
「Windows7ケータイ F-07C」のPCとしての実力は?
前回のF-07C-外観編-から続いて、F-07CをモバイルPCとしてチェックしていくフォトレビューとなります。若干、偏った評価や文章となる可能性もありますが、ご容赦を。
それではいってみましょう。
・エクスペリエンスインデックスによる、F-07Cの自己評価
Vista以降、Windowsにはエクスペリエンスインデックスという機能を使って、PCの性能を大雑把にではありますが掴むことができます。
(※ただし、インデックスの名の通り、性能から見たOSの快適指標程度と考えてください。)
そこで、F-07CのWindowsモードでエクスペリエンスインデックスを取得してみました。

ちょっと見づらいかもしれません
写真だけでは見づらいかも知れないので確認してみましょう。
F-07C(発表会バージョン)エクスペリエンスインデックス
・プロセッサ(CPU)………………………………………1.1
・メモリ(RAM)……………………………………………2.5
・グラフィックス…………………………………………・2.9
・ゲーム用(ポリゴンなど)グラフィックス…………………2.4
・プライマリハードディスク(HDDやSSDの転送速度)…・4.6
※最低値1.0~最大値7.9(2011年5月現在の指標値)、およそ3以上で快適な動作が得られる目安となっています。
まず、CPUのプロセッサですが、1.1と本当にWindows7の動作するギリギリなラインといった印象です。
これは、筐体をガラケーサイズに小型&ファンレスにする為にはどうしてもCPUの出力(周波数)を落す必要があったからではないかと思われます。
メモリは2.5と悪くない数字が出ています。
Windows7はHomePremiumでの必須スペックがメインメモリ1GB以上となっているので、最低用件がメモリ2GB以上のProfessionalや Ultimateエディションへのステップアップグレードをしなければ(しようと考える方はまずいないと思いますが…)特に問題はないかと思われます。
グラフィック関係は2.9・2.4(ゲーム向けスコア)とそれなりな数字が確認できます。
フラッシュや動画の重いサイトなどを見ようと覆わなければ実用です。
プライマリハードディスクは4.6とかなり快適です。F-07CハードドライブがSSDの為、ファイルのやり取りはかなり快適です。
・グラフィック
ビデオチップはオンボードのGMA600を採用している。
ビデオメモリは本体の内蔵メモリとシェアになります。
F-07のWindowsモード時は画面サイズは1024×600が推奨となってい設定変更で、より狭いものへと変えることもできます。

後述のクレイドル経由で外部のディスプレイへ画面を出力した際などに使えます
本体のSSD

容量32GBのSSDを搭載 SSDは省電力と衝撃への強さから
モバイル機器に向いていますが、本体のリカバリ領域などが一部を占有しており、実際に利用できる領域は9GBちょっとくらい。
・ホーム画面
F-03Cは画面が小さく、タッチパネルでアプリの選択などがしづらいのですが、このホーム画面機能はデスクトップ全体を覆いOfficeなどの使いたいアプリなどを選びやすくしたものです。

デスクトップにあるこのアイコンをクリックするとホーム画面が起動します。

ホーム画面、ここからOfficeやIEなどを選択可能、勿論登録も出来ます。
・オプション
F-07Cには別売りオプションとして専用のドック(クレイドル)があり、これを利用することで、F-7CをHDMIでモニターに接続したり、様々なUSB機器を利用することが可能になります。

「F-03C用クレイドル」(別売)

クレイドル左右側面。電源コードの挿し口の他、USB端子が確認できます。

クレイドル背面。こちらにはUSB端子の他、HDMI端子もあります。
このクレイドルはUSB拡張などだけではなく、本体の冷却をサポートする為にクーリングファンが搭載されており、F-07Cを存分に使い倒していくのであれば必須なアイテムでしょう。
スペックが抑えられてり拡張するためにもクレイドルが必須であったりと「PC」として見た場合、クセが強い端末であることは確かですが、やはりあのガラケーサイズに収めた大きさでフルWindowsが使えるというのは大きな魅力です。
割り切りをしっかりとつけることが出来れば、非常に面白い端末になってくれるでしょう!!
・おまけ(偶然撮影できたF-077CのBIOS)

セーフモードなどが確認できます。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・F-07C製品ページ
Vista以降、Windowsにはエクスペリエンスインデックスという機能を使って、PCの性能を大雑把にではありますが掴むことができます。
(※ただし、インデックスの名の通り、性能から見たOSの快適指標程度と考えてください。)
そこで、F-07CのWindowsモードでエクスペリエンスインデックスを取得してみました。

ちょっと見づらいかもしれません
写真だけでは見づらいかも知れないので確認してみましょう。
F-07C(発表会バージョン)エクスペリエンスインデックス
・プロセッサ(CPU)………………………………………1.1
・メモリ(RAM)……………………………………………2.5
・グラフィックス…………………………………………・2.9
・ゲーム用(ポリゴンなど)グラフィックス…………………2.4
・プライマリハードディスク(HDDやSSDの転送速度)…・4.6
※最低値1.0~最大値7.9(2011年5月現在の指標値)、およそ3以上で快適な動作が得られる目安となっています。
まず、CPUのプロセッサですが、1.1と本当にWindows7の動作するギリギリなラインといった印象です。
これは、筐体をガラケーサイズに小型&ファンレスにする為にはどうしてもCPUの出力(周波数)を落す必要があったからではないかと思われます。
メモリは2.5と悪くない数字が出ています。
Windows7はHomePremiumでの必須スペックがメインメモリ1GB以上となっているので、最低用件がメモリ2GB以上のProfessionalや Ultimateエディションへのステップアップグレードをしなければ(しようと考える方はまずいないと思いますが…)特に問題はないかと思われます。
グラフィック関係は2.9・2.4(ゲーム向けスコア)とそれなりな数字が確認できます。
フラッシュや動画の重いサイトなどを見ようと覆わなければ実用です。
プライマリハードディスクは4.6とかなり快適です。F-07CハードドライブがSSDの為、ファイルのやり取りはかなり快適です。
・グラフィック

ビデオチップはオンボードのGMA600を採用している。
ビデオメモリは本体の内蔵メモリとシェアになります。
F-07のWindowsモード時は画面サイズは1024×600が推奨となってい設定変更で、より狭いものへと変えることもできます。

後述のクレイドル経由で外部のディスプレイへ画面を出力した際などに使えます
本体のSSD

容量32GBのSSDを搭載
モバイル機器に向いていますが、本体のリカバリ領域などが一部を占有しており、実際に利用できる領域は9GBちょっとくらい。
・ホーム画面
F-03Cは画面が小さく、タッチパネルでアプリの選択などがしづらいのですが、このホーム画面機能はデスクトップ全体を覆いOfficeなどの使いたいアプリなどを選びやすくしたものです。

デスクトップにあるこのアイコンをクリックするとホーム画面が起動します。

ホーム画面、ここからOfficeやIEなどを選択可能、勿論登録も出来ます。
・オプション
F-07Cには別売りオプションとして専用のドック(クレイドル)があり、これを利用することで、F-7CをHDMIでモニターに接続したり、様々なUSB機器を利用することが可能になります。

「F-03C用クレイドル」(別売)


クレイドル背面。こちらにはUSB端子の他、HDMI端子もあります。
このクレイドルはUSB拡張などだけではなく、本体の冷却をサポートする為にクーリングファンが搭載されており、F-07Cを存分に使い倒していくのであれば必須なアイテムでしょう。
スペックが抑えられてり拡張するためにもクレイドルが必須であったりと「PC」として見た場合、クセが強い端末であることは確かですが、やはりあのガラケーサイズに収めた大きさでフルWindowsが使えるというのは大きな魅力です。
割り切りをしっかりとつけることが出来れば、非常に面白い端末になってくれるでしょう!!
・おまけ(偶然撮影できたF-077CのBIOS)

記事執筆:河童丸
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・F-07C製品ページ