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「初代MEDIAS」からどこが”進化”した?

NTTドコモから本日9日に発売開始されたAndroidスマートフォン「MEDIAS PP N-01D」(NECカシオモバイルコミュニケーション製)は、大容量バッテリーと高精細有機ELディスプレイが特徴のモデルとなっています。

このモデルでは先代モデルである「MEDIAS N-04C」や「MEDIAS WP N-06C」のスリム路線から一転、手に馴染む丸みのあるデザインとなっています。

初代モデルであるMEDIAS N-04Cと比較して、外見のデザインやハードウェア、ソフトウェアについてどこが変わったのか比較してみました。

■ まずは外見をチェック!
厚みはMEDIAS N-04Cの7.7mmと比較するとMEDIAS PP N-01Dは、最薄10.9mmと3.2mm厚くなっています。

手に馴染む丸みのあるフォルムのため、持ちやすさはむしろ先代より持ちやすい印象がありました。

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本体上部。電源ボタンはフラットなMEDIAS N-04Cに比べ、MEDIAS PP N-01Dは少しボタンが飛び出ているため押しやすくなりました。

MEDIAS N-04Cが防水非対応なのに対し、MEDIAS PP N-01Dが防水端末のためmicroUSB端子カバーが大きくなっています。

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端子カバーが縦開きで開けづらかったMEDIAS N-04Cと比べると、MEDIAS PP N-01Dはだいぶ開閉がしやすくなりました。

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ストラップホールは、両方のモデルとも本体下部の中央に配置されているので、ネックストラップを使ったときに安定する場所となっています。

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音量ボタンは両方のモデルとも左側に配置されています。

本体右側面は両方のモデルとも何も配置されていませんでした。

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本体背面はカメラの位置、バッテリーカバーの形状などに大きな変化はありませんでした。

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■ 機能面も細かいところに変化が!
ソフトウェアの面でも、MEDIAS N-04Cの頃から比較すると細かい使い勝手が向上しています。今回比較したMEDIAS N-04CはAndroid 2.3へOSアップデート済の端末となっています。

<ステータスパネル>
MEDIAS PP N-01Dから通知領域の各種設定ボタンに「画面回転」が追加されました。MEDIASのステータスパネルに表示されている各種設定ボタンは、左にフリックすることで、より多くのボタンが現れるようになっています。

・MEDIAS N-04C
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・MEDIAS PP N-01D
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<赤外線通信>
MEDIAS WP N-06Cまでは、赤外線送受信が電話帳データのみに対応していましたが、MEDIAS PP N-01Dからは、画像の共有設定に「赤外線」が追加されました。

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アプリ一覧から「赤外線」を起動すると赤外線送受信をすることができます。こちらの赤外線アプリは、NTTドコモ提供になっています。

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<文字入力システム(ATOK)>
MEDIAS N-04Cからプリインストールされている日本語入力ソフト「ATOK」のバージョンもアップしています。

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N-06Cまででは非対応だった「テーマ」にも対応し、有料版のATOKとは違うオリジナルテーマ5種類がプリインストールされています。

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MEDIAS PP N-01Dでは新たに「手書き入力」にも対応しています。入力画面でキーボード切替から指マークのアイコンを選ぶと手書きモードになります。

ひらがな、カタカナ、英字、数字に対応しており、漢字には非対応となっています。漢字の手書き入力には今後のモデルで対応してくださると嬉しいです。


<フォント設定>
MEDIAS PP N-01Dでは、3種類の文字フォントから切替が可能になっています。好みで表示がカスタマイズできるようになったのは嬉しいポイントです。

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MEDIAS N-04CとMEDIAS PP N-01Dを比較してみると、細かい部分で使いやすくなっています。本体サイズはアップしましたが、ストレージやバッテリー容量も大幅にアップしてサクサク度も増しています。

買い換えに検討できるモデルになっているのではないでしょうか。

今回レビューに使用したMEDIAS PP N-01Dは開発途中の物であり、製品版とは異なる場合がありますのでご了承ください。

記事執筆:ちえ


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