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スマホ向けキーボードとしてはなかなかいい感じ!

ソフトバンクモバイルから発売されているモトローラ・モビリティ製のAndroidスマートフォン「RAZR M 201M」(以下、201M)をMNPで購入し、その際の「のりかえ割」対象により特典をゲットした事をお伝えしたが、その中の一つ「SoftBank SELECTION Wired Keyboard for Android (型番:SB-KB06-WUSB/BK)」(以下、Wiredキーボード)を実際に使ってみたので使用感や対応機種などについてレビューする。

■Wiredキーボードって何?
前回も少し触れたが、Wiredキーボードは、2012年8月24日に発売されたAndroid向けの有線接続型キーボードで、USBケーブルでスマートフォンとキーボードを接続することで、文字入力や各種操作がキーボードで操作できる。「SoftBank SELECTION」の取扱店および公式のオンラインショップで購入することができ、価格はオープンだがオンラインショップでは3,980円で販売されている。

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パッケージ表面(画像左)と裏面(画像右)

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内箱を開けたところ

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Wiredキーボード本体と同梱品

パッケージの裏面には製品の仕様が記載されており、開けるとWiredキーボード本体などが収められている内箱が入っている。内箱を開けるとWiredキーボード本体とスマートフォンと接続するための専用microUSBケーブルが1本、Wiredキーボードを収納するための専用ポーチが1個、保証書付きの取扱説明書が1枚同梱されている。


■接続方法
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USBケーブル

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正常に接続できればランプが光る

microUSBケーブルは、Wiredキーボードに接続する側とスマートフォンに接続する側が分かるようになっている。反対に接続すると動作しないので、接続する側を間違えないように注意が必要。Wiredキーボードは電源を必要とする仕様だが、ACアダプタからではなく、スマートフォンから電源を取る。

スマートフォンと正常に接続できれば、Wiredキーボードに2つあるランプの右側が点灯する。他のデバイスや異なるケーブルを接続して動作しない際はこのランプが点灯しない。ちなみに左側のランプはCaps LockがON状態の際に点灯する。


■使用感と専用キーやショートカット
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Twitterアプリで文字入力をしてみた

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使用イメージはこんな感じ

文字入力は若干特殊で、スマートフォン側のソフトウェアキーボードが表示中は日本語入力が可能で、ソフトウェアキーボードを非表示にすると英数入力が可能。ただし、接続する機種や入力システム、文字入力する際のアプリによっても若干動作が異なる。

Androidの場合はそもそも文字入力の方法が変更できるので、その点で共通した操作方法が実現できないのがこのWiredキーボードを活用できるか、もしくは活用したくなるかどうかがカギになってくる印象だ。

キーボードのキー自体は押しやすく入力するのに不便を感じないが、やはり日本語と英数の切替がポイントになってきそだが、慣れの問題かもしれない。


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Android用に専用キーを搭載している

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16個のホットキーを搭載

商品名に“for Android”とあるように、Androidを操作するための専用キーを設けいる点が最大の特長といえる。キーボードの左上ににはロック、ホーム、戻るのキーが用意されており、キーボード操作でスリープ画面にしたり、ロック解除画面を表示させたりすることもできる。他にもGoogle検索のキーや、音楽の再生、早送り、早戻しなどのキーも備える。

また、テキストの切り取り、コピー、貼り付けのキーも上部に搭載されているが、実は、「Ctrl+X」「Ctrl+C」「Ctrl+V」のショートカットにも対応している。テキスト選択も上下左右のキーで範囲指定できるので、ショートカットキーと合わせると、画面操作をするよりも遥かに便利でPCライクな操作ができ、この点は非常に好印象だ。


■タブレットでの利用
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背面

Wiredキーボードは折りたたみ式になっており、スマートフォンを設置する台は2段階に角度調整できる。この台は折りたたんで収納できる。

ただ、スマートフォンを置いてみると、Wiredキーボードのサイズと釣り合わない印象を受けたので、動作確認も兼ねて7インチタブレットでの使用感を試してみた。


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Nexus 7

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AQUOS PAD SHT21

ASUS(エイスース)製のAndroidタブレット「Nexus 7」をセットしてみたところ見た目にもしっくりいった。文字入力も問題なくできたが、文字入力方法はデフォルトキーボードに設定して利用するのが一番無難な動作だった。

シャープ製のAndroidタブレット「AQUOS PAD SHT21」(以下、SHT21)もなかなかおさまりが良い。ワンセグ機能を搭載しているので、“テレビ台”代わりに利用することもできる。と言ってもSHT21には専用の充電台が同梱されているので、テレビ台だけではもったいないが、Nexus 7も含めタブレットでの動画視聴やWeb閲覧の際にはちょうどよい“本体台”として利用できるのは間違いない。

5インチクラスのやや大きめスマートフォンや7インチクラスの小さめタブレットがサイズ的にはしっくりとくる印象を受けたので、筆者も何故か最近の7インチタブレットが欲しくなってきてしまった。

なお、製品の対応機種は公式には、ソフトバンクの「AQUOS PHONE 104SH」「AQUOS PHONE Xx 106SH」「PANTONE 5 107SH」および一部動作しない条件付きで「ARROWS A 101F」となっているため、その他の機種やデバイスで利用する場合は動作も含めて保証対象外となる。

筆者の手元にあるAcer(エイサー)製のAndoridタブレット「ICONIA TAB(アイコニア・タブ) A500-10S16」で試したところ、microUSBケーブルを接続してもランプの点灯すらせず全く動作しなかった。

Wiredキーボードの仕様上、デバイス側のmicroUSBがホスト機能に対応していない、バスパワーに対応していない、そもそもmicroUSB端子がないデバイスは利用できないという認識でよいだろう。


■Windows 8タブレットで利用
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Windows 8のタブレットでも試してみた

Androidではないデバイスでは動作するかを検証するために、OSにマイクロソフトの「Windows 8」を採用したASUS(エイスース)製の「ASUS VivoTab Smart ME400C」(以下、ME400C)を接続してみたところ普通に利用できた。

もちろんAndroid用の専用キーは利用できないが、文字の入力や画面操作はむしろこちらの方が快適とも感じた。もちろんWindows 8向けのアプリにより操作は異なるなどはあるが、全く使えない訳ではないことが確認できた。


最後に、一連の操作およびME400Cでの動作などを解説付き動画で紹介する。


S-MAX:SoftBank SELECTION Wired Keyboard for Android


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