Xiに対応した初のモバイルWi-Fiルーター「L-09C」をチェック! |
NTTドコモが6/30(木)に発売した「L-09C」(LG Electronics Japan製)は、次世代通信規格「LTE(Long Term Evolution)」を採用した同社のサービス「Xi(クロッシィ)」に対応したモバイルWi-Fiルーターだ。これまで、Xiに対応したデータ通信端末は「F-06C」(富士通製)のExpressCard型と「L-02C」(LG Electronics Japan製)のUSB型が発売されていたが、L-09CはXi対応としては初のモバイルWi-Fiルーターとなる。
新機種にも関わらず「Xiデータプランにねん」で新規契約の場合、本体代金が0円やPCとのセット販売でPC本体が30,000円引きになるなど非常に安価で販売されているケースもある。今回は、そんなL-09Cの外観や基本スペックなどを紹介する。
本体および同梱物
USB端子が搭載されたACアダプタ(左)とUSB接続ケーブル(右)
ACアダプタ
電池パック
本体正面(左)と背面(右)
本体上部には電源ボタン、本体下部には外部接続端子(microUSB)を搭載
本体右側面にはWPSボタンとWi-Fiボタン、左側面はストラップ取り付け穴を備える
リアカバーを外したところ
本体の内面はドコモUIMカードスロットとmicroSDカードスロットを搭載する
ストラップを取り付けることもできる
microSDカードスロットを備えているため、USBケーブルでPCと接続した場合、microSDカードのリーダー/ライターとしても利用できる。XiおよびFOMAに対応し、連続通信時間はXiエリアで約6時間、FOMAエリアで約8時間となっている。モバイルルーターとしては本体のサイズが大きく感じるが、その分バッテリーの容量も多く長時間駆動できる点は嬉しい点と言えるだろう。
主な仕様
型番 | L-09C | サイズ | 約122mm(高さ)×約 64mm(幅)×約15.9mm(厚さ) | 質量 | 約156g(電池パック装着時) | 電池パック容量 | 2,700mAh | 連続通信時間(3G/LTE) | 約8時間/約6時間 | 連続待受時間 | 約210時間 | 充電時間 | 約300分(ACアダプタ)/約390分(USB) | 通信方式(ネットワーク側) | LTE:受信時最大37.5Mbps/送信時最大12.5Mbps 3G(HSDPA/HSUPA/W-CDMA):FOMAハイスピードエリア内 受信時最大7.2Mbps/送信時最大5.7Mbps、FOMAハイスピードエリア外 送受信最大384kbps | 通信方式(端末側) | 無線LAN:IEEE802.11b/g/n | インターフェース | microSDカードスロット(最大32GBのSDHC対応) microUSB 2.0(High Speed) | 同時接続台数 | 10台 | 国際ローミング(WORLD WING) | 850MHzを使用している国・地域を含む3Gネットワークのエリアに対応 |
---|
記事執筆:2106bpm
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
・エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
・NTTドコモ、スマートフォン9機種やWindows 7ケータイを含む「2011年夏モデル」24機種を発表 - S-MAX - ライブドアブログ
・NTTドコモ、次世代高速データ通信サービス「Xi」を開始!新UIMカードで提供 - S-MAX - ライブドアブログ
・NTTドコモ、下り1Gbpsの次世代通信規格「LTE-Advanced」の実証実験を開始 - S-MAX - ライブドアブログ
・連続利用約9時間のスタミナバッテリーを搭載したWiMAX対応最新Wi-Fiモバイルルータ 「URoad-8000」の外観や同梱アクセサリを徹底チェック!【レビュー】 - S-MAX - ライブドアブログ
・NTTドコモ