。 容量は減っているのに、利用時間は維持されています。バッテリー消費が抑えられているのでしょうか。
通常の利用では1日ぐらい利用できそうですが、初代とは違い単体でwebやメール、電話もできますし、アプリケーションも利用できます。ややハードな利用をする場合には別途モバイルブースター等といった外部充電バッテリーがあると安心です。

なお、ディスプレイの大きなタッチパネル形状となっていますので、このようなポーチやディスプレイ保護シートを用意すると安心かもしれません。特にディスプレイ保護シートはタッチパネルスマートフォンでは必須と言っても過言ではありませんので、Pocket WiFi S(S31HW)を購入したら用意しておきたいところ。

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すでに市販されているPocket WiFi S用ディスプレイ保護シート


ちなみにPocket WiFi S(S31HW)では背面カバーが複数枚用意されます。日本通信のIDEOS用カバーと並べてみました。

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写真上=日本通信IDEOS用背面カバー、写真下Pocket WiFi S(S31HW)用背面カバー


Pocket WiFi S(S31HW)用では、つや消しブラックの他に光沢のあるレッドとブルーが用意されます。その日の気分でカバーを着せ替えしてみても良いかもしれませんね。なぜか日本通信版IDEOSにはある黄色のカバーがPocket WiFi S(S31HW)では無いのは残念ですね。

Pocket WiFi S(S31HW)の、気になる大きさなのですが”十分ポケットサイズ”なWi-Fiだと感じました。持った感じも、初代とそれほど違和感無く、高性能Pocket WiFiなのだなぁと思わせる内容です(あくまでスマートフォンとして言えばロースペック)。

接続設定なども初代とは違いPC要らずで設定できるので、取り回しも非常に楽です。と、言うよりも楽すぎです。次回はその辺も書いてみたいと思います。

記事執筆:ホセ


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