新しいOptimusは使いやすいハイスペックスマホだ |
既報の通り、NTTドコモは22日、2013年春に発売する予定の新モデル「2013年春モデル新商品・新サービス発表会」を行い、LGエレクトロニクス製のスマートフォン「Optimus G Pro L-04E」(以下、L-04E)を4月上旬以降に発売すると発表した。
同発表会の展示会場において、L-04Eの展示機を試すことができたので写真と動画で紹介する。
L-04Eの外観の特徴は、狭額設計の5インチフルHD(1080×1920ドット)ディスプレイとハードキーとなったホームボタンだ。さらにガラス面とタッチセンサーを一体化する技術によって液晶パネルがガラス面に近づき、狭額設計と相まって前面が液晶パネルそのものと言った印象を受ける。
フルHDの5インチディスプレイを搭載したことで気になるサイズだが、約139(高さ) × 70(幅) × 10.0(厚さ)mm、重さ160gとなっている。狭額設計とは言え横幅が70mmもありさらに厚さ10mmだが、背面は角を多く落とした丸いフォルムとなっているため手にフィットする。流石に5インチなので片手で全てを操作するのは厳しいと感じた。
「Optimus G L-01E」ではタッチセンサーだったホームキーがハードキーとなった事で、ウエイクアップ操作をホームキーで行うことができるようになり利便性が向上している。ちなみにL-01Eは側面のボリュームボタン下でウエイクアップができるので、比較的押しやすい方であった。
ボディーカラーはIndigo BlackとPlutinum Whiteの2色。カメラは背面に約1320万画素、前面に約240万画素の裏面照射型CMOSセンサーが搭載されている。
Platinum Whiteは光にマットな質感でIndigo Blackは光沢仕上げとなっている。大容量3000mAhのバッテリーは内蔵となっており交換することはできない。
本体上面には左角にアンテナ、赤外線ポート、イヤフォン端子がある(Indigo Black)、下面にはUSB端子がある。
赤外線ポートは、QリモコンでAV機器をコントロールする際に一般的なリモコンと同じような持ち方で操作できるようにデザインされている。
左側面には電源ボタン、ボリュームボタン、microSD/miniUIMスロットがカバーの中にある(Indigo Black)、右側面にはストラップホールがある。
カバーを開くとmicroSD、miniUIMスロットが重なってレイアウトされている。microSDはmicroSDXCの64GBに対応する
L-04EとL-01Eの比較。L-04Eは一回り大きくなっているが、背面のラウンド形状により持ち心地はL-04Eの方が良いと感じた。
CPUにはクアッドコアのAPQ8064 1.7GHz、ROM 32GB/RAM 2GBが搭載されたハイスペック端末だ。
クアッドコアのパワーが活かされるQスライド機能がさらに進化し、動画の自由な位置/サイズ、透明度の設定が可能となり使い勝手が向上した。その他Qスライドに対応したアプリとしてブラウザやステーショナリー系のアプリが用意されている。ブラウザを表示しながらメールを作成すると言った使い方もできる。
その他、下り最大100Mbps及び800MHzの周波数帯を使用したxiサービスに対応、NOTTV、ワンセグ、おサイフケータイ、NFC TypeA/Bに対応する。
L-04Eは防水ではなくなったものの、スペック的に不満点がないハイエンドらしい端末だ。ハードキーとなったホームボタンや押しやすい側面にレイアウトされた電源ボタン、ラウンドした背面など使い勝手に関しても満足度の高いスマートフォンと言える。5インチのサイズ/操作感をよしとするならイチオシしておきたいスマートフォンだ。
NTTドコモ Optimus G Pro L-04E
■主な仕様
寸法 (高さ×幅×厚さ:mm) | 約139×79×10.0mm |
質量(g) | 約160 |
3G連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 未定 |
LTE連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 未定 |
GSM連続待受時間(静止時[自動])(時間) | 未定 |
連続通話時間(3G/GSM)(分) | 未定/未定 |
連続テレビ電話時間(分) | - |
モバキャス連続視聴時間(分) | - |
メインディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦 通称]、種類、発色数) | 約5.0インチ 1080×1920 FullHD TFT液晶 1677万色 |
サブディスプレイ (サイズ、ドット数[横×縦]、種類、発色数) | ー |
バッテリー容量 | 3000mAh (内蔵式) |
ROM/RAM | 32GB/2GB |
外部メモリー (最大対応容量) | microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB) |
外側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約1320万/約1320万 |
内側カメラ機能 (撮像素子種類、有効画素数/記録画素数) | 裏面照射型CMOS 約240万/約240万 |
CPU (チップ名/クロック) | APO8064/1.7GHz クアッドコア |
OS | Android 4.1 |
「Xi」(クロッシィ)(LTE) | 100Mbps/37.5Mbps |
FOMAハイスピード (HSDPA/HSUPA) | 14Mbps/5.7Mbps |
Wi-Fi(無線LAN) | ◯ |
防水/防塵 | ー/ー |
色 | Platinum White Indigo Black |
※今回試した展示機は発売前のバージョンであり製品版では仕様が異なる場合があります。
記事執筆:mi2_303
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