UQコミュニケーションズは11月21日、報道関係者向けにUQ WiMAXの事業戦略に関わる発表会を開催した。ホーム・ゲートウェイとしても利用できるホームタイプルータ「URoad-Home」やWiMAXの2回線利用をしやすくする料金メニュー「ファミ得パック」、「地下鉄エリア化」の着工、「エリア全力宣言プロジェクト」の実施を新たに発表し、これまでのトピックと合わせて説明が行われた。
登壇した野坂氏は「社内ではWiMAXサロンと呼んでおり、最近のトピックをまとめて説明する機会を設けた」とし、これまでに発表していた「64QAM採用による上り速度の向上」やシャープ製のWiMAX内蔵メディアタブレット「GALAPAGOS EB-A71GJ-BS」(以下、GARAPAGOS)などを含め市場動向および今後の事業展開について説明した。
2011年10月度のUQ コミュニケーションズ(MVNO含む)の加入者純増数は95,600でSoftBank、KDDIに続く業界3位を記録したことを紹介。さらに、「RBB TODAY MOBILE AWARD 2011 モバイル通信サービス部門」と「価格.com プロバイダ満足度ランキング 2011 WiMAX/3Gデータ通信の部」でいずれも総合満足度1位を受賞したことも紹介。その上で、2011年度末(2011年3月)までに200万契約を目指すことを明かし、目標達成のために新商品・新サービスを投入する。
ホームタイプルータの「URoad-Home」(シンセイコーポレーション製)は、WiMAX電波の受信感度を従来機の+3dBm向上、Wi-Fiの出力を従来機の+8dBm向上させ、有線LANポートを2つ搭載したハイパワーな固定型ルータ。Wi-Fiは10台までの無線LAN搭載機器と同時に接続ができ、2つの有線LAN接続を合わせると最大12台までの機器と接続可能でホーム・ゲートウェイとしても利用できる点が特徴。
今年10月に開催されたCEATEC JAPAN 2011において参考出品されていたURoad-Homeが商品化され11月22日(火)から発売が開始されている。
続いて12月1日(木)からサービスインした「ファミ得パック」について紹介。ファミ得パックは、複数のWiMAX回線に加入・利用するユーザー向けに毎月の利用料金を割り引くサービスで、携帯電話でいうところの「ファミリー割引」や「家族割引」にあたるもの。モバイルデータ通信としては初めて導入されるサービス。
UQはこれまで、毎月200円/台を追加して1回線で複数台のWiMAX通信機器(ルータや内蔵PC)の利用が可能な機器追加オプションを提供していたが、これはあくまで契約は1回線のため、利用する通信機器のWiMAX接続が同時に行えなかった。つまり、1台のWiMAX機器を接続していると他のWiMAX機器は通信できないというもの。
同時に接続したい場合はもう1回線契約して利用料金もプラスされる形だが、この場合においてファミ得パックを適用すれば従来より利用料金が安くなる。1回線目は年間パスポート(1年契約)で3,880円/月、2回線目は2,480円/月となり従来よりなんと1,400円/月も安くなる割引きサービスだ。
注意点としては、加入する事業者をまたいでの適用はできない点。例えば、1回線目はUQ、2回線目はBIC WiMAX SERVIESとした場合の適用は不可。
また、16日に発表したGARAPAGOSについては、ルータを持ち運びせずすぐにWiMAX通信ができる点とテザリング機能によりGARAPAGOS自体がルータとして利用できる点をアピール。さらに他社のタブレットデバイスと比較し、利便性や料金なども優位であることをアピールした。
続いてエリアとスピードについて紹介。今年の5月19日(木)に東京交通局から発表された都営地下鉄の駅や車内でWiMAX利用が可能になる地下鉄でのエリア化について、都営三田線の大手町駅での工事が11月28日(月)から着工、12月末にはエリア化される予定であることを明かした。同線の日比谷駅、神保町駅さらには浅草線、新宿線、大江戸線と順次拡大していき、2012年内には都営地下鉄線の全区間をエリア化する予定。
また、WiMAXで利用している2.5GHz帯の特性でもある、強い直進線を活かし、ホームの隅に小型基地局を設置し、駅と駅の両端からトンネル内部に向け電波を出すことで、駅間の走行中でも通信が可能になるという。ただし、駅間が約1~2kmで比較的直線であることが条件となる。大きなカーブや駅間の距離がある場合は、中継局を設置していくことになるかもしれないとのことだが、当面はまず各駅に基地局を設置していくとのこと。
そのほか、既存のエリアについても、エリア毎の状況に応じた基地局増設を実施している。商店街などでは超小型の基地局を設置して電波の届き難い場所も埋めていくのだという。2010年3月末までに実人口1億人のカバーを目指す。
なお、同社ホームページには「WiMAXエリア全力宣言」を開設し、サービスエリアへの取り組みの紹介やエリアに対する意見・要望を受け付け、エリア拡大および快適な利用ができるエリア展開を目指す。
■関連リンク
・エスマックス(S-MAX)
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・WiMAX製品情報サイト(シンセイコーポレーション)
・シンセイコーポレーション
・UQコミュニケーションズ






















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