ハイスペックなデザインスマホ「INFOBAR A02」は買いだ! |
既報の通り、KDDIおよび沖縄セルラーは24日、2013年春に発売予定の新モデルとしてHTC製の「INFOBAR A02(インフォバー・エーゼロニ)」(以下、A02)を2月中旬以降に関東および沖縄から順次発売することを発表した。
同日、都内で開催された「INFOBAR発表会」で、展示機を試すことができたので2回に渡って紹介していく。まず今回は外観編としてA02の特長的な外観写真を中心に基本機能などを紹介する。
本体正面
本体背面。左から「NISHIKIGOI」「ICE GRAY」「AOAO」
本体正面ディスプレイ周囲のベゼル部分はいずれもブラックで、カラーバリエーションを見分ける部分としては、側面から背面部分となる。A02のカラーバリエーションは「NISHIKIGOI」「ICE GRAY」「AOAO」の3色展開。
INFOBARといえばNISHIKIGOIだが、次いで市松模様を採用した「ICHIMATSU」もINFOBARの中では連想しやすいカラーバリエーションと言えるだろう。今回はハードキーが少なく、前面のディスプレイ部分には全くないため、市松模様の再現が難しいためバリエーションには含まれなかったのだという。
また、2001年に発表されたコンセプトモデル「info.bar」から毎回の製品版INFOBARにおいて、ブルーは候補に上がっているというものの、今回のA02のような濃い、はっきりとしたブルー色がラインナップされたのは初めて。
本体サイズは約70(W)×138(H)×9.7(D)mm、重量は約147g、ディスプレイは、約4.7インチのCG-Silicon TFT液晶を搭載する。
本体正面向かって左側面(画像上)と右側面(画像下)
本体上部側面(画像上)と下部側面(画像下)
本体向かって左側面にはボリュームキー(上下キー)とファンクションキーを備え、INFOBARのロゴ表記が、右側面には充電台ようの設定、auのロゴ表記がある。上部側面には電源キーと3.5mmイヤホンジャック、下部側面にはマイクと型番のA02が表記されている。
ディスプレイの上にはサブカメラを搭載。通知バーには「LTE」の表示
ディスプレイ下部
本体正面の上部には、広角撮影が可能な約210万画素のCMOSカメラを備えている。ディスプレイ上部の通知バーには「LTE」の表示もあるように高速通信規格「LTE」によるauのデータ通信サービス「4G LTE」に対応する。
ディスプレイ下部には、「バック(戻る)」「ホーム」「タスク」の3つのタッチキーが用意されており、本体前面には物理的なハードキーは搭載されない。
本体背面
本体背面には約800万画素のCMOSカメラを搭載するほか、ライトや赤外線通信ポート、FeliCaポートを搭載する。国内向けに需要の高い「おサイフケータイ」に加え「NFC(Near Field Communication)」もサポートしている。
カバーで覆うことができるmicroUSB端子
電池カバー、電池パックを外したところ
A02はIPX5およびIPX7等級の防水性能、IP5X等級の防塵性能に対応しているため、上部側面のmicroUSB端子のカバーと背面の電池カバーの裏には液体などの侵入を防ぐパッキンが取り付けられている。
電池パックを外したバッテリーボックス内にmicroSIMスロットとmicroSDカードスロットを搭載する。microSDカードは、microSDHCの32GBまで対応している。また、電池容量は2100mAhと大容量のものを使用している。
ストラップは引っ掛けるタイプ
ストラップ装着時
電池カバーを外し、本体の下部を見るとストラップを引っかける部分がある。ストラップ紐をここに通して電池カバーで閉じることにストラップもしっかり装着することが可能。
ストレージ(画像左)とソフトウェア情報(画像右)
内部ストレージは16GBを用意しており、展示機で確認したところ、空き容量は約11.16GBあった。Androidのバージョンは4.1.1(開発コード名:JellyBean)、HTC Senceは「HTC J butterfly HTL21」(以下、HTL21)と同じく4+を搭載する。CPUはMDM9615+APQ8064(1.5GHz駆動)クアッドコア、RAMは1GBを搭載。
そのほか、ワンセグ、Bluetooth(ver.4.0)、Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n、2.4GHz/5GHzに対応し、テザリングによるWi-Fi搭載機器の同時接続台数は最大で8台まで、WIN HIGH SPEED、グローバルパスポート(CDMA/GSM/UMTS/GPRS)、安心アクセス for Android、緊急速報メール、auスマートパスに対応するなどauスマートフォンとしてはほぼ全部入りのスペック。
HTC製のA02は、HTL21とほぼ同等のスペックで、画面サイズが5インチから4.7インチに若干小さくなった点、RAMが2GBから1GBになった点以外は、バッテリー容量は2020mAhから2100mAhに容量アップや、IPX7等級の防水性能、IP5Xの防塵性能に対応するなど、しっかりと進化している部分も多い。
最後に再起動からのメニュー画面、カメラ機能、高速連写、アニメーション表示のOFF設定などを試した動画を紹介する。
S-MAX:HTC製「INFOBAR A02」ファーストインプレッション
次回は、UI(ユーザーインターフェース)やハードウェアでの特長的な部分をまとめて紹介する。
■主な仕様
基本スペック | |
---|---|
商品名 | INFOBAR A02 |
OS | Android 4.1 |
メーカー | HTC Corporation |
ディスプレイ | 約4.7インチ |
重量 | 約147g |
カメラ | メインカメラ: 約800万画素/CMOS サブカメラ: 約210万画素/CMOS |
電池容量 | 2100mAh |
サイズ | 約70(W) ×138(H) ×9.7(D) mm |
メモリ | 約16GB(ROM)/約1GB(RAM) |
連続通話/待受時間 | 約900分/約430時間 (LTE)、約450時間 (3G) |
カラー | NISHIKIGOI、ICE GRAY、AOAO |
外部メモリ | microSDHC(最大32GBまで) |
対応サービス・機能 |
---|
Eメール(@ezweb.ne.jp) |
SMS |
ワンセグ |
おサイフケータイ |
NFC |
赤外線通信 |
Bluetooth(ver4.0 BLE) |
Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n) |
Wi-Fi(2.4GHz/5GHz) |
Wi-Fiテザリング(最大接続数8台) |
4G LTE |
WIN HIGH SPEED |
安心アクセス for Android |
グローバルパスポート |
緊急速報メール |
auスマートパス |
防水(IPX5/IPX7等級) |
記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)
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