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ASUSは2月27日、バルセロナ(スペイン)で先月27日から開催されていたモバイル関連展示会「Mobile World Congress 2012(MWC2012)」においてタブレットドックと合体する風変わりなスマートフォン「PadFone」を発表しています。
昨年5月から何度か披露されてきましたが、今回が正式な発表となり、詳細なスペックを公開しています。
PadFoneはAndroidスマートフォンとタブレットドック(PadFone Station)からなる製品です。
スマートフォン単体で使うことももちろんできますが、タブレットドックと合体して使うことで10.1インチの大きいスクリーンで映像を楽しめるほか、タブレットドックに別途搭載された6,600mAh大型バッテリーをスマートフォンと共有することができます。
タブレットドックの構造はディスプレイとバッテリーのみとなっており、CPUやメモリーなどは備わっていません。
その構造ゆえ、スマートフォンと合体させた時にも画面やシステムの状態は維持され、シームレスに大きい画面へと移行されます。
そしてさらにタブレットドックをオプションのキーボードドックと合体させることもできます。
同社が販売中のEee Pad Transformerと同様、ノートパソコンのように使用することができ、また、キーボードドック側にも別途バッテリーが搭載されているために、さらなる長時間駆動を実現します。
スマートフォン側のスペックは、Android 4.0、4.3インチQHD-Super AMOLED、1.5GHzデュアルコアCPU(Snapdragon S4 8260A)、1GB RAM、16/32/64GBストレージ、背面800万画素(AF、Flash、f値2.2)/前面130万画素カメラ、1520mAhバッテリーという内容。サイズは128×65.4×9.2mm、重さは129g。タブレットドックのサイズは273×176.9×13.55 mmで、重さは724g。
今年4月にグローバル市場向けに出荷予定となっています。
■ スペック
PadFone
端末サイズ:128×65.4×9.2mm
重さ:129g
ディスプレイ:4.3インチ QHD(960×540) Super AMOLED ゴリラガラス
OS:Android4.0(Ice Cream Sandwich)
CPU:1.5GHzデュアルコア(Qualcomm Snapdragon S4(MSM8260A))
RAM:1GB
ROM:16/32/64GB
外部メモリー:microSD/microSDHC
カメラ:800万画素(オートフォーカス、LEDフラッシュ、f値2.2、1080pフルHD動画撮影サポート)
フロントカメラ:130万画素
無線LAN:IEEE802.11 b/g/n
Bluetooth:4.0
対応周波数:WCDMA(900/2100)、EDGE/GPRS/GSM(850/900/1800/1900)
センサー:重力センサー、電子コンパス、ジャイロセンサー、近接センサー、光センサー、モーションセンサー、GPS/A-GPS
外部端子:3.5mmオーディオジャック、microUSB、microHDMI、ドックコネクタ
バッテリー:1,520mAh
PadFone Station
端末サイズ:273×176.9×13.55mm
重さ:724g
ディスプレイ:10.1インチ TFT液晶 ゴリラガラス
フロントカメラ:130万画素
センサー:バイブレーションセンサー
外部端子:3.5mmオーディオジャック、microUSB、ACアダプター
バッテリー:6,600mAh
その他:ハイクオリティースピーカー
記事執筆:ゼロから始めるスマートフォン
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■ASUS、タブレットドックと合体するスマートフォン「PadFone」を正式発表、4月発売
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