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REGZA Phone IS11Tの動作する開発機が展示!

富士通は、17日、東京・早稲田大学にて開催された国内最大のAndroid関連イベント「Android Bazaar and Conference 2011 Summer(ABC 2011 Summer)」にて今夏に発売予定のau向けAndroidスマートフォン「REGZA Phone IS11T」の実機を参考展示していました。

REGZA Phone IS11Tは、Android 2.3(開発コード名:Gingerbread)を搭載したスマートフォンで、横スライドタイプのQWERTY配列フルキーボードを搭載したモデルとなります。KDDIが5月に開催した「2011年夏モデル」発表会では、モックのみが展示されていて、動作する実機はありませんでした。また、公式発表では、9月発売予定となっていましたが、ABC 2011 Summerでの展示における説明員の話では、「8月下旬の発売を予定している」ということでした。

今回は、簡単ですが、開発機を写真で紹介していきたいと思います。

ボディーカラーは、ラスターブラックとコフレピンクの2色展開。展示会場では、企業ブースの富士通のところに、まだ未発売の「F-12C」と「REGZA Phone IS11T」の実機が展示されていました。REGZA Phone IS11Tの実機は、4台ありました。

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大きさは、約128×63×15.3mmで、質量は、約190gとなっていますが、閉じて縦に片手で持つとやや重い印象でしたが、開いて両手で持てば、それほど、厚みや重さは気にならなかったです。ディスプレーは、約4.0インチフルワイドVGA(854×480ドット)TFT液晶となっています。右側面には音量上下キー、カメラのシャッターキーがあります。

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下側面には、microUSB端子があり、カバーに覆われています。

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左側面には、特に何もありません。

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上側面には、イヤホン端子と電源キーがあります。スライドを横に開いたときのディスプレイ面の裏側は、ブラックおよびピンクともに黒かったです。ピンクは、せめてシルバーとか淡い色で統一して欲しいところです。

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裏面には、有効画素数約808万画素CMOSカメラ、ライト、赤外線端子、Felicaチップがあります。電池パックは1300mAh。電池パックの上にmicroSD/SDHCカードスロットがあります。電池パックの写真は、発表会時の記事に掲載しています。

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Androidのバージョンは、Android 2.3.4となっており、この開発機では、ビルド番号がFGK400となっていました。

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また、製品版ではどの程度本体の空きメモリがあるかわかりませんが、少なくとも、開発機では、350MBとなっており、あまり多くないのがわかります。

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全体的に、かなり色々な人がいじった後だったのか、動作が不安定だったりしましたが、キーボードの内心地は非常に良く、フルキーボード搭載の多機能でハイスペックなスマートフォンということで、発売が楽しみですね!

記事執筆:memn0ck


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電池パックは1300mAh。電池パックの上にmicroSD/SDHCカードスロットがあります