スマホでPhotoshop。たったの450円

写真や画像を加工する本格的なクリエイティブツール「Photoshop」のスマートフォン版が発売となりました。明るさ、色調整、トーンカーブなど基本機能の他に、範囲選択、レイヤーなど高度な編集機能も備えています。

今回は、AndroidとiPhoneに対応した、スマートフォン版「Photoshop Touch for phone」を紹介したいと思います。

■Photoshop Touch for phoneはどんなアプリ
画像編集アプリ基本は、写真や画像の明るさや彩度、コントラストを調整して写真を仕上げることですが、Photoshopの場合は選択範囲のみに効果をかけたり、選択範囲を抽出してレイヤーとして重ねて加工するなど高度な編集機能を備えています。選択範囲の抽出には、輪郭をトレースする方法以外に、タッチした場所に近い色を選択する自動選択ツールやブラシ選択ツールなど便利な機能も搭載されています。

さらに明るさや彩度などの基本調整以外に、アート系のフィルターや写真向けの個性的なフィルターなども用意されており、それぞれの効果をスライダーで調整して強弱をつけることも可能です。

そのほか指先で操作するタッチパネル向けに指先から離れた場所にポインターを表示し、正確に操作を行えるポインター表示機能があります。また、GALAXY Noteシリーズのタッチペンに対応しており、筆圧や彩度のボタンなどの機能を使って編集することも可能です。

01
サムネイル表示で分かりやすい画像加工メニュー

02
特殊なフィルターメニュー。種類はパソコン版とほぼ同じ

03
指先で使いやすいようタッチした先にツールが表示される。
画面左下の丸いボタンがパソコンのマウスクリックと同じ動作となる


■Photoshop Touch for phoneはどうなの?
一般的なフィルター系のアプリと違って、トイカメラ風に一発で変換というようなお手軽な使い方はできず、写真の中の一部分を消したり、空の青さだけを修正したりなど細かい作り込みをしたい人向けと言えます。

パソコン版のPhotoshopとの大きな違いは、本体のカメラ機能を使って編集元の画像を取り込んだり、重ね合わせするレイヤーや選択範囲の中にカメラ機能を使って撮影して取り込む事ができるスピード感です。

操作に関しては、ポインター表示機能を利用することで正確な操作が可能となりますが、両手操作が必要となり慣れが必要です。

GALAXY Noteなどのタッチペン操作は、パソコンのマウス操作に比べ、より正確に選択範囲の描画が可能で理想的な操作系といえます。ただし、タッチペン操作のみに切り替える事ができないため、手が触れないように気を遣う必要があります。

Adobe Creative Cloudへ登録することで編集データを他の端末、パソコン版Photoshopで作業を完了させることも可能です。

お手軽加工ツールではありませんが、写真をこんな風に加工をしてみたい、本格的な2Dグラフィックスを作成したいと言った目標を持っている人にオススメのアプリです。

記事執筆:mi2_303



[Image] QRコードアプリ名:Photoshop Touch for phone
価格:450円
カテゴリ:写真
開発者:Adobe Systems
バージョン:1.0.0
ANDROID 要件:4.0以上
Google Play Store:http://play.google.com/store/apps/details?id=air.com.adobe.pstouchphone

btn_android


[Image] QRコードアプリ名:Adobe Photoshop Touch for phone
価格:450円
カテゴリ:写真/ビデオ
開発者:Adobe
バージョン:1.0.0
条件:iPhone 4S、iPhone 5 および iPod touch (第5世代) 互換 iOS 6.0 以降が必要 iPhone 5 用に最適化済み
iTunes Store:http://itunes.apple.com/jp/app/id589440659?mt=8

btn_itunes



■関連リンク
エスマックス(S-MAX)
エスマックス(S-MAX) smaxjp on Twitter
S-MAX - Facebookページ
Androidアプリ 特集 S-MAX - ライブドアブログ
iPhoneアプリ 特集 S-MAX - ライブドアブログ