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GALAXY Sを一括購入してみた!

先月の8/19(金)からNTTドコモのスマートフォンの一部機種が販売価格改定によりかなり安価で本体を手に入れることが可能になった。対象の機種は「GALAXY S SC-02B」(サムスン電子製)、「REGZA Phone T-01C」(富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製)、「LYNX 3D SH-03C」(シャープ製)、「Optimus chat L-04C」(LG製)、「MEDIAS N-04C」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)など。新規契約・MNP(番号そのままで乗り換え)はもちろん機種によっては機種変更(買い増し)でも安価な価格設定がされている。

スマートフォンに変えたいが、”いつ買っていいのか分からない”、”スマートフォンって高いんじゃないの?”、”スマートフォンを使いこなせるかどうか分からない”などといった理由で二の足を踏んでいるケータイユーザーや、既にスマートフォンを持っているが利用中の機種では物足りないなどの理由で買い替えを考えているスマートフォンユーザーに向け、スマートフォンをできるだけ安く買って、維持費も安くして使う方法を紹介する。

■GALAXY Sを一括購入
筆者は約1年前にソフトバンクのHTC Desire(X06HT)を購入し利用している。Desire(X06HT)は、レスポンスが速い動作やディスプレイ表示、ハードウェアキーの搭載位置、現行モデルではほとんど搭載されていない光学ジョイスティックの搭載、本体のサイズ感など実によくできたスマートフォンで、この機種へ求めるものとしてはカメラ性能と本体の保存容量くらいのものだ。しかし、この2点がかなり致命的なため、特に本体の保存容量が大きいGALAXYシリーズの本体価格が安くなれば欲しいなぁと常々思っていたのである。そこで、今回の価格改定によりGALAXY Sが新規契約で10,080円で購入できるようになったので、先月の下旬に新規契約を行い購入した。

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GALAXY S SC-02Bのセラミックホワイトを購入

店舗により価格や条件は異なるので参考程度にして欲しいが、筆者が購入した店舗では、各種オプションや「ひとりでも割50」もしくは「ファミ割MAX50」(つまり、2年契約が必要)の加入などが必須条件で新規契約時の本体価格10,080円での一括購入が可能だった。


■オプションサービスと料金プラン
端末購入の条件により、今回加入したオプションは以下のものとなる。
・spモード(315円/月)
・メールウィルスチェック(無料)
・オプションパック割引(420円/月)→留守番電話サービス、キャッチホン、メロディコール(ベーシックコース)、転送でんわサービスをまとめたネットワーク系オプション
・iチャネル(157.5/月)
・ゆうゆうコール(189円/月)
・ケータイ補償お届けサービス(399円/月)
・ドコモプレミアクラブ(無料)
上記のうち、オプションパック割引とiチャネルは30日間無料、ゆうゆうコールは翌月適用となる。

翌日以降にドコモインフォメーションセンター(151)か、ドコモショップでオプションサービスを解除することができる。筆者は、ケータイ補償お届けサービスとドコモプレミアクラブ以外のSPモード、メールウィルスチェック、オプションパック割引、iチャネル、ゆうゆうコールをドコモインフォメーションセンターに電話をかけて解除した。ゆうゆうコールも翌月適用ではあるが、システム上は「予約」となっており、「予約の取消」として適用前に解除することが可能だ。

新規契約のためキャリアのメールサービスに依存する必要もなく、WiMAXのモバイルWi-Fiルーターを利用してネット接続が快適にできるためspモードも必要ない。また、spモードや「mopera U」といったISPサービスに加入していないことで、誤ってパケット通信が発生する心配もない。

料金プランは、パケット通信の定額制「パケ・ホーダイ シンプル」がセットになっている最も安いプラン「タイプシンプル バリュー」を選択。タイプシンプル バリューは、ひとりでも割50もしくはファミ割MAX50に加入で、月額780円、パケット通信料は、全く使わなければ0円、使った場合の上限金額は5,985円となる。


■イニシャルコストとランニングコスト
上記の内容により毎月の利用料金は、タイプシンプル バリューの780円とケータイ補償お届けサービスの399円、ユニバーサルサービス料の7円を足した1,186円。ケータイ補償お届けサービスも解除してしまえば毎月の維持費は787円となる。

なお、新規契約の場合は初回請求時に新規契約事務手数料3,150円が請求される。

必要なコストをまとめると以下のようになる。
・イニシャルコスト…13,230円(本体代金10,080円 / 事務手数料3,150円)
・ランニングコスト(月額)…787円(タイプシンプル バリュー780円 / ユニバーサルサービス料7円)
・その他のコスト…9,975円(ひとりでも割50もしくはファミ割MAX50の契約期間中に解約した場合に発生する解約金)


■維持費を安くするためにネット&メール専用端末として使う
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全てのネット通信をモバイルルーターで行う

通話(発信)をすると通話料が必要になるが、インターネットやメールのみ利用する専用端末とすることで、ランニングコストを格段におさえれる。もちろんAndroidマーケットも利用できるので、アプリをダウンロードすることも可能だ。

どうやってネットに接続するのか?だが、モバイルWi-Fiルーターを用いてWi-Fi経由でインターネットに接続する。GALAXY Sを”iPadのWi-FiモデルやiPod touchと同じような使い方”とイメージすれば分かりやすいだろう。筆者はWiMAXのモバイルWi-Fiルーターを利用しているため、GALAXY SのWi-Fi設定を行うだけですぐに屋外や移動中でもネット接続が可能だ。

WiMAXの月額利用料金が年間パスポート(1年契約)で、3,880円。ドコモの毎月のコスト787円を加えても4,667円だ。筆者はケータイ補償お届けサービスを解除していないのだが、それでも合計は5,066円となる。ドコモの「パケ・ホーダイ フラット」の月額5,460円や「パケ・ホーダイ ダブル2」「パケ・ホーダイ シンプル」の上限金額5,985円より安くで、ネットやメールの通信が使い放題となる。

ちなみにモバイルWi-Fiルーターは同時に複数の機器を接続できるため、筆者の場合、これまで使っていたDesire(X06HT)やIS01もWiMAX経由でインターネットが使い放題だ。

WiMAXの対応エリア外で利用したいユーザーにとっては、WiMAXの代わりにイー・モバイルのPocket WiFiなどを利用すればよいだろう。イー・モバイルは2年契約となるがWiMAX同様、月額利用料3,880円の料金プランも用意されている。


端末代は分割にして、月々サポート(毎月一定額を利用料金から割引きするサービス)を適用して購入するのが一般的だが、端末を一括購入しモバイルWi-Fiルーター経由でインターネット接続することで、スマートフォンをより安価で手軽に利用することができる。

ドコモ以外にもauやソフトバンクでも一括購入で安価なモデルが出てきているので、気になるスマートフォンがあればこうした購入方法や利用方法でスマートフォンを使ってみてはどうだろう。

記事執筆:2106bpm


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