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遂にNexus 7が日本上陸!

Googleは25日、Android 4.1(開発コード名 : JellyBean)を搭載する7インチサイズタブレット「Nexus 7(ネクサス・セブン)」と電子書籍ストア「Google Play Books」を日本において販売・展開することを発表しました。

それに合わせて、東京都内でGoogleが報道関係者に向けたNexus 7の記者発表会を実施しました。本記事では、その模様を紹介します。

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Googleのエリック・シュミット会長

最初に、Googleの会長 エリック・シュミット氏が登壇しました。エリック氏は、2年前に来日した際は8%ほどだった日本におけるスマートフォン普及率が、今現在は20%を超えるほどになっていて、それが更に伸びるであろうと指摘した上で、「(2年前に日本で話をした)モバイル革命が、日本では私の予測よりも早く進行している。これは非常にエキサイティングなことだ。」と語りました。

その上で、コンシューマー・エレクトロニクスの技術面での話を続けました。日本で発明されたウォークマンやビデオテープレコーダーを「第一世代」と定義。この世代では、機能が拡充するにつれて、操作が複雑になる、という課題を持つようになりました。その複雑さをソフトウェアの力で解決したのが、iPodを始めとするデジタル音楽プレーヤーが象徴となる「第二世代」です。そして、ネットワークと、それに裏付けされたクラウドサービスによってあらゆる物理的な壁を越えていく「第三世代」が、これから始まると言うのです。シュミット氏は、永続的な変化の先端に立つ日本がその第三世代に入ろうとしている、としました。

シュミット氏も予想外とするAndroidの普及。「現在、1日に約130万台の(Android)デバイスが新規登録されていて、累計で5億台以上のユーザーがいる。マーケットリーダーであり、ほかのプラットフォームと比べてもシェアは高く、成長も早く、規模も大きい。これはAndroidのオープン性がもたらしたものだ」と、オープンさがその原動力であるとしました。

更に、「日本では、29種類のAndroidデバイスがあり、アメリカではブラックやホワイトばかりなところ、ピンクやブルーのスマートフォンもたくさんある。日本のクラシックなフィーチャーフォンと同形状のAndroidスマートフォンもある。ウォークマンの中にはAndroidが動くモデルもある。これらは、やはりAndroidのオープン性がもたらしたものだ」とオープンな世界観がもたらす優位性も語りました。

日本のユーザー動向についても言及し、「我々の調査によると、日本のスマホユーザーの86%が外出先でもスマホを使っていて、特にお店の中でも使っているユーザーが75%もいる。これは世界の中でも一番高い比率。この動向を上手く活かせば、新しい市場を創出できるだろう」と期待している面があることを示しました。


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最後にNexus 7を見せしてあいさつを終えたシュミット氏

その後、Googleとしてのサービスの改善やGoogle Playマーケットでのエコシステムについて語り、最後に、今日の発表会のメインであるNexus 7をスーツの脇ポケットから取り出しました。シャッターチャンスだったのですが、撮影制限等々もあり、ガッチリ構えているときの写真は撮れませんでした……


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実際の商品説明はヒューゴ氏から

Nexus 7の製品概要は、Google アンドロイド製品 マネジメント・ディレクターのヒューゴ・バラ氏から説明されました。


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Nexus 7の製品概要

Nexus 7は、ASUS(アスース)製のタブレット端末で、Googleが提供するNexusシリーズに属する端末となります。冒頭に書いた通り、Android 4.1がプリインストールされており、1280×800ドットのHD液晶で約9時間HD動画を連続で楽しめます。「Googleのあらゆるサービスを体験するのに最適なデバイス」(ヒューゴ氏)です。


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初めてGoogle Chromeが標準ブラウザーに

まず、Webブラウザー「Google Chrome」が紹介されました。既にAndroid 4.0以降専用アプリとして提供されている同ブラウザーですが、標準のブラウザー、という位置付けではありませんでした。Nexus 7では、Android端末としては初めて標準ブラウザとしてChromeが採用されています。


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音声検索が改善されました

これは、Android 4.1の改善点ではありますが、音声検索機能が充実しているのも特徴です。検索結果画面がリニューアルされて、非常に見やすくなっています。


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Google Nowも使えます。

これまたAndroid 4.1限定機能ではありますが、スケジュールや現在地情報などから、必要な情報を自動表示するパーソナルアシスタントサービス「Google Now」も使えます。


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今日からスタートした「ブックス」も快適です

今日から、Google Playにおいて「ブックス」(電子書籍)のサービスが開始となりましたが、Nexus 7ももちろん対応しています。書籍データはダウンロードすることも可能で、同じGoogleアカウントであれば、購入した書籍の共有することもできます。しおり機能もあるので、続きを別のデバイスで、ということも可能です。閲覧はAndroidのほか、パソコン、iOS(iPhone、iPod touch、iPad)、一部を除く電子書籍プレーヤーに対応しています。


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地味に日本でも映画が“買える”ようになった「ムービー」

Google Play ムービーは去年の12月からサービスが始まっていますが、今まではレンタル(視聴可能期限が設定されている形態)のみ提供されていました。今日からは、ソニー・ピクチャーズとパラマウントが提供する映画に限定されますが、購入(視聴可能期限なし)が可能になりました。地味に便利になりました。


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クアッドコアCPUでゲームも快適!

Nexus 7は、CPUとして「NVIDIA Tegra 3」の1.2GHz品を採用しています。その処理能力を活かしたゲームも楽しめます。その例として、スクウェア・エニックスの「ケイオスリングス」とセガの「ソニック・ザ・ヘッジホッグ 4」が紹介されていました。


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お値段はリーズナブルな1万9800円

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大手家電量販店でも10月2日から販売します

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期間限定で2000円分のGoogle Play利用権が付きます

気になる価格は、1万9800円。高性能な割になかなか割安です。今日からGoogle Playで購入可能なほか、10月2日からはベスト電器、ビックカメラ、エディオン、上新電機、ケーズデンキ、コジマ、ヨドバシカメラの店頭でも購入可能になります。10月30日までに、Google Walletの支払い方法が登録されているGoogleアカウントでアクティベートすると、2000円分のGoogle Play利用権がプレゼントされるキャンペーンも実施されます。

記事執筆:せう


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